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円安で進むインフレ 事業規模13兆円という物価高対策の矛盾(前編)リバティーweb

2022-07-23 08:16:31 | 政治行政

円安で進むインフレ 事業規模13兆円という物価高対策の矛盾(前編)

 

《本記事のポイント》

  • 物価高対策に事業規模13.2兆円!?
  • 利上げによるインフレ対策さえできないのはなぜか
  • 政府は巨額の借金の利子さえ返せない

 

円は11日、1998年9月以来24年ぶりに137円の最安値をつけた。ユーロや新興国の通貨も下げが加速しているため、今後、世界をインフレが覆いかねない状況になってきている。

 

日本は、内需拡大を諦め、輸出主導で景気回復を図るという政策を長年続けてきたため、円安は肯定的に捉えられていた面がある。

 

だが状況は変わった。円安のメリットは自動車などの一部の業種にとどまり、むしろ食料品や資源の輸入コスト増によるマイナス面が大きくなりつつある。

 

円安を加速させている要因は、経常赤字の悪化のほか、アメリカが量的縮小を決定しているのに対して、日銀が量的緩和の維持を続けていることや、利上げを行うアメリカとの金利差が挙げられる。

 

 

物価高対策に事業規模13.2兆円!?

この物価高への対策として政府は4月26日に、事業規模13.2兆円の総合緊急対策をまとめ、以下の4点の物価高対策を行うと発表した。

  • (1)原油高騰対策に1.5兆円
  • (2)エネルギーや原材料、食料などの安定供給対策に2.4兆円
  • (3)中小企業支援に6.5兆円
  • (4)生活困窮者支援に1.3兆円

 

この物価高対策が摩訶不思議なのは、国民が使うお金に制限をかけて、需要を抑えることでインフレの火種をこれ以上大きくならないように抑えるべき時に、お金をばら撒いて、火に油を注ぐかのように、需要を喚起することである。

 

前回本欄(関連記事)で触れたように、アメリカではオバマ政権で大統領経済諮問委員会(CEA)委員長を務めたケインズ経済学者のジェーソン・ファーマン氏も、お金の量を増やして消費者の需要を高める政策は、物価上昇を招くことになるとして、物価高対策として貨幣供給量を増やす政策に反対している。

 

したがって政府の「事業規模」という発想自体が、「お金を刷りすぎたためにインフレを招いた」という、インフレの根本原因を捉え損ねている。

 

過剰な政府支出が、インフレの主たる引き金になっていることは、ラッファー博士が、2022年8月号のインタビュー(「アメリカはインフレから不況〔スタグフレーション〕に向かう」)で指摘している通りである。

 

またこの政策は、バイデン米民主党政権内の極左が推進する政策と方向性が同じで、共和党の側から徹底的な批判を浴びせられているものである。

 

共和党側は、多額の国債発行でバラマキを行ってきた政権のツケが、インフレという形で国民に跳ね返ってきたことを訴え、責任を政府に取らせる構えである。日本にはそのような論調がほとんど見られない。

 

 

利上げによるインフレ対策さえできないのはなぜか

残念なことに、この物価高対策は「円安から生まれる副作用としての物価高」への対応策に留まっていることを忘れてはならない。

 

先にも触れたように、インフレの根本要因は、各国政府がコロナ対策に予算をつけるために、中央銀行がお金を刷って協力したからである。つまり政府の財源づくりに、中央銀行があたかも"共犯者"のごとく協力してきたことにある。

 

金利差からも円安が高進している。ならばインフレが高進しつつある日本でも、インフレ対策として米連邦準備制度理事会(FRB)と歩調を合わせて利上げと量的引き締めに踏み切ることが一つの対策となり得る。

 

 

政府は巨額の借金の利子さえ返せない

しかし中央銀行の金利の上げ下げによる物価対策さえできないのが日本である。

 

量的引き締めのために日銀が買い込んできた「国債」を手放して、市場への国債の供給が増えると、国債の値段が下がり金利は上昇してしまう。

 

金利の支払いをする政府は、借金の返済額が増えるため、財政赤字が膨らんでしまう。

 

大川隆法・幸福の科学総裁は、この中央銀行の問題点について7月7日に行われた法話「甘い人生観の打破」において、こう指摘した。

 

日銀がゼロ金利を続けている理由は、政府の借金が大きくならないようにするためなんですよ。政府の借金の利子が高くなったら、返せなくなってもっと膨らんでいきますから。国策として上げることができないでいるんです

 

だからこそ政府は円安に対し「物価高」という副作用に対処するしかなくなっているのだ。

(後編に続く)

 

【関連書籍】

 

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【関連記事】

2022年7月10日付本欄 米経済不況脱出の鍵は減税による経済成長 減税へと舵を切り始めた州政府(後編)

https://the-liberty.com/article/19691/

 

2022年7月1日付本欄 バイデン政権が米経済を不況に陥れる FRBだけではインフレ退治の傷が大きくなりすぎる (前編)

https://the-liberty.com/article/19668/

 

2022年5月22日付本欄 イーロン・マスク氏「今年は共和党に票を入れる」 「インフレ」を契機に企業家がバイデン批判に転じ始めた

https://the-liberty.com/article/19533/

 

2022年6月5日付本欄 バイデン大統領のWSJのコラムは大本営発表 虚偽に満ちた経済的成果を誇り、インフレを「ロシア」「富裕層」のせいにするバイデン氏

https://the-liberty.com/article/19591/

 

2022年6月12日付本欄 物価高という「目先の印象」に惑わされると危険! 通貨価値の安定こそ繁栄の鍵

https://the-liberty.com/article/19607/


岸田首相「冬に原発9基稼働」発言も消費電力の1割、夏・冬にも電力逼迫か?電力危機列島ニッポン、原発再稼働が進まない3つの理由。(釈量子)【言論チャンネル】

2022-07-21 20:35:58 | エネルギー問題

岸田首相「冬に原発9基稼働」発言も消費電力の1割、夏・冬にも電力逼迫か?電力危機列島ニッポン、原発再稼働が進まない3つの理由。(釈量子)

【言論チャンネル】


国連科学委員会の福島の結論 リバティーwebより

2022-07-21 07:08:08 | エネルギー問題

国連科学委員会が福島原発事故の「放射線被曝を原因とする健康被害は認められない」と改めて示す 日本は本格的な原発再稼働を

 
福島県大熊町。原発事故による帰還困難区域は今も立ち入りが規制されている。

《ニュース》

2011年に発生した東京電力福島第1原発事故による影響を調査してきた国連科学委員会のメンバーが19日、東京都内の日本記者クラブで会見し、「放射線被曝を原因とする健康被害は認められない」とする解析結果を示しました。

 

《詳細》

同委員会は世界の放射線医学などの専門家が参加。500本超の論文や調査を基に、昨年3月に報告書をまとめており、住民や科学者らに解説するために来日しています。

 

報告書では、住民の避難経路などを精査した結果、被曝線量は高くないと推計しており、会見ではギリアン・ハース前議長が、「(データ上は)放射線被ばくが直接影響した健康被害はない」との見解を改めて示しました。調査には最新のデータを基に独立した立場の多数の専門家が関わっており、「今後結論が大きく変わる可能性は低い」と強調しています。

 

同氏は将来的ながん発生率への影響も「識別できる水準になるとは考えにくい」とし、事故後に周辺で子供の甲状腺がんの診断数が増加したことは「広範囲に及んだ高感度スクリーニングの結果」と結論付けました。

 

《どう見るか》

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動画を全編みたが、

朝日ともう一社の質問が、痛い。

なんとかして、不安をあおってやるために、不安材料を探すために質問したが、見事撃沈。


チャイナチの実態  日本をこのようにしたくない。リバティーwebより

2022-07-15 07:29:34 | 中韓問題

中国が「表情・脳波・皮膚から共産党への忠誠心を測るAI」を開発 『1984』で描かれた"表情犯罪"が現実のものに

 
合肥総合性国家科学センター人工知能研究院のHP。

《本記事のポイント》

  • 大型スクリーン前で党のプロパガンダを見ると……
  • 「表情」が処罰対象になるオーウェルの世界が目の前に!?
  • 「内心の監視」はウイグルですでに進んでいる!?

 

中国の公的研究機関が、共産党員の忠誠心を測定するAIを開発・テストしていると明かし、波紋を呼んでいる。

 

 

◎大型スクリーン前で党のプロパガンダを見ると……

問題となっているのが、安徽省にある合肥総合性国家科学センター。中国の主要な科学開発拠点の一つであり、省と中国科学院の両方から指揮を受けている。その中にある人工知能研究院が、中国共産党結党記念日を受けて制作したPR映像に、恐ろしい研究内容を紹介していたのだ。

 

それは、共産党員の表情や脳波を分析し、「思想・政治教育の受容度を判別する」というシステム。

 

映像では、党員が「スマート政治教育バー」と書かれたガラスの部屋に入り、大型スクリーンの前に座って党の政策や実績を宣伝する記事を見る。その間、党員は顔の表情、脳波、皮膚の電気反応などを測定される。その測定値をAIが抽出・統合し、思想・政治教育の集中度、認識度、習得度をスコア化。その人物が、どれだけ「党員が共産党に感謝し、言われた通りに行動し、その指導に従うか」を測定できるという。

 

映像ではこの技術が「党員の活動の質」を確保し、「党の建設に寄与する」とアピールしていた。

 

この動画は公開後、すぐに削除されたという。

 

 

「表情」が処罰対象になるオーウェルの世界が目の前に!?

中国ではすでに数億台の監視カメラが設置され、AIによる顔認証で常に人々の行動が補足されている。さらにはSNS上での発信内容や友人関係、購入履歴などもチェックされ、「信用」スコアが付けられるなど、常軌を逸した監視社会で知られる。

 

だが、「言動」のみならず、その「感情」までを読み取り、内面の思想・信条までを監視する技術ができつつあるとすれば、ジョージ・オーウェルのディストピアSF小説『1984』の世界が極めて忠実に再現されようとしていることになる。

 

同著には、洗脳媒体であり監視手段でもある「テレスクリーン」に、表情までもが見張られている描写がある。以下のような記述だ。

 

「公共の場所にいる時、あるいはテレスクリーンの近くにいる時に物思いにふけるということは恐ろしく危険なことだった。きっかけはどんなに小さくとも連れ去られるきっかけになり得る。神経質な体の動き、無意識にでる不安げな表情、思わず出るつぶやき……全てが異常性や隠し事の兆候を示してしまうのだ。どんな場合であれ不適切な表情を顔に浮かべることはそれ自体が処罰の対象になる犯罪なのだ。それを指す言葉さえニュースピークにはあった。表情犯罪。それはそう呼ばれた」

 

先述のシステムが党内、あるいは国内で広がり、対象者となる党員や反乱分子予備軍とされた人物、もしくは収容所に入れられた洗脳対象者がスクリーン前で「不適切」な表情を見せれば、何らかの不利益や罰を与えられることになる。これはオーウェルが描いた「表情犯罪」そのものだ。いや、脳波や皮膚の電気反応までを観測されるという点で、オーウェルの想像の上を行っているかもしれない。

 

 

「内心の監視」はウイグルですでに進んでいる!?

「実用化は遠い」と思いたいが、残念ながら「内面まで踏み込んだ監視」は、ウイグルの強制収容所ですでに"導入"されている。

 

技術面で言えば、ウイグル人拘留者が感情検出カメラの実験台にされていることを、2021年にBBCが報じている。被験者は拘束椅子に金属の拘束具で手足を固定され、3メートル離れた高度なセンサーを有したカメラにさらされる。これで表情から肌の毛穴の微細な変化まで検知・分析されるという。

 

内面の洗脳度を炙り出すこと自体は、収容所において日常的に行われていると思われる。

 

その他の証言によると、モンゴルキュレ県のある強制収容所で、管理者たちは女性収容者たち百数十人をホールに集め、そのうちの一人を輪姦したという。そして目を伏せ、拳を握るといった怒りや戸惑いの表情を見せた収容者は一人残らず連れ出され、一人も戻ってこなかった。卑劣な方法で、洗脳度のスキャニングを行った可能性が高い。

 

言動のみならず内面まで監視してその自由を奪うシステムが発達・実用化されることになれば、人類史上類を見ない残虐な事例となる。世界はこの国のAI監視主義の行方を、厳しくチェックする必要があるだろう。


2022年参院選幸福実現党釈量子最後の訴え、あまりに、名文なのでのさずにはいられない。

2022-07-10 08:37:22 | 幸福実現党

2022参院選 幸福実現党・釈量子党首 最後の訴え 「国家存続の危機」の中、この国を守り抜く

 

参院選は9日、選挙戦最終日を迎えた。全国各地を遊説して回った幸福実現党の釈量子党首は、東京・銀座の数寄屋橋交差点で最後の訴えを行った。

 

以下、演説の全文を紹介する。

 

◆ ◆ ◆

 

ありがとうございます。数寄屋橋、ご通行中の皆様、そして、最終日、ご支援いただいてきた皆様、幸福実現党、党首の釈量子でございます。ありがとうございます。選挙戦の最後のマイク納め、この銀座・数寄屋橋を選ばせていただきました。

 

皆様、この日本にとって大切な大切な選挙でございました。この18日間、戦ってまいりましたが、まず皆様、残念な事件が昨日ございました。安倍元首相が凶弾に倒れ、そして、言論を封殺するという大変なテロ行為が起きました。私たち幸福実現党は、この暴挙に断固抗議するとともに、安倍前総理に、心からの冥福、お祈り申し上げたいと思います。

 

皆様、本当にこの日本にとって、今回の選挙、正直、ショックでございます。私、第一次安倍政権の時、真っ白なシャツを着た安倍首相が新橋の駅前で街頭演説をする姿、若いお姿、見たことを感銘をもって思い出しました。

 

私たち幸福実現党、党が立党する前は、応援していたこともございました。中でも日露の絆を深める、そして憲法改正の志を忘れることなく、安保法制の整備に、実現をされた、この安倍総理の功績、皆様、心から感謝申し上げたいと思います。

 

どうか、今回、私たち、最後の最後までこの言論戦を戦い抜かせていただきたいと思っております。ありがとうございます。

 

 

「この国を守り抜く」ために、日露友好の道を

さて今回、幸福実現党は「国家存続の危機」における選挙である、このような志で戦ってまいりました。いや、13年間、この「国家存続の危機」を迎え撃つための立党でございました。2009年、幸福の科学の総裁であった大川隆法総裁が、まさにこの国の政治を正すべく、幸福実現党を立党して13年。13年前は、「北朝鮮の危機」と言っただけで鼻で笑った方も多かったと思います。ところが今、そのような方はいません。そのような危機が今、目前に迫る中、私たち今回の選挙、この国を守るための政策、掲げさせていただいてまいりました。最後に、皆様に、私たちの政策をお訴えさせていただきます。よろしくお願いいたします。ありがとうございます。

 

まず、この度の選挙、一つ目に大事なことは、この国を守り抜くということでございます。皆様、中国、そして北朝鮮に加えて、ロシアの脅威が迫っております。27回、プーチン大統領と首脳会談をしました安倍首相が昨日凶弾に倒れましたが、プーチン大統領はご遺族の方に弔意を表され、そして、この日本に対するメッセージの中に、私たち幸福実現党は、まだ、この日露の絆をもう一度結び直す必要、これを私たち幸福実現党、使命とさせていただきたいと感じました。

 

皆様、この中国と北朝鮮と、ロシアとは違います。このプーチン大統領の信仰心にかけて、私たち幸福実現党は、日露の友好の道を残そうと考えております。なぜならば、このウクライナの戦争の始まり、それはまさに北朝鮮と中国のような、専制国家の理由と違い、まさに領土的野心ではなく、このウクライナの中にいるロシア語をしゃべる方々、この方々の保護のため、安全保障の問題のためだったと、私たちも考えております。

 

ゆえに、このウクライナの戦争を一日も早くやめさせる方向で、この日本は舵を切るべきではないでしょうか。どうか、戦争を一日も(早く)やめさせたい、停戦の仲介、こちらに日本は進むべきだと私たちは考えております。

 

なぜならば、この戦争が長引けば長引くほど、この戦火は、次は核を持つ3つの国(中国、北朝鮮、ロシア)、さらに、次には、パキスタン、イランと、ハルマゲドンまでつないでいくような、このような脅威に結び付いてしまうからです。私たち幸福実現党は、全世界の平和のためにも、この戦争を一日も早く終わらせ、そして、ウクライナの方々がこれ以上亡くなるのを防ぎたいとも考えております。皆様、どうかこの方向で声を上げていきたいと思っております。ありがとうございます。

 

 

中国共産党の脅威に備え、憲法9条の改正を

同時に今、尖閣周辺、さらに台湾周辺で、中国の軍事演習が続いております。私たちこの日本がとるべき道は、主敵は中国、まさに中国共産党の脅威に備えることでございます。まず私たちは、台湾とのつながりをがっちりと結んでいきたいと思います。国と国との、皆様、基本法をつくろうではありませんか。そして台湾とのつながりの中で、台湾を守り切ることができたら、次は、香港、さらにウイグルと、私たちのこの「自由・民主・信仰」の波を逆流させ、あの専制国家の中国をも開放することができるのではないか、私たちはそのようにも思っております。

 

この国を守ることは、当たり前のことです。憲法9条の改正、これをしっかりと皆様と成し遂げてまいりたいと思います。根本的には9条の、この交戦権の否認、軍隊を持つ、この動きに対して、自前の国防軍を持ちたいと思います。いかがでしょう、皆様。

 

さらにこの国を守るためには、二度と核を落とさせないためには、自前の核保有、さらに原子力潜水艦の保持、さらに私たち、この日本を守るための足の長いミサイルの開発、さらにサイバー攻撃への対処と、さまざまなことをしていく必要があります。

 

しかし、国を守る一番大事なものは、武器そのものではありません。この国を守る愛国心、まさにこの国が尊いと思う心、これこそがこの日本の最大の強みではないでしょうか。私たちは自虐史観を乗り越え、この国を守っていきたいと考えております。

 

 

バラマキをやめ、「小さな政府」を目指す唯一の政党

そして、この国を守るためにも、経済の問題も喫緊の課題です。1200兆円の財政赤字、これを皆様どうお考えになりますでしょうか。私たち幸福実現党は、この1200兆円、30年間で増え続けた財政赤字、この責任はまさに自公政権にあると考えております。

 

この日本にとって、選挙のたびのバラマキ、今回もそうでした。「金で票を買う」、まさに天道廃絶、このバラマキ合戦を、私たちは最悪の経済政策だと考えております。このようなことは、断じてやってはいけないことなんです。

 

私たち幸福実現党は、この経済に対して、2つの処方箋を持ってまいりました。1つは「減量」です。腐りきったこの国をスリム化して、「小さな政府」を目指そうではないか、これを訴える、幸福実現党たった一つの政党でございます。徹底して、このバラマキに対して、「No」と言う。

 

さらに、政府の無駄遣いに対して、私たちは口うるさくストップをかけてまいりたいと思います。私たち幸福実現党は、この減量の次に、「減税」を行っていきたいと考えております。なぜならば、この減量だけではなく、次に、民間の力を引き出していきたいと考えるからなんです。

 

 

減税で、「働くのが喜び」という人が増える「勤勉革命」を実現したい

私たちは、岸田首相が考えているような、国家社会主義的な経済政策ではなく、豊かな方から奪い取って、働かない方に手厚い保護をするような不条理ではなく、まさに、働けば働くほど豊かになる、このような減税をしていきたいと考えているんです。

 

例えば、トランプ大統領が大成功した法人税の減税、10%台に下げていきたいと思います。そして、次には、皆様の所得税、累進性を緩和して、ロシアで成功したやり方です。10%、1億円稼いだ人も、1000万円の人も10%、働けば働くほど豊かになる、これを皆さんやった時には、「働くのが喜びだ」、そんな日本人で溢れます。これをもって私たちは「勤勉革命」と呼びたいと思います。この日本が、働くのが好きな日本人であふれかえる。そんな姿を実現していきたいと思っているんです。

 

なぜ私たちはこのような勤勉革命を提唱することができるのか。私たちは、この日本の限界が、まさに学問の限界でもあると知っているからです。マルクス経済学、さらにケインズ経済学。もう、時代遅れです。次に新しい経済学を、私たち幸福実現党、創立者である大川隆法総裁は考えております。

 

今回、「減量の経済学」として、皆様にお訴えしているこの経済は、日本の資本主義の原点である、二宮尊徳翁の考え方そのものでございます。経済と道徳を融合し、そしてこの日本が世界に冠たる国となるべく、もう一度、この経済の力を引き出そうではありませんか。

 

 

財政破たんの危機に対しては、政府の「減量」しか答えはない

皆様、このままでは確実に日本は倒産します。1200兆円の財政赤字だけではありません。昨年の税収67兆円、しかし、歳出、どのくらいお金を使う予算を組んでいるのか。143兆円です。皆様、税収が「身の丈」だとしたら、倍のお金を使う国、普通の企業だったらもう倒産です。この日本は、「自民党幕府」の倒産がもう、目の前に迫っております。

 

それだけではありません。皆様、気になっている年金、こちらも1年間で131兆円かかっております。さらに高齢化が進み、皆様なんと、2040年には、190兆円の社会保障給付費が必要であると言われています。これはウクライナの復興のために、ゼレンスキー大統領が世界に要求したのが100兆円。ウクライナの復興に100兆円必要だ。それなら、日本の社会給付190兆円、これ、戦争を何回もやっているようなお金、これを払い続けることなんかできないんですよ。

 

私たち幸福実現党は、もう見切っております。必ず、この国の財政は倒産します。その前に、やることがあるとすれば、皆さん、「減量」なんです。ここしか答えはないんです。これを言える先見性こそ、幸福実現党のまさに良心とも言うべきものであると私たちは考えております。

 

 

「脱炭素」「マイナンバー」による全体主義から日本を守る

私たち幸福実現党は、今回の選挙、この、国防と経済の危機を申し上げましたが、もう一つ、巨大な巨大な闇が、この日本を今覆おうとしております。それが全体主義の闇です。私たちは、この日本を自由の大国として護り抜いて行きたいと考えております。いかがでしょう。自由こそが、この日本の生き筋ではないでしょうか。

 

この数寄屋橋、私も何度も街頭演説させていただきました。昨年、その前と、コロナ禍で、この銀座周辺のお店、大量に潰れました。私たち幸福実現党は、この政府のコロナ対策で、営業の自由を取り上げるこの国に対して、少なくとも、「抵抗権」を行使する責任があると考えておりました。私たちはどうしても、この国の自由を守るために戦う使命があるんです。私たち幸福実現党しか、この全体主義と戦う政党はありません。ここからが正念場です。

 

まず、私たち幸福実現党は、この国の全体主義から守るために、脱炭素、「気候正義」の全体主義と戦います。CO2だけが犯人ではありません。このようなものに付き合っている国は次々と凋落をしていきます。私たち幸福実現党は、この日本は、脱炭素ときっぱり手を切るべきだと思っております。この脱炭素、中国の高笑いを呼ぶだけ。私たちは、この国の産業を守ろうではありませんか。

 

次に、脱炭素全体主義に続いて、また、大きな闇が迫ってきました。マイナンバーです。皆様、国民監視のシステムとして、今、デジタル庁が進めているマイナンバー、銀行口座と紐づけ、健康保険と紐づけています。これがどれほど恐ろしいことか、誰も分かっていません。次に来るのは資産課税だと私たちは考えています。なぜなら、誰がどのくらい貯金をしているかなんか、政府が知る権利なんか、どこにもないんですよ。

 

そもそも私有財産は自由の根源です。私たちは、このマイナンバーから、皆様の資産を守っていきたいと考えております。皆様、マイナンバー反対いたしましょう!

 

 

コロナ対策には「死生観」が必要

次にコロナ対策です。これも大変な全体主義です。皆様、先ほどの銀座のお店のママさん、実は、お会いした方が言っていました。私、ここで、「抵抗権がある」って言ったら、拍手喝采されたんです。しかしその方のお店、もう潰れてます。私たち幸福実現党は、このコロナ禍で、日本が北朝鮮みたいになるのをもう二度と見たくはございません。

 

皆様、第七波が迫ってまいりましたが、諦めましょう。これは一つの諦めが要るんです。この諦めは、仏教的に言えば諦観(ていかん)と言うべきものなんです。人間はこの世に生まれ、そしていずれ、全員あの世に還っていきます。そのような死生観を持った人でなければ、この、死と生を扱う、この疫病の問題、冷静な判断ができないんです。

 

私たち幸福実現党は、このコロナ全体主義に対して、「No」と言っております。具体的には、感染症の2類相当からインフルエンザ相当の5類に変えて、そして、皆様、ご親族が入院したり、あるいは老人ホームに入ったりして、それでもう終の別れ、さようならというような冷たいこの政策、これを撤回していきたいと思っております。「人の温もり」、これを取り戻したいと考えております。

 

このコロナ対策においては、非常に重要なところです。中国共産党の、コロナの責任、これ、私たちは徹底して追及してまいりたいと思っております。皆様、もう、全世界で5億人半、6億人近い方が感染しました。670、680万人の方が亡くなりました。この巨悪に対して、私たちは、追及の手を緩めることはならないと考えております。それがこれからのサル痘であるとか、さまざまなステルス性の高い生物兵器、これに対する抑止力になると考えているからです。

 

 

LGBTQの過度な保護には慎重になるべき

そして最後に、LGBTQの過度な保護に対して私たちは慎重であるべきだと訴えてまいりました。この声は、これからもっと大きくなると思います。

 

私たちは、全ての人々が仏性を持った仏の子であると信じております。しかしその仏性を持った仏の子は、男性に生まれ、そして女性に生まれたこの人生の修行の一環として、性別が与えられていると考えております。

 

皆様、LGBTQと言われる、この権利拡大の中で、さまざまな不条理が生まれております。次は、(父)親を1と言い、(母)親を2と言う。さらに今度は動物と結婚させるというのか。さらに、子供が次々と結婚前に、「自分は男性になりたいから」と言って、子宮と卵巣を取って、それで男になれるわけではないんです。長い人生の中で、自分の環境を愛し、また、それを抱きしめた時に、人生の意味を見出すことが出来るんです。私たち、これを訴えなければならないと思います。どうか、生まれた性で生き抜くことの尊さ、これを伝えていこうではありませんか。

 

 

「地球を見守る神」のもと、全ての人々の幸福を目指す戦い

以上、私たち幸福実現党は、今回の選挙、訴えてまいりましたことは、全て、私たちは精神的な主柱、つまり、神を信じ、仏を信じ、また、さまざまな宗教で信じる神様の名前は違えども、私たちは、この地球を見守る神がいることを強く信じております。その高度な宗教的な価値に照らすと、何が善で何が悪なのか、これを私たちは、ずっと訴え続けておりました。そしてこれからも訴えていくことになると思います。

 

私たち幸福実現党が今回訴えたことは、皆様方の心に届きましたでしょうか。今回私たちは、知識や情報ではなく、魂の訴えを続けていこうと考えておりました。それは、幸福の科学総裁である大川隆法総裁が、まさに神の声を聴きながら、また政治の指導をする、古代のメシアそのもの、また、東洋で言うところの仏陀そのものである。私たちはそのような、総裁がつくった政党の中で、この日本をどうやって導いていけるのか、どうやったら全ての人が幸福になるのか、これをずっと考え続けてまいりました。そしてこの幸福実現党の戦いは、はるかなる無限遠点まで続いてまいります。

 

どうか皆様、幸福実現党のような政党はもう二度と無いんです。どうか幸福実現党、幸福実現党に、皆様方のお力をお託し頂きますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。ありがとうございます。

 

二枚目の投票用紙には「幸福」、二枚目の投票用紙には「幸福」、そして、各地の選挙区で戦った仲間もいます。どうかご支援ください。本日は比例カーでございますので、「比例は幸福」しか言えませんけれども、何卒よろしくお願いいたします。

 

それでは、マイク収め、最後でございます。皆様、これからの日本を守り切るべく、最後の最後までご支援をよろしくお願いします。ありがとうございました。

 

【関連動画】

幸福実現党 YouTubeチャンネル

https://www.youtube.com/channel/UCQct5yygDq1PBbpaePbdFdg

 

【関連サイト】

幸福実現党 公式ホームページ

https://www.hr-party.jp/

 

【関連記事】

2022年7月8日付本欄 幸福実現党の動画シリーズ【街頭 一問一答】で「もし他国が日本に侵攻したら」「今の日本に必要なのは増税? 減税?」 マイク納め終了後、ライブ配信も!

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2022年6月28日付本欄 日本倒産!? 監視社会で日本がディストピア化? 近未来を警告する幸福実現党のミニドラマシリーズは必見

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2022年6月22日付本欄 国家存亡の危機において「日本に精神的主柱を打ち立てる」 幸福実現党の釈量子党首が第一声

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2022年6月7日付本欄 幸福実現党の釈量子党首が次期参院選に立候補を表明 「政府をスリム化して税収の範囲内で国家運営する『健全財政』が必要」

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2022年6月号 なぜ幸福実現党だけが日本を救えるのか? - PART 1 中国の脅威から日本と世界を守れるのは幸福党だけ

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特に、以下が名分

「地球を見守る神」のもと、全ての人々の幸福を目指す戦い

以上、私たち幸福実現党は、今回の選挙、訴えてまいりましたことは、全て、私たちは精神的な主柱、つまり、神を信じ、仏を信じ、また、さまざまな宗教で信じる神様の名前は違えども、私たちは、この地球を見守る神がいることを強く信じております。その高度な宗教的な価値に照らすと、何が善で何が悪なのか、これを私たちは、ずっと訴え続けておりました。そしてこれからも訴えていくことになると思います。

 

私たち幸福実現党が今回訴えたことは、皆様方の心に届きましたでしょうか。今回私たちは、知識や情報ではなく、魂の訴えを続けていこうと考えておりました。それは、幸福の科学総裁である大川隆法総裁が、まさに神の声を聴きながら、また政治の指導をする、古代のメシアそのもの、また、東洋で言うところの仏陀そのものである。私たちはそのような、総裁がつくった政党の中で、この日本をどうやって導いていけるのか、どうやったら全ての人が幸福になるのか、これをずっと考え続けてまいりました。そしてこの幸福実現党の戦いは、はるかなる無限遠点まで続いてまいります。

 

どうか皆様、幸福実現党のような政党はもう二度と無いんです。どうか幸福実現党、幸福実現党に、皆様方のお力をお託し頂きますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。ありがとうございます。

 

以上

まさに、幸福実現党のような党はもうない。

党組織自体としてあるかもしれない。

しかし、地球神エル・カンターレの本体意識である大川隆法総裁先生が、党総裁をしている時間は、

大川隆法総裁先生が、地上に肉体を持っておられる時間しかない。

あと、個人的には、今回の選挙について、

大川隆法党総裁に、感謝しかない。

それは、党候補者選対スタッフ支持者の皆さんへも同じ。

感謝しかない。

この場をかりて、お礼をのべさせていただきます。

<m(__)m>