『黒幕と言われた男』の著者の戯言

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永らくのご無沙汰のあと

2016-06-01 14:39:18 | 日記

 少し怠けただけのつもりが1ケ月以上更新していなかった。

書くことがなかったのではなく、ありすぎて文章化が追いつかなかった。

そのうえ体の不調に悩まされた。3月はじめのある日 朝目覚めたたら天井が

ぐるぐる回っている。立ち上がれば壁や本棚がゆらゆらしてる。こんな恐ろしい日が

続いて注射と服薬でようやく治まったがまだ心身がしっかりしないでふらついている。

何をする意欲もなくろくろく掃除もしていない。ただぼーっとテレビを見るともなく見ている。

 この状態を嘆いたら孫が「おばちゃんは今まで頑張りすぎたからそんなことがあってもいいよ」と

慰めてくれる。ついに孫に慰められる年になったことを実感。ここ2~3日は原因もなく腰痛がきて

 カイロと鍼治療にお金と時間をとられている。それでも映画は3本も見た。

「スキャナー」これは「スポットライト」を観るつもりで出かけたのに満席だったので変更した。

犯罪被害者の遺留品から被害者の声を聞く能力のある人物が主人公で狂言師の野村萬歳が演じている。

分野は違っても体を使っての表現者としては同じジャンルと考えていいのか。とにかく表現がうまい。

かなりオーバーアクションではあるが観る者にリアルな恐怖心をあたえる。

 「ヤクザと憲法」は銀行取引ができなかったり自分の家の賃貸契約ができないことから

家族や子どもの基本的人権が護られていないとの触れ込みだったのでそのような矛盾の面白いストリー

仕立てかと思ったら、ある組事務所に張り付いた密着取材のドキュメンタリーになっていた。面白いと

いうより良くこんな取材に応じてもらえたと驚き。

 「スポットライト」は映画館を変えて観た。昔から噂されている事ではあるが教会の牧師による

少年への性的虐待をある新聞社が暴くのであるが証言が得にくいところを根気よく時間をかけて

積み重ねて記事にする。報道の原点 正義をまもる実話が元になっている。スリルもあって感激。

 経済界ではいろいろ事件があった。東芝の不正経理 シャープが中国企業の傘下にはいった。

名より実を取ったけどかなりいいようにあしらわれた感がする。自動車の燃費不正では日産のゴーン

さんはやっぱり転んでもただ起きない。

 最後にオバマさんが広島へ来た。日米ともにいろいろ舞台裏の苦労もあったようだが結果オーライ

安倍さんもオバマさんも共に自分のパフォーマンスの点数を稼いだ。それにしてもアメリカの

危機管理は日本とは桁違い。飛行機も自動車も専用仕用のものを2台持ち込んでいる。自動車の

ボデイは20センチほどの厚みがあるし底は地雷を踏んでも大丈夫だそうだ。車高も低いので底に

何かを仕掛けられることもない。それが2台並んで走る。表向きは万一故障したときのためと

いわれているがそんな可愛らしいことではない。日本では考えられないがケネデイ事件のあった国

狙われたときのリスクを半分している。それをどこの局だったがアナウンサーが「大統領は後の車に

乗っています」と中継した。アホか。危機管理の意識がまったくない。アメリカにしたら[なんという

ことを]と思ったことだろう。一番知られてはならないことを堂々と世界に向けて報道するなんて。

以前 田中真紀子が外務大臣のときアメリカの要人の居場所を記者会見で話して問題になった。

アナウンサーもその程度の過去の事例は勉強しておくべきだ。