『黒幕と言われた男』の著者の戯言

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政治や社会的関心事ならびに身辺雑記

甘利大臣の辞職

2016-01-29 13:48:43 | 日記
 週刊文春に建設会社からの金銭授受問題を報じられたことから辞任を表明した。先日の委員会での

質疑では記憶を整理しないとわからないから整理して説明責任を果たすと述べていた。100万円を受

け取ったかどうかがわからないということはないと思うが、どのような答弁をするのが良いかを

弁護士らと相談する時間が必要だったのだろう。そして昨夕の記者会見で意外とあっさり100万円の

受領を認めて辞任した。この事件は2013年に地元の建設会社が都市再生機構とのトラブル解決の口

ききのお礼として大臣室と地元事務所へ各50万円を持参して甘利氏に直接手渡したというもの。

 この経緯を聞いて大臣に対する謝礼としては少ないのでは・・・・だからこの程度のお金が問題に

なるとは思い至らず無用心に受け取ったのではないかと思った。それにしても今どきに口きき料とか

菓子折りに熨斗袋という古典的な(?)ことがあったとは驚き。大臣クラスになると100万円は庶民

の1万円くらいの感覚なのだろうか。それも大臣室が舞台だったことも古い映画を見るよう。かつて

建設大臣が大臣室で甘利氏とは桁違いの大金を受け取った事件があったことを思い出す。20年以上も

昔の事だ。

 甘利氏は自分の受け取った金は適法に処理したから問題はないが、秘書が500万円受け取ったり、

複数回の接待を受けていた事実に対しての監督責任と、国会運営の遅滞を回避するために辞任を決意

したと説明。潔く辞任する事がせめてもの政治家の美学であり矜持だとも。ここまではいいとしても

そのあとに建設会社との付き合いのありようなどを説明して 「いい人とばかり付き合っていては選

挙で当選しない。だから幅広くいろいろな人と付き合う必要がある」というような主旨の発言があっ

たが、これは言わずもがな。誰しも幅広く付き合って当選してきている。相手が悪いのではなく自分

の対応が悪かったにすぎない。

 それにしてもこの事実を誰が文春に持ち込んだのだろう。タイミングが良すぎる。甘利氏はTTP

で苦労してやっと大筋合意をみて、来週署名式に出席する予定だった。本人の悔しさはもとより安倍

政権にとってもこれから経済政策の仕上げにかかるときであり、国会 参院選が控えている。

このときに信頼する重要閣僚が「政治と金」で失脚するとは無念であり痛手である。

 文春には業者がとった「録音テープ」も持ち込まれていると思うが、はじめからこんなに用意周到

なのは不思議な気もする。もしや嵌められたのでは。いや、政治家の口約束は信用ならぬと録音した

のか。物事を頼んでおいてこれも失礼な態度に思えるが、この頃の常識はこうなのだろうか。

 後任が石原伸晃氏。早速麻生氏が皮肉な感想を述べているが、ほんとで彼に務まるの?軽い軽い!
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スキーバス転落事故

2016-01-18 18:08:00 | 日記
 学生たちで満員のスキーバスが転落事故を起こして13+2名(運転手)が死亡した。若い人たちが

多数犠牲になった事故ではJRの福知山線で西宮のマンションに飛び込んだ事故が記憶に新しい。

どちらも運転手が亡くなっているので直接的に運転手がどのようなミスを犯したのか どう行動した

のかわからない部分が残る。今回は65歳の運転手が大型バスの運転は経験がなく自信がないと申告し

ていたことが判っている。同乗していたのは45歳の大型バスに習熟した運転手であったそうだが

おそらく交代して仮眠していた時間帯であったろう。この人も亡くなったので直前の運転の状況が

わからない。技術が未熟だけなのか健康上に問題があったのか。

 会社はこんな不安な運転手であることを承知しながら採用して現場に送り出さねばならない現実が

ある。本人にしても身分の不安定な契約社員で危険な現場へ出ることであっても、採用されて賃金を

もらうことは彼にとって最優先のことであったろう。安全がないがしろにされた会社(業界)のあり

ようを非難することは易いが運転手やその会社を責めてもどうにもならない社会の衰退がある。

 犠牲になった学生たちが気の毒なのは言を俟たないが、運転手も会社も犠牲者である。JRの時は

運転手も若くて残された母親の気持ちを考えると言葉もない。労働環境の悪さや勤務実態など会社に

文句を言いたいことがあっても立場上何もいえず悪者にされた悔しさを抱えているだろう。

 これから警察や関係官庁が取り調べて事実関係がわかり、今後の防止策なども検討されるであろう

が賠償などもどうなるのか。零細で法令違反を承知で運営している会社に満足のいく賠償金が払える

とも思えない。社長といえども大きな家にに住んでいるわけでもお金があるわけでもない。こんな状

況で運転手の保障などは後回しにされるだろう。45歳ならまだ家族に責任おる年齢だし、65歳になっ

てもまだ危険な仕事に就かざるを得なかった人にはそれなりの事情があったに違いない。

 それぞれの皆さんのご冥福を祈り怪我された方々の回復を祈るのみである。

 
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謹賀新年

2016-01-03 16:04:24 | 日記
 遅れましたが明けましておめでとうございます。

     元旦の山ぎわ朱かくにじむ頃まだ天空に白き月あり

 皆さんお健やかに早々から更新されましてお慶び申し上げます。

 私は年末28日にお墓掃除に参りましたところ、それが原因かどうかわからないのですが

翌日から腰痛に見舞われて痛い体を抱えながら迎春準備の仕上げに勤しみました。

柳居子さんもお書きのように昨今は家庭での新年の迎え方やお節料理は簡略化されています。

我が家でも自分で作るのは自分の好物(数の子 黒豆 ごまめ 棒鱈と蝦芋の煮物)のみで 

どれも料理というにはおこがましいです。

買うものは蒲鉾 鰻巻 これも好物で欠かせません。あとは錦市場で目に付いた美味しそうなもので

その歳によってまちまちです。ほかに孫のリクエストに応えてローストビーフと野菜サラダ程度です

 手間がかかるのは料理よりもしつらえと正月用の食器の出し入れです。娘と息子の家族が揃い

ますので(といってもわずか7名ですが)家具の配置を変えてテーブルとサイド棚の上に料理が並ぶ

ようにします。さすがに脚つきの祝い膳は使いませんが銘銘膳を用意します。雑煮椀と付属の小皿

など、そして吸い物椀 これらは輪島塗ですから1客づつ薄紙に包んで桐箱入り、当然高いところに

片付けていますから1箱づつ鞍掛(足継ぎともいう京都独特かも)に乗って降ろすのが面倒です。

ちょうどお雛さんみたいに正月3ケ日のハレの日だけの出番です。

 もう、3日の夕方になりました。これらの道具をまた逆の手順で仕舞わなければなりません。

痛み止めを服んで体をなだめていますが夕方になると効果が切れますので、またえっちらこと

能率の悪い身のこなしで一頑張りいたしましょう。

 本年もお読みいただければ嬉しいです。よろしくお願いいたします。
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