末つ森でひとやすみ

映画や音楽、読書メモを中心とした備忘録です。のんびり、マイペースに書いていこうと思います。

2月に映画館で見た作品: 「DUNE / デューン 砂の惑星」ほか2作品

2024-02-29 23:32:28 | 映画のはなし
今月、映画館で見た作品の覚書きです。


  フェルメール The Greatest Exhibition -アート・オン・スクリーン特別編-
  | 原題: Vermeer: The Greatest Exhibition
・製作国:イギリス
・製作年:2023年(日本公開:2024年2月)
・鑑賞日:2024.2.15.
  17世紀オランダを代表する画家フェルメールは、現存する作品は30数点と言われており、
  そのうちの28点が世界中から集められた、史上最大規模の「フェルメール展」が、
  2023年2月~6月に、オランダのアムステルダム国立美術館で開催されました。
  本作は、この展覧会に登場した28の絵画を解説する、ドキュメンタリー作品です。
  アムステルダム国立美術館と言えば、過去に、ウケ・ホーヘンダイク監督が手掛けた
  ドキュメンタリー映画3本( こちらこちらこちら )でお馴染みなので、
  美術館の外観が映れば、この自転車専用道は改修工事で大いに揉めたなぁ、と懐かしく、
  過去作にも出演した美術館スタッフが、今作では美術館館長として解説する姿に驚き、
  現地を訪れたことは一度も無いにも関わらず、妙に親しみを感じてしまうのですが(笑)、
  わずか数日で会期中のチケットが完売したという展覧会に飾られた作品たちを、
  スクリーン越しながら、解説付で細部までじっくり鑑賞できる良い機会でした。
  色は光、光は色。
  但し、大きな不満も1点。本作の劇場用プログラム販売が無かったことは、本当に残念。
  そのため、以下は己れの頼りない記憶頼みとなった、本編に登場した絵画一覧です。
   1. 小路 **
   2. デルフトの眺望 *
   3. マルタとマリアの家のキリスト
   4. 聖プラクセディス
   5. ディアナとニンフたち
   6. 取り持ち女
   7. 窓辺で手紙を読む女
   8. 牛乳を注ぐ女 *
   9. 兵士と笑う女
   10. 手紙を書く婦人と召使
   11. リュートを調弦する女
   12. レースを編む女
   13. 天秤を持つ女 **
   14. ヴァージナルの前に立つ女
   15. ヴァージナルの前に座る女
   16. 真珠の耳飾りの少女 *
   17. 赤い帽子の女
   18. フルートを持つ女
   19. 青衣の女
   20. 恋文
   21. 地理学者 *
   22. 紳士とワインを飲む女
   23. 婦人と召使
   24. 手紙を書く女
   25. 真珠の首飾りの女
   26. 信仰の寓意
   27. ?
   28. ?
  2点足りない(苦笑)
  7. 以降は、スクリーンに登場した順番も、甚だ怪しい限りで。。
  ちなみに、* 印はもともと特に好き で、是非とも実物を見たい作品たち。
  ** 印は、今回のドキュメンタリーがきっかけで、実物を見たくなった作品です。
  劇場用プログラムが無かったので(しつこい・笑)、webサイトをいくつか参照し、
  その際に見たくなった作品として、絵画芸術 *** もメモしておきます。
  《参照先サイト》
   ・ワールド航空サービス: ニュース記事
   ・ART news JAPAN: 関連記事
   ・美術手帖: レポート記事
   ・note: レビュー記事


  DUNE / デューン 砂の惑星 | 原題: Dune: Part One
・製作国:アメリカ合衆国、カナダ
・製作年:2021年(日本公開:2021年10月)
・鑑賞日:2024.2.15.
  3月15日より「 デューン 砂の惑星 PART2 」が公開されるのにあわせて上映された、
  「DUNE / デューン 砂の惑星」IMAX限定リバイバル を見に、gdcs池袋に行ってきました。
  スクリーンを通して描かれる世界に圧倒されました。
  これまでの、映像体験の総てに繋がるものが呼び覚まされていくような感覚で、
  未来のSF世界を見ているかと思えば、時代を遡った歴史ものや宮廷ものの味わいがあり、
  貴種流離譚をベースとした物語は、主要人物たちのキャスティングの上手さもあって、
  上映時間155分がアッという間に過ぎていきました。恐ろしくも美しい、砂漠の星。
  これほど名残惜しい気持ちでエンディングを見たのは、実に久し振りでした。
  1965年に発表された、F. ハーバートによる原作(未読)周辺にも、俄然興味がわきます。
  '周辺' としたのは、ストーリー展開以上に、舞台となった世界を構築するに至るまでの、
  アメリカ人の原作者が影響された時代背景、政治思想、宗教観等に関心が向いたから。
  あわせて、原作小説が、その後のクリエイターたちに与えた影響も気になりました。
  鑑賞中、SWは予想していたものの、ナウシカやラピュタも頭を過りましたので。
  しかし、公開された2021年に、なぜ本作を見に行かなかったのかが全然思い出せない。
  余談ですが、この年は公開を楽しみにしつつ、映画館で見られなかった大作が他に2本、
  「 ブラック・ウィドウ 」と「 キングスマン: ファースト・エージェント 」があります。
  前者は公開直後がすごく忙しくて、落ち着いた頃にはIMAXの上映日程が合わず、
  後者は公開直前に骨折したため断念と、それぞれの理由を思い出せたのですが。。


  NTライブ: オセロー / 原題: National Theatre Live: Othello
・製作国:イギリス
・製作年:2023年(日本公開:2023年6月)
・鑑賞日:2024.2.19.
  NTライブを後発で上映してくれる、吉祥寺オデヲンで見てきました。
  日本公開10周年記念アンコール ではスケジュールが合わなかったため、
  鑑賞機会がまだ残っていたことが嬉しかったです。いつもありがとうございます。
  シェイクスピア四大悲劇の中で、実は、いちばん苦手にしている「オセロー」ですが、
  今回、プログラムに掲載されていた、松岡和子さん&河合祥一郎さんのトーク記事に、
  苦手と感じる原因が明確に指摘されていて、そういうことです!と、思わず納得。
  他にも、本プロダクションを見て浮かんだ疑問点に、お二人も言及している等、
  読みながら頷く箇所の多かった、購入した甲斐のあるプログラムでした。
  (お二人の対談は「 十二夜 」のプログラムも読み応えがあり、楽しかったのでした♪)
  そして、「オセロー」の苦手要因が明らかになった今、悔やまれるのは、
  演出: N. ハイトナー、オセロー: A. レスター、イアーゴー: R. キニアという布陣で、
  NTL日本公開初年ラインナップに入っていた、2013年版「 オセロー 」を見逃していること。
  さすがにもう、アンコール上映でスクリーンに戻ってくる可能性は、無いですよね。。

コメント