旧作覚書き：「グランド・イリュージョン」ほか1作品

今月、DVDにて鑑賞した旧作映画の覚書きです。
ややネタバレがあります。

*～*～*～*～*～*～*～*～*

★グランド・イリュージョン
　（ 原題 ： Now You See Me ）
　　　すっごく面白かったです。公開当時に映画館で見れば良かった～。
　　　悔しいので、2回続けて見てしまいました（笑）。
　　　これ、旧作とは言え、未見の人が事前にネタバレすると台無しだから、
　　　詳しいレビューが書けません。。
　　　マジックを楽しむとは、計算された "騙し" を楽しむこと。
　　　本編では、全てではないけれど、登場したマジックの種明かしも上手く織り込まれ、
　　　いちばんの謎である "黒幕は誰で、目的は何か" につながる伏線も、
　　　割りと序盤の方から、さりげなく散りばめられているんですが、
　　　初回は全然そこまで気がつかず、心地好く騙されました。
　　　ちょっと強引な箇所とか、細かく見ればツッコミどころも結構ありますが、
　　　とにかく、スピーディーな展開で、楽しく見られました。


★ デーヴ
　（ 原題 ： Dave ）
　　　職場で映画の話になった時に、普段は邦画中心の同僚から、
　　　「スゴく良かった！」とおすすめされ、見てみました。
　　　大統領と瓜二つな主人公デーヴは、一晩の契約で影武者になりますが、
　　　大統領が倒れてしまい、なりすましの日々を続ける羽目に。。
　　　あり得ない状況を受け入れ、自分なりにベストを尽くすべく、
　　　前向きに、大統領を演じ、活躍していくデーヴ。
　　　ファーストレディが福祉に力を入れたいと望んでいることを知り、
　　　予算を捻出しようと、あれこれ策を練るシークエンスや、
　　　影武者生活にピリオドを打つため、大芝居を仕掛ける場面など、
　　　わくわく、ハラハラしながら、成り行きを見守ってしまいました。
　　　映画のラスト、本来の自分に戻り、新たな道を踏み出すことにした
　　　デーヴの元に、あの人物が助っ人に来ていたとわかった瞬間、
　　　微笑ましい気持ちになりました。