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南シナ海、台湾海峡、東シナ海、西太平洋と海洋に覇権拡大を進める中国が、インド洋では「真珠の首飾作戦」でインドを取り囲み覇権を確立しようとしていることは、諸兄がご承知の通りです。
しかし、パキスタン、スリランカ、バングラデシュ、ミャンマーに築いた港湾のうちパキスタンは中国方式の骨の髄までしゃぶり採る偽支援から荒廃し、親米のムシャラフ政権であったことからも、中国には一線を画していました。
がしかし、中国一辺倒だったミヤンマーが、広く他の国々にも鎖国を解放し、アジア重視戦略に転換した米国とも接近することとなり、中国の僕としての拠点とは言い切れなくなってきていますが、逆にビンラディン暗殺作戦などで疎遠となってきているパキスタンが中国に擦り寄っているようで、中国が米国よりになっていた拠点を奪還する形勢となったようです。
米国&ASEAN+インド他の中国包囲網と中国のインド洋覇権獲得の争いは、一勝一敗となりました。東シナ海での日中は、完全に支配されたEEZ境界のガス田といい、中国に睨まれてみすみす領土問題騒動を煽られ委縮し略奪される寸前に追い込まれた日本が無勝連敗ですが...。。
中国の「真珠の首飾り」戦略:イザ!
上記リンクの遊爺のblogで、2010年4月の頃は、「大量に押し寄せた中国人労働者の集団との軋轢を生み地元との対立があったりした後、工事が終わり、労働者が去ったのですが、港への船の入港は無くすっかり寂れてしまっている」といった状況でしたが、その後はシンガポールの企業が運営していたのですね。
たったの2年半程度で形勢が大きく変わったのには驚きです。変わらないのは日本の民主党政権&外務省の激動する世界情勢に対応出来ない外交音痴ぶりだけです。
パキスタンと中国の接近には、米国もさることながら、インドが最も警戒しているところですから、今後の対応が注目されます。
日本(歴史問題のしがらみのハンディがあるが)とは異なるインドの、片手で接近し、もう一方の手では一線を画しそこを超えると軍事力も辞さない勢いで対抗する対中外交を、日本の政権&外務省は見習っていただきたいものですね。
日本は、民主党政権の大失政が続いた、身から出た錆ですが、四面から国家の主権を攻められていますが、中国は自ら、インド洋から太平洋まで戦線を拡大しています。
安価な労働力で世界の工場となり、輸出額世界一、GMC世界二位となり、13億の人口の消費目当ての世界からの投資を呼び込み富国化を進めて、米国に追いつこうとする軍事力と併せて、お金の力とで覇権を拡大しているのですね。
驕る平家は久しからず。
一党独裁で自由を制限する格差社会で、解放経済とは言え社会主義の管理経済は、国際競争にはメリットとなっていますが、同時にアキレス腱でもあります。偏見教育で洗脳された国民が目覚め、普通の国になる様、米国任せではなく、隣国の日本も戦略を練り、行動を開始する時がきています。
恫喝する中国に、その場しのぎで対応するのではなく、是是非非で時にはしっかり主張して非道を正してあげなくてはなりません。
いじめられっ子のままで、自己満足理論に籠り、自殺に追い込まれてはいけません。チベットやウィグルでも精いっぱい抵抗しています。そうなる前に、国力も残っている今のうちに、対策を講じなければなりません。
新しい総理には、国民と国を護り、敗戦・被占領下の憲法を清算し、新しい日本を構築するビジョンを持った方が選ばれることを祈っています。
軽薄で野党根性が染みついた石原Jrでは、日本は亡びます。
# 冒頭の画像は、パキスタン・アシュラフ首相
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しかし、パキスタン、スリランカ、バングラデシュ、ミャンマーに築いた港湾のうちパキスタンは中国方式の骨の髄までしゃぶり採る偽支援から荒廃し、親米のムシャラフ政権であったことからも、中国には一線を画していました。
がしかし、中国一辺倒だったミヤンマーが、広く他の国々にも鎖国を解放し、アジア重視戦略に転換した米国とも接近することとなり、中国の僕としての拠点とは言い切れなくなってきていますが、逆にビンラディン暗殺作戦などで疎遠となってきているパキスタンが中国に擦り寄っているようで、中国が米国よりになっていた拠点を奪還する形勢となったようです。
米国&ASEAN+インド他の中国包囲網と中国のインド洋覇権獲得の争いは、一勝一敗となりました。東シナ海での日中は、完全に支配されたEEZ境界のガス田といい、中国に睨まれてみすみす領土問題騒動を煽られ委縮し略奪される寸前に追い込まれた日本が無勝連敗ですが...。。
中国の「真珠の首飾り」戦略:イザ!
パキスタンに「中国系」港 軍港化? 周辺国は警戒 (9/12 読売朝刊)
【イスラマバード=横堀裕也】パキスタン政府が、同国西部の商業港であるグワダル港の運営会社を現在のシンガポール系企業から中国企業に変更する方向で交渉に入った。ガウリ港湾・海運相が議会に表明した。同港は、ホルムズ海峡の近くに位置する戦略的要衝。米国や、インドなどの周辺国は、中国が同港を軍港化し、中東から南シナ海に至るシーレーンを独自に防衛し影響圏拡大を図る狙いがあるとみて警戒を強めるのは必至だ。
ホルムズ海峡近くの要衝
グワダル港は、中国が建設費約3億ドル(約240億円)の約3分の2をパキスタンに融資し、ムシャラフ政権下の2007年に開港。パキスタン政府はシンガポール系企業と40年間の長期契約で運営を委託した。中国は、インド洋やアラビア海の沿岸諸国に対して港湾整備の支援を進め、中国海軍の外洋展開の拠点とする「真珠の首飾り」戦略の一環とみられている。
ガウリ氏は8月末、議会の委員会で、シンガポール系企業から「契約打ち切りの申し入れがあった」と述べた上で、「次は中国が引き継ぐ」との見通しを明らかにした。シンガポール系企業の撤退は、同港のあるバルチスタン州でテロが続発するなど、治安上の理由だったとされる。
アシュラフ首相は11日から中国で始まった経済フォーラムに出席しており、中国指導部と同港の運営委託に関し協議するとの見方も出ている。
グワダル港をめぐっては昨年5月、パキスタンのムフタル国防相(当時)が、「パキスタンは中国に軍港建設と海軍の駐留を要請した」と語ったと報じられた。同月パキスタン国内で決行された米軍によるウサマ・ビンラーディン急襲作戦以降、米パ関係が冷却化する一方で、中パは急接近が目立つ。パキスタンとしては、軍港化を提案して中パ軍事協力の深化を図るとともに、米国を揺さぶる狙いがあるとみられる。
元々、シンガポール系企業への運営委託は、親米派のムシャラフ政権が、インド洋での中国の影響力拡大を嫌う米国に配慮した結果とされる。このため、現状で運営会社が中国企業に変更されれば、同港が中国の意のままに使用され、将来の軍港化につながる、との見方が広がりつつある。
【イスラマバード=横堀裕也】パキスタン政府が、同国西部の商業港であるグワダル港の運営会社を現在のシンガポール系企業から中国企業に変更する方向で交渉に入った。ガウリ港湾・海運相が議会に表明した。同港は、ホルムズ海峡の近くに位置する戦略的要衝。米国や、インドなどの周辺国は、中国が同港を軍港化し、中東から南シナ海に至るシーレーンを独自に防衛し影響圏拡大を図る狙いがあるとみて警戒を強めるのは必至だ。
ホルムズ海峡近くの要衝
グワダル港は、中国が建設費約3億ドル(約240億円)の約3分の2をパキスタンに融資し、ムシャラフ政権下の2007年に開港。パキスタン政府はシンガポール系企業と40年間の長期契約で運営を委託した。中国は、インド洋やアラビア海の沿岸諸国に対して港湾整備の支援を進め、中国海軍の外洋展開の拠点とする「真珠の首飾り」戦略の一環とみられている。
ガウリ氏は8月末、議会の委員会で、シンガポール系企業から「契約打ち切りの申し入れがあった」と述べた上で、「次は中国が引き継ぐ」との見通しを明らかにした。シンガポール系企業の撤退は、同港のあるバルチスタン州でテロが続発するなど、治安上の理由だったとされる。
アシュラフ首相は11日から中国で始まった経済フォーラムに出席しており、中国指導部と同港の運営委託に関し協議するとの見方も出ている。
グワダル港をめぐっては昨年5月、パキスタンのムフタル国防相(当時)が、「パキスタンは中国に軍港建設と海軍の駐留を要請した」と語ったと報じられた。同月パキスタン国内で決行された米軍によるウサマ・ビンラーディン急襲作戦以降、米パ関係が冷却化する一方で、中パは急接近が目立つ。パキスタンとしては、軍港化を提案して中パ軍事協力の深化を図るとともに、米国を揺さぶる狙いがあるとみられる。
元々、シンガポール系企業への運営委託は、親米派のムシャラフ政権が、インド洋での中国の影響力拡大を嫌う米国に配慮した結果とされる。このため、現状で運営会社が中国企業に変更されれば、同港が中国の意のままに使用され、将来の軍港化につながる、との見方が広がりつつある。
上記リンクの遊爺のblogで、2010年4月の頃は、「大量に押し寄せた中国人労働者の集団との軋轢を生み地元との対立があったりした後、工事が終わり、労働者が去ったのですが、港への船の入港は無くすっかり寂れてしまっている」といった状況でしたが、その後はシンガポールの企業が運営していたのですね。
たったの2年半程度で形勢が大きく変わったのには驚きです。変わらないのは日本の民主党政権&外務省の激動する世界情勢に対応出来ない外交音痴ぶりだけです。
パキスタンと中国の接近には、米国もさることながら、インドが最も警戒しているところですから、今後の対応が注目されます。
日本(歴史問題のしがらみのハンディがあるが)とは異なるインドの、片手で接近し、もう一方の手では一線を画しそこを超えると軍事力も辞さない勢いで対抗する対中外交を、日本の政権&外務省は見習っていただきたいものですね。
日本は、民主党政権の大失政が続いた、身から出た錆ですが、四面から国家の主権を攻められていますが、中国は自ら、インド洋から太平洋まで戦線を拡大しています。
安価な労働力で世界の工場となり、輸出額世界一、GMC世界二位となり、13億の人口の消費目当ての世界からの投資を呼び込み富国化を進めて、米国に追いつこうとする軍事力と併せて、お金の力とで覇権を拡大しているのですね。
驕る平家は久しからず。
一党独裁で自由を制限する格差社会で、解放経済とは言え社会主義の管理経済は、国際競争にはメリットとなっていますが、同時にアキレス腱でもあります。偏見教育で洗脳された国民が目覚め、普通の国になる様、米国任せではなく、隣国の日本も戦略を練り、行動を開始する時がきています。
恫喝する中国に、その場しのぎで対応するのではなく、是是非非で時にはしっかり主張して非道を正してあげなくてはなりません。
いじめられっ子のままで、自己満足理論に籠り、自殺に追い込まれてはいけません。チベットやウィグルでも精いっぱい抵抗しています。そうなる前に、国力も残っている今のうちに、対策を講じなければなりません。
新しい総理には、国民と国を護り、敗戦・被占領下の憲法を清算し、新しい日本を構築するビジョンを持った方が選ばれることを祈っています。
軽薄で野党根性が染みついた石原Jrでは、日本は亡びます。
# 冒頭の画像は、パキスタン・アシュラフ首相
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