空母4隻で乗組員が新型コロナウイルスに感染する事態となり、苦境に陥っている米海軍。
軍事バランスの不安定化の下、中国が攻勢をかける動きへのけん制を怠っていない様子ですね。 . . . 本文を読む
武漢肺炎の中国国内での感染は収まったとの習近平政権のアピールが強まっている今日ですが、同時に武漢での発生当初の隠蔽が今日の世界中のパンデミックを産んだとする対中非難の声も高まってきていますね。
李克強首相に責任を負わそうとした習近平でしたが、自身の視察の姿勢から国内の支持を失い、第1四半期のGDP成長率が1992年以降では史上初のマイナス成長を記録、年間でも1976年以来のマイナス成長が懸念される状況。
国内からも、国外からも突き上げられる習近平。苦しい局面が今後数年続くと指摘しておられるのは、ルポライターの安田峰俊氏。 . . . 本文を読む
SARS(重症急性呼吸器症候群)が流行した翌年(2004年)、中国とフランスが「中仏予防・伝染病の制御に関する協力」の枠組みを締結し誕生したのが、フランスの全面的協力で完成した「P4実験室」が備わる研究所(通称『新しいラボ』=江夏区)。
米国などは「新型コロナウイルスの発生源の可能性がある」として、査察を求めているのだそうです。
フランスの細菌戦争の専門家らは反対を唱えていたなか、ジャック・シラク大統領(当時)と、ジャン=ピエール・ラファラン首相(同)は「中仏共同プロジェクト」の合意へと突き進んだのだと。
. . . 本文を読む
新型コロナウイルス(武漢肺炎)の感染が世界で拡大している最中も、日本周辺では中朝露3カ国が軍事的圧力を強めていますね。
河野太郎防衛相は24日の記者会見で「世界各国が協調していかに新型コロナを封じ込めるかという時期に軍事的な拡大を図るのは、いつにも増して許されない」と中国を批判。エスパー米国防長官、パルリ仏国防相と電話会議で中国への懸念を共有。連携強化を図っています。 . . . 本文を読む
この2週間ほどで、急速に世界の中国を見る目が変わったことにより、指導部に近い中国のシンクタンク関係者は、中国を取り巻く状況に我慢できなくなり、指導部に直言したと報じておられるのは、「新外交フォーラム」代表理事の野口東秀氏。
新型コロナウイルス感染の初動遅れで世界に感染を広めた習近平政権の信用拡大と同時に、逆に「マスク外交」「公衆衛生外交」で恩をきせ覇権拡大を目論む姿勢に、中国の「マスク外交」「公衆衛生外交」が失敗に終わり、孤立化しのけ者扱いされる"去中化"が注目されてきていると。
更に、中国国内で、体制分断の兆しも見えると。 . . . 本文を読む
武漢肺炎こと、新型コロナウイルスの感染拡大は、日中関係の見えていなかった部分が見えてきたり、中国のしたたかな覇権拡大戦略を改めてしらされたりしました。
ひとつは、中国に生産拠点や部品調達先を依存しすぎた日本経済の危険性。日本の部品を組み立てて世界の工場として輸出しているのが中国と思っていたら、中国の部品を使っている日本の工場がストップするケースが少なくない。驚きました。
もうひとつは、感染拡大が収まったと宣言した習近平は、早速いわゆる「マスク外交」を展開し、ほころびが見え始めた「一帯一路」に載せて覇権拡大の復活・推進を始めたこと。 . . . 本文を読む
金委員長が11日の朝鮮労働党政治局会議に出席して以来、12日の最高人民会議を欠席し、さらに15日の国の最大の祝日の金日成生誕日「太陽節」に錦繍山太陽宮殿に金正恩氏が参拝しなかったことはこれまでの北朝鮮では考えられない重大なことで、健康上異変があったのではないかとの見方が浮上。
金正恩委員長の健康状態について、さまざまな情報が乱れ飛んでいます。 . . . 本文を読む
武漢肺炎(新型コロナウイルス)のパンデミック(世界的大流行)震源地となった欧州でグローバリズムの落とし子の欧州連合(EU)が苦境に立たされていると、産経・論説委員の岡部氏。
感染の震源地の中国が欧州各国を医療支援。感謝して親中色を強める国と、震源地でありながら進出してくると警戒を強める国とに分かれ、EUは創設以来の分断の危機に面している様相を呈しています。 . . . 本文を読む
武漢肺炎の新型コロナウイルスの感染者数と死者は、4月20日現在で、米国が、死者=759,118人、死亡者= 40,665人で突出して多くなっています。
そして、米中で発生源について論争が生じているのは諸兄がご承知の通りです。
その論争では、台湾の情報収集力が、大きな役割を果たしているのだそうです。 . . . 本文を読む
武漢肺炎の感染が懸念される中で行われた韓国の総選挙。
当初は中国を除くと世界一の感染者を出しながらも、日本の専門家委員会が否定的なPCR検査を徹底して状況把握を進めた成果として感染拡大の沈静化が見え始めた成果と、「100年親日清算」の反日スローガンを掲げた与党「共に民主党」が圧勝しました。
「100年親日清算」などの反日スローガンを掲げた与党&文在寅大統領が圧勝の支持を得たということは、文在寅政権が韓国の民意以上に反日に傾倒しすぎているのであって、「文在寅災厄」とも表現され一過性の強行反日の風潮と考えられましたが、そうではなく、現在の韓国の民意であることが示されました。
日本の対韓国外交は、この民意を重く受け止めた対韓国外交姿勢に転じていく必要性を突きつけられたことになりました。 . . . 本文を読む
中国国家統計局が17日発表した2020年1~3月期の国内総生産(GDP、速報値)は、物価変動の影響を除く実質で前年同期比6.8%減となり、四半期ベースの記録がある1992年以降で、初のマイナス成長となったのだそうです。
米中貿易摩擦による打撃で悪化していた中国経済に、新型コロナの感染拡大を受け、1月下旬から経済活動が全面的に停止したことが追い打ちをかけたことによるもの。 . . . 本文を読む
トランプ大統領が米国による世界保健機関(WHO)への拠出金を停止すると表明しました。新型コロナウイルスへの対応でWHOが「中国寄り」の立場を取って世界的な感染拡大を招いたというのがその理由。
「WHOが中国の偽情報を広めた」とするトランプ氏の批判は正しいと産経・主張。国際社会が結束して感染症と戦う先頭に立つべき機関のトップが、一国の政治的思惑に左右されるようでは、到底、信頼を置けないとも。
. . . 本文を読む
広東省深圳に、「格隆」という民間の投資会社があり、「疫病の後、どこからどこへ向かうのか?」と題したレポートを発表したのだそうで、近藤大介氏が解説しておられます。
一貫しているのは、就業に対する危機感。
中国には失業率の指標がないのだそうで、あるのは登記失業率と調査失業率。2019年末の都市部の調査失業率は5.2%で、最新の2月の調査失業率は6.2%となり過去最高。3月は間違いなくさらに高い数字になるだろうとのレポート。
更に、大学生の「卒業イコール失業」の懸念もあると。
. . . 本文を読む
中国・武漢で発生し世界中に感染拡大が広まり続けている新型コロナウイルスの武漢肺炎。
習近平は国内感染拡大の終息宣言をし、武漢市の封鎖解除をしましたが、世界に拡大する感染は、米国での死者が世界一多い状況に至ってしまっています。
そして、原子力空母 4隻の乗組員に感染が広がり、抑止力の低下が懸念される中、中国海軍の活動が活発化しているのだそうですね。 . . . 本文を読む
11、12両日に行われた、産経・FNN合同世論調査で、野党第一党の立憲民主党の支持率が急落、急伸した日本維新の会が野党トップの座に躍り出たのだそうです。
政党支持率が 1桁の野党。いずれも些末政党と言えるどんぐりの背比べレベルとはいえ、野党第一党としてメディアによいしょされ、実力以上に取り上げてもらっていた立憲民主党。民進党が分裂し希望の党へ合流する際、断られた輩が中心となって結成された政党でしたが、近年は政党支持率が 1桁という些末政党に低迷しています。
政党支持率がいずれも 1桁という野党間の低レベルな野党第一党の地位争い。世論調査とはいえ、第一党の地位交代は存在価値の評価であり、影響は大きいと考えます。
. . . 本文を読む