夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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寝相がいい自慢はするな 寝返りOK、睡眠は「横向き」推奨、齢ばかり重ねた私でも学び、やがて微笑んで・・。

2017-08-19 16:03:56 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している【NEWS ポストセブン 】を見ている中で、
『 寝相がいい自慢はするな 寝返りOK、睡眠は「横向き」推奨 』と題した見出しを見てしまった。

私は東京の調布市に住む年金生活のまもなく73歳の身であるが、
睡眠に関しては、ここ半年は布団にもぐるのは、真夜中の12時前後であり、
目覚めるのは朝の7時頃が多くなっている。

私は寝ている間は、悪戦苦闘が多かったサラリーマン時代だった時と違い、悩みは激少している為か、
たとえ震度3ぐらいの地震でも、 目覚めることなく熟睡しているので、
よく眠れる老ボーイかしら、と思ったりしている。

もとより高齢者でも睡眠は、程ほどに歩くこと、程ほどの食事・・
日常生活の中、自身
の心と身で自立した生活ができる健康寿命を保つことに欠かせない重要な要素であり、
何かと私は睡眠関係の記事は注視してきたので、今回の記事を精読してしまった。

          

この記事の原文は、『週刊ポスト』の2017年8月18・25日号に掲載された記事のひとつであり、
関連の【NEWS ポストセブン 】に8月16日に配信され、 無断ながら転載させて頂く。

《・・寝相がいい自慢はするな 寝返りOK、睡眠は「横向き」推奨

ぐっすり眠れる高齢者は、意外なほど少ない。

厚労省の「国民健康・栄養調査」(2013年)によれば、
60~69歳男性の4人に1人が
「夜間、睡眠途中に目が覚めて困ったことが週3回以上ある」と回答。

5人に1人が「起きようとする時刻よりも、早く目が覚め、
それ以上眠れないことが、週3回以上ある」と答えた。

東京疲労・睡眠クリニック院長の梶本修身氏が言う。

「これら“睡眠力”の低下は、様々な重篤な疾患を招く、不眠症につながる怖れがある。
高齢者ほど“危険な睡眠”を改めて適切に眠れるよう努力すべきです」

          

東北大学大学院の研究チームが、40~79歳の男性約2万5000人に行なった調査(1994年)では、
睡眠時間が1日6時間以下の人は、睡眠7~8時間の人と比べて、
3年以内に前立腺がんを発症するリスクが38%高かった。


「人間の睡眠では、体を休めつつ大脳が活動するレム睡眠と、
大脳が活動を休止して脳や免疫機能を回復するノンレム睡眠が、
約90分周期で入れ替わります。

睡眠時間が6時間以下では、このサイクルが十分でなく、
疲労が蓄積して、免疫機能が低下すると考えられる」(梶本医師)


一方、65歳以上の高齢者を対象とした調査では、
「寝過ぎ」が「物忘れ」を招くという結果も出ている。


英ウォーリック大学のミシェル・ミラー教授が、65~89歳の高齢者に行なった調査(2014年)では、
睡眠時間8時間のグループは、7時間のグループと比べて、記憶力の低下が有意に大きかった。

           

寝相がいいことは、健康面では褒められない。

就寝中の寝返りには、体の歪みを治す効果があり、
まったく寝返りをしないと、腰や背中などが一晩中、体重の重みで圧迫される。
高齢者は特に、血流が悪くなり、腰痛や肩こりが発生する。

 
「うつ伏せで寝ると、口腔が体重で圧迫されて歯並びが変化し、
かみ合わせが悪くなる傾向がある」(同前)


また、仰向けも、喉の気道を狭くするため、睡眠時無呼吸症候群のリスクがある。

「睡眠に最も適するのは、『横向き』。
気道を確保して、いびきを防ぎ、質の高い睡眠が得られるため、
アルツハイマー型認知症の原因物質とされるアミロイドβが排出され、
認知症の予防に、有効との研究もあります」(同前)


横向きで寝るには、抱き枕が効果的だ。

          

そして、「健康のために」と就寝時に、冷房を切る高齢者は多いが、逆効果と梶本医師は指摘する。

「高齢者は、暑さや喉の渇きに鈍感で、睡眠中に室温が上がっても、
気づかず熱中症になりやすい。

また熱中症による脳機能の低下が、睡眠時無呼吸を引き起こし、夜間の突然死の原因となる。
今の時期、65歳以上の方は、必ずエアコンをつけて寝てほしい」(同前)


タイマー利用だと、夜中に暑さで、目を覚ましてしまい、安眠が確保できない。
朝まで「つけっぱなし」が基本だ。・・》


注)記事の原文に、あえて改行を多くした

         

私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけの家庭となっている。
こうした中で、寝室は2階にある和室で、この熱い時節は、
家内が布団を並べて敷いた後、エアコンの冷房を最強に稼働させる。

熱い陽射しを日中に受けてきたので、室内、壁沿いの熱気を払う為、
夕方の6時過ぎには、セットする。

やがて早寝早起きの家内は、夜9時半過ぎに寝室に行き、冷房を止めて、
寝てしまう・・。

私は一階の居間で本を読んだり、録画していたドキメンタリーの番組を視聴したりして、
12時前後に寝室に行っても、冷気が残る中、布団にもぐり、少なくとも15分以内に熟睡してしまう・・。

そして私は夢の中で、あたかも映画館で三作品が一挙に上映されたかのように、
昨夜は二本立て、或いは3本立て、の夢をみた、と微苦笑する時もある。

そして睡眠中、夢をみることは貧富に関係なく、その御方の日々の思い、念願など、
さまざまな思いが交差される現象かしら、と思う時もある。

                                   

或いは深夜まで読書をしていた時は、目覚めた時は少し眠いが、
やはり朝の7時を過ぎてまもない頃に、人生は気合だ、と心の中で呟きながら、起床したりしている。

こうした時、昼食後まもなく、二階の寝室に行き、布団にもぐり、本を読みながら、まもなく寝てしまう・・。
                          
やがて一時間半過ぎた頃、ぼんやりと目覚め、まどろみながら、
この世で何より倖せ・・と感じながら甘受したりしてきた。
             
私は現役サラリーマン時代の大半は、睡眠時間を削りながら、
多くの諸兄と同様に奮戦してきたが、退職後の年金生活をしている私としては、
二度寝とか昼寝ができることは、夢のような甘受のひとときとなっている。

そして富も名声も無縁な私としては、よく眠れる老ボーイかしら、と微笑んだりする時もある。

このように拙(つたな)い私は、歩くこと、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体と信愛し、過ごしたりしている。

         
                       

そして今回の記事に於いて、睡眠に最も適するのは『横向き』と教示され、
私は長年『横向き』が何よりも安楽だし、そして寝返りをよくするわ、と家内から言われたりしてきたので、
私は独り微笑んだりした。

或いは私は寝る前に、水分補給として、冷えた麦茶が煎茶を茶碗に一杯飲む習慣があるので、
熱い今の時節、熱中症対策になるょねぇ・・と微笑んだりした。


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