今日の試合を観ていて、つくずく思ったのですが・・・
私は基本、タイガースブログに関しては、決まったブログしか読みません。
リンクさせていただいている方々のものです(右側にリンクしています)
私が更新した後、じっくり読み、「違う見方してるなぁ~」と思ったり、
「あら・・・・かぶったわ」と思ったり。
兄貴と慕う雨男の寅之助さん、函館の自転車屋の釣りバカ、酒飲みの配球オタクねえちゃん・・・・
そして、焼きば大好きの高血圧兄ちゃんwwwww(最近、調子エエみたい、よかったな!)
その中で『虎心不動』の管理人、渡邊正悟氏が『硬いマウンドが得意の能見投手』と書かれているわけですが・・・
確かに今季初登板も、球数は多いといえど、よいピッチングだと思いました。
球、切れていたと思います。
そして、制球もね。
昔はこのドームで開幕を迎える際、阪神園芸の方がこられて『能見仕様』にしていた記事も見たことがあります。
今年はどうだったのでしょうか?
ドームの横は『大阪ガス本社』・・・彼はそこ出身ですね。
まぁ、それはいいとして・・・
まず間違いなく、マテオ投手はこのマウンドが大嫌いなんだと思います。
高橋投手も同様ではないでしょうか?
マテオ投手とは『回転が違う、角度が違う』ことで抑えられましたが・・・
藤川投手も全盛時でも、ここは苦手にしていました。
関西ローカルでは、タイガースOBの評論家の話を聞く機会は多いのですが、
私個人としては、打者では関本賢太郎氏、投手では下柳剛氏の話が興味深いものがあります。
その下柳氏が以前話していたこと・・・・
マウンドの堅さ、踏み出した足や、プレート前の掘れ具合が・・・・
「好き嫌いがあって、球場によってまったく違うので、微調整しながら投げる
すぐにアジャストできるか否か・・・結果はそれ次第」というニュアンスの話をされてました。
マウンドの傾向は決まっても、投手は10回投げれば10回、微妙に体の切れ、感覚は違うもの。
つまり、アジャストは毎回必要だと言うことですね。
それを単に『調子』という一言で付けてしまうファン・・・・もちろん私も一人のファン。
マウンドの傾斜、着地した足の位置(掘れ具合によって変わる高さ)が仮に1センチ変われば・・・
18.44メートル離れたところでは、それ以上の差が生じます。
低目に投げたと思っても、ボール一個分、高くなったり低くなったり・・・・
その一個分で、結果はまったく違ってきます。
サイド気味に投げる石崎投手やマテオ投手、青柳投手、横振りになりやすい藤浪投手・・・・
抜けたり、引っかかったりしやすいものでしょう。
なんせ、足下がしっくりこないのですから・・・
そう考えれば、2戦目とこの試合のマテオ投手の不安定さは、必然だとも思えます。
この試合が荒れ出したきっかけは、記録上は能見投手のエラーですが、
そのピンチをさらに拡大してしまった石崎投手・・・・
高橋選手への『パスボール』(記録)
確かにワンバウンドしていますので、今までの例でいうなら『ワイルドピッチ』です。
その後の福田選手の四球になった球も同じですが、捕手は捕球できていません。
これ、ミットは動いていますが、体は動いていません、
いや、動かそうとしていません。
体を寄せ、右肩を前に出しつつ、上体を前へ倒すのがセオリーであり、
梅野選手は見事にやっています。
石崎投手、マテオ投手、藤浪投手など、荒れつつ変化球のはね具合は素直ではありません。
止めるか止めないか・・・・リードだけが信用を計る材料ではありませんよ。
打撃では坂本選手、原口選手ですが守りでは梅野選手がリードしていると私は見ています。
私は漠然としていますが、この『パスボール』(ワイルドピッチかもしれませんが)が、
そもそもゲームが荒れるきっかけになったような気がします。
能見投手のエラーがきっかけとは思えないのですが・・・・
いずれにせよ『投げてみないとわからない投手』というのは、
微調整に時間がかかるのだと言うこと・・・理解しておかなければならないと考えております。
それにしても・・・・
又吉投手が勝ち投手になったことが釈然としないというか・・・・
それが野球なんだけど・・・・
それ以上に、岩崎投手の好投が報われなかったことが残念でなりません。
今季ここまで、敗戦した試合は「勝っていて不思議ではない試合」だということは、
ちょっと『もったいない感』でいっぱいであり、消化不良気味だと感じていますが、皆様はいかがでしょうか?
いつも、読んでいただき、ありがとうございます。
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