雨の前／谷うつぎ

＜雨の前／谷うつぎ＞

うつぎという名前の花は幾種類もある。もともと空木：うつぎという名前が示す様
に枝の中が空洞になった樹木を指すが姫空木のように中空でないものもある。
これは谷うつぎ、よく似た花に箱根うつぎがある。ただこの花は最初からピンクで
散ってしまうまで色は変わらない。明日は箱根うつぎを紹介。

青葉の頃／梅花うつぎ

＜青葉の頃／梅花うつぎ＞

梅花うつぎは色も形も香りもやさしい花である。どちらかというとアジサイの一族
でアジサイほどの目立ったアピール度はない。しかし、風のない朝などにかすかに
漂う控えめな香りはその存在を思わず探させるゆかしさがある。

朝／つつじ

＜朝／つつじ＞

ひょっとしたら「さつき」かもしれない。今満開でとても賑やか。
寝起きの娘らは起き出すといっせいにぺちゃくちゃおしゃべりをしている感がある。
何にしろ朝はにぎやかな方がいい。眠気も吹っ飛ぶようなげんきさがいい。

緑の花束

＜緑の花束＞

5月も最終週。あっという間の新緑の季節。雨の花の女王紫陽花、次々とつぼみが
ほどけて行く。小さな花びらの子供たちが今か今かと見上げている。
緑の花の花束、今この時しか見られない美しく可愛い世界を週初めにプレゼント。

麦秋

＜麦秋＞

おはよう地球。おはよう麦秋の好きな人。

一時代前　小津安二郎という監督の撮った映画で　「麦秋」という名作が有った。
その映画は見たことはないけれど、　この監督なら人生の機微をそれとなく表して
いるのであろうと思う。この、「麦秋」という言葉のひびきが好きなのもこの辺り
が原因なのかも知れない。本来は5月末ごろの麦がみのる頃を指すが梅雨前の青空
へみのった麦の穂の針がピンと張っている風景を見るのはいいものだ。

巨大落花生ベールをぬぐ！

＜巨大落花生ベールをぬぐ！＞

京都の知人が去年の秋獲れたての落花生を送ってくれた。もちろん食用。何故食用
かというと、殻の長さ5～6cmの巨大豆大きすぎて少し気おくれする。もちろんおい
しくいただいたのだが、農耕民族のDNAの血が騒ぎ殻付きで3個生で保存していた。
うち、1個（2粒）を陶芸の友人にあげ　残り2個（4粒）を花壇に埋めた。待つこと
2週間。一日千秋の思いで発芽を待っていた。土が盛り上がり、かけてもかけても
土をはねのけついにお目見え！巨大で元気そのもの。やった～！の思いである。
ハトやカラスやアリンコに食べられないよう、台所の水切りネットを三角に切った
防護用のテントをかぶせてある。　うれしい！！！！

山吹一重

＜山吹一重＞

子供の頃甘茶の木の横に一叢の山吹が植えられていたと記憶している。その山吹は
八重の花だった。一重の山吹が有るのを知ったのは大人になってからで多分一重の
方が原種に近いのではと考える。この花に雅た華やかさは無いが、一重なりの清楚
な美しさがあり、和歌に有る七重八重の歌はこの花ではない。私自身好みは一重の
山吹である。

栗花名月

栗の花

＜栗花名月＞

旧暦九月の十三夜月を「栗名月」と呼ぶそうな。これは勝手につけた「栗花名月」。

栗の花は今が満開。濃厚な甘い香りの湖に半月を少し過ぎた月が白っぽく五月の空
に浮かぶ。一種妖艶な画だ。一応栗にちなんで「栗花名月」とよんでみた。

表と裏／カロライナジャスミン

＜表と裏／カロライナジャスミン＞

この鮮やかなイエローの花。カロライナジャスミンという。本来のジャスミンとは
全く別種の植物で、カロライナに咲くジャスミンのようにいい香りのする花という
意味なんだそうな。この愛らしい花は実は小悪魔的な毒をもっており絶対口にして
はいけないという。　前日取り上げた忍冬で遊んでいた子供があやまって口にした
事故も起きたという。垣根などによく這わせてあるが注意が必要との事である。

いいこと予感／朝のつつじ

＜いいこと予感／朝のつつじ＞

22日朝。とてもよく晴れ気持ちよく水遣り。先週植えた落花生が大きく膨らんで
表へ飛び出してきた。去年アリさんに食べられて全滅した。もう一度うすく土を
かけてやる。つつじの花が朝日を受けてピンクに輝いている。いいこと有りそう。

5.22 上弦の月

＜5.22 上弦の月＞

明日は雨予報。今日の薄暮は綺麗に晴れて半分の月が真上に。とても美しい空。

みなさんおやすみなさい。

苗代と苗代いちご

苗代いちごの花

＜苗代と苗代いちご＞

そろそろ田植えの頃である。勤務先のまえには水田が有り、その一部に今年植える
ための苗代がつくられている。　昔のように人間の手で苗を取り、人間の手で苗を
植えず、機械が田植えをするため田植え機に乗る様に四角い枠に苗が整然と並ぶ。
2～3日後は雨の予報。田植えもいっせいに始まるだろう。この頃里山や田んぼの横
あたりに見かける「苗代いちご」ピンクのかわいい花が咲く。実は食べられるのか
どうか全く知らない。

ドラマの恋／忍冬

＜ドラマの恋／忍冬＞

まるで昼メロに似合いそうな忍冬：すいかずら　パーッと明るい

イメージの名前ではない。　別名金銀花。咲き始めは純白で時間が

経つにつれて黄色になって行く。花びらを吸うと蜜があり甘いので

「吸い蔓：すいかずら」と呼ばれるとか。蔓性の野草。今が花時で

３cm位の花は色も形も美しい。　でも、忍冬という漢字は何となく

哀しいイメージがつきまとう。演歌のタイトルのような・・・

陶芸教室／うどん鉢

＜陶芸教室／うどん鉢＞

径145ｍｍ×高さ125ｍｍ　ひもつくり　赤土１㎏

形状の仕上げ。中心の出し方のコツを教わったのでうまく芯が出ていたため高台が
簡単に作れ、いつも雑い作業の私としては形が１００点。厚みもいつになく薄い。
本焼きすると10％程縮むのでこぶりのどんぶりばちになるだろう

雨上がり／フランス菊

＜雨上がり／フランス菊＞

おはよう地球。

昨夜(18日）少し降ったらしい。それにしても寒い！それもそのはず 昨日と約10℃
の温度差の19℃半袖で外に出て後悔する。今が盛りのフランス菊の花の白さが目に
しみる。明日も冷え込む予想。20日は陶芸教室。うれしい。