詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

えごの実涼し

2021-07-31 | 俳句

7.31今朝の下弦

<えごの実涼し>

昨日も暑かった!真夏「酷暑の候」なので当然なのだが、人間の感覚

の中で視覚で感じる涼味も大きい。日本には伝統的に風鈴(音)や簾

などの風という見えないものを感覚で感じる工夫がなされてきたが、

色でも見た目に涼しい色、特にブルー系やブルーグリーン系など多用

されている。このえごの実は白緑(限りなく白に近い緑)で涼味を添

える。いいかえるとパステルグリーンやペパーミントグリーンなどが

近い。概して青みの少し入っている方がクールな感じがする。

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燭光

2021-07-30 | 随筆・雑感

<朝の光>

雲の隙間から登りかけの朝陽が金色の帯を投げかけてくる。

今日も無事過ごせますように。文月の終わり。

 

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残月

2021-07-29 | 俳句

<残月>

もうかなり痩せて来た月が朝早い雲の切れ間にうかんでいる。

コロナが急激に感染者をふやしている。いろいろ自由な意見の言える

日本では100人いたら100人のそれぞれが正論になる。何が良識なのか

わからなくなる。こうなると自分の身は自分で守るできる範囲で努力

をする。専門家はだしの批判や批評は誰でもいえる。しかし努力は

むずかしい。月も気がかりなのかなかなか沈もうとしない。

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つゆ草/ほたるくさ 月草

2021-07-28 | 俳句

<つゆ草/ほたる草 月草>

連日猛暑が続いている。コロナも勢いが衰えないけれど、台風が直撃

するオリンピックも熱い。いろいろな障害の多いこの大会は台風来襲

でとても忘れられない大会となろう。

リハビリ目的のウォーキングも気温の比較的低い朝方に行う。気温は

すでに25℃を超えている道端につゆ草:別名ほたる草が見目も涼しく

花を咲かす。万葉時代から月草とも呼ばれた身近な花が涼を呼ぶ。

 

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月見草/大待宵草

2021-07-27 | 短歌

 7.26 薄曇中の立待月と木星

<月見草/大待宵草>

十三夜月・小望月・満月・十六夜・立待ち月と連日の名月天体ショーで

さすがに月見草も寝不足のお疲れではないか・・・と心配したが・・・

どっこい元気ぴんぴんで早朝ウォーキングを出迎えてくれた。

一般に月見草と言えばこの黄色い花をイメージされる人が多いがこれは

正確には「大待宵草」ホントの月見草は夜咲き明け方にピンクになる花

一日中咲いているピンクの「昼咲月見草」によく似ている。

しかし一般的に黄色い花を月見草と混同して憶えているので通りが良い。

「 待てど暮らせど来ぬ君を 宵待草のやるせなさ~♪ 」

竹久夢二の宵待草もこの黄色い花。

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暑中お見舞い/青ぶどう

2021-07-26 | 俳句

<暑中お見舞い/青ぶどう>

おはようございます。昨日までと打って変わった曇り空です。

朝のウォーキングのコースになっている レンガ広場の商店街の花壇に

2本のぶどうが植えられています。いくふさか実がなっておりコバルト

グリーンから少しづつダークパープルに変って行く様を見るのが好きで

足を止めて一息つく場所です。もちろん小さな花壇は金網のフェンスで

ガードされていますのでご安心下さい。観賞用です!

 

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十六夜の月と木星

2021-07-25 | 短歌

 左に木星

<十六夜の月と木星>

昨夜は雲が多くせっかくの十五夜月と木星と土星のランデブーは見られ

なかった。今夜は十六夜(いざよい)の名月。空も晴れて木星も土星も

見える。※土星は右上45度くらいにあるが暗くて写っていない。

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暑中お見舞い/文月満月

2021-07-25 | 俳句

<暑中お見舞い/文月満月> 7.24 20:00 月の出 東南東

おはよう地球。暑中お見舞い申し上げます。

オリンピックも始まり暑さに輪をかけています。周囲の環境は思わしく

ありませんが、なにとぞ諸兄諸姉さまにはこの夏をつつがなく

おすごしくださいますよう。

7.24の満月は湿度のせいか真っ赤な色で昇って来ました。雲が多く観測

には少々不向きですがいいとこどりでお届け。

 

7月の満月はバックムーン(Buck Moon)と呼び、月々の満月の名前は

伝統的にアメリカ先住民の風習に由来しているという。

7月ごろ雄の鹿(英語:buck、バック)の枝角は活発に生え変わること

から。バックムーンは日本語で「牡鹿月」といいます。 以上webより

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猛暑日/野生の昼顔

2021-07-24 | 俳句

 14日月 月の出 19:05

<猛暑日/野生の昼顔> ※オリンピック東京大会開会式

梅雨明け以後連続の猛暑日。さすがに人間もバテてきた。こってりした

食事より水気の物や冷した麺類が毎日恋しい。世間はオリンピック。

月は小望月(14日月)でほぼ満月。空気が乾燥しているのか月の出も

山の端からはっきり見える。明日の満月はバックムーン。

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名月 十三夜月

2021-07-23 | 俳句

<名月 十三夜月>7.22日

今日も暑かった。おそらくこの夏で最も高温になった日だと思われる。

空もからりと晴れ夕方昇って来た月もこの時期にしては鮮明に見える。

満月(十五夜)の2日前の月は十三夜月といい、満月よりも美しい月

として昔から愛されてきた。満月に少し陰りをおびた100点でない月に

日本人の美意識がしっくりくるのだろう。撮影した月を拡大してみると

確かに球体を感じ取れる陰が有りとても美しい。

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クレマチスと鉄線

2021-07-21 | 短歌

<クレマチスと鉄線>

家のベランダからすぐ下に、京阪香里園方面行きのバス停が見える。

そのバス停の横は歩道で建物区域との境目にコンクリートのへいと

それに伴うフェンスが張って有り、クレマチスのつるが一本這って

いる。花は白色で八弁のかたちは見た目にも涼やかだ。

クレマチスは四弁・六弁・八弁とあり色数も多く花びらが華やかだ。

生け花によく使われている鉄線・テツセンというよく似た花がある

クレマチスの原種で中国原産。六弁白色の花でシベの色が濃い。

いずれも鉢植えや切り花によく使われている。今陶芸で作っている

花瓶はこのクレマチスを活けたら似合うかなというイメージで制作中。

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一抹の涼/ねじばな

2021-07-20 | 俳句

 

<一抹の涼/ねじばな>

この2日晴天がつづいている。そして、梅雨の名残りの湿気が有り

むし暑いことこの上ない。日中は大阪屈指の高温地帯である枚方は

体温越えの気温にしょっちゅうなっている。道端や原っぱには野生

の蘭「ねじばな」が少しだけの涼をとどけている。

ねじばなは左巻きと思っていたが右巻きも普通に有ると言う。

 

 

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遠雷と共にあざみが終わる

2021-07-19 | 俳句

<遠雷と共にあざみは終わる>

昨日(18日)も激しい雷雨が有った。 子供の頃から雷が鳴ると梅雨が

終わるよと聞いて育って来たのでそんなものだと思っていたが、昨今の

異常気象の降り方は尋常ではない。

事が起きると大災害になる。こんな時に季節の移り変りもないだろうが

いろいろな事象を肌で感じて日本独特の美意識は大事にしたいものだ。

梅雨が終わる頃あざみの綿毛を見つけた。連日の雨で咲き遅れていた花

が陽射しの出るのを待って子を世の中に送り出すところなのだろう。

遠くまで飛べ。そして大地にしっかり根をおろして次の世代の花よ咲け。

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ひまわりの記憶

2021-07-18 | 短歌

<ひまわりの記憶>

おはようちきゅう。すっかり夏になってしまった。

学校ももうすぐ休みで子供の頃は一番楽しい時期だったような気がする。

20日あたりが終業式で一学期分の通信簿、図画と「夏休みの友」という

国語・算数・理科・社会のドリルの小雑誌をもらい、ドリルなんて3日

でやっつけようなどと出来もしない計画を立て、8月終わりに半泣きで

やったものだ。校庭の隅に向日葵が植えて有り、 あの頃は当番などと

いうものもなく、枯れずに咲いているのを不思議にも思わなかったなー

ひまわりを見ると記憶が勝手にあの頃へ戻ってゆく。

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朝焼けの約束/文月上弦 続編

2021-07-17 | 俳句

<朝焼けの約束/文月上弦 続編>

あつい一日だった。久々に雲が切れところどころ青空がのぞく。

今朝の朝焼けの約束を守るかのように夕方上弦が中天に姿をあらわす。

日没の頃で素人でも撮影し易い条件だ。ベランダの手すりでカメラを

持つ手を固定して撮影。

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