＜実も花も／白山吹＞
万物の命の連鎖を垣間見るような白山吹の親子。本来の黄色い山吹は
実がならないが白山吹は黒い艶やかな実がなる。命をつなぐカタチを
忠実に守っている。それも秋に実って終わりでなく白い次世代の花が
綺麗に咲くのを見届けているのがすごい。
※コロナ禍が早く終息しますように。
白い蓮華はどこでしょうか？
＜童心に帰る白蓮華＞
家の東の小山を超えるといくらかの田んぼが残っており、今蓮華の花が
満開になっている。蓮華を見るとついつい子供の頃の目線になっていて
無意識に白い蓮華を探す。何十万本もある蓮華畑（正確には田んぼ）の
中で１～2本は見つかるもので なにか得したような気持と、道行く人に
見つからないでネというような秘密めいた気持ちが湧いてくる。
わすれな草
＜わすれな草ときゅうり草＞
似て非なるものわすれな草ときゅうり草。花はそっくりでまるで兄弟
しかし勿忘草は花径5～6ｍｍ きゅうり草は2.5ｍｍほど 淡い水色も
よく似ているがわすれな草は花がかたまって咲ききゅうり草は行列状
に花が咲く。もちろんまったくの別種。きゅうり草は道端の雑草。
ほぼ原寸大
＜花ひとつ1.5ｍｍ／野ちしゃ＞
おはよう地球。コロナ大丈夫ですか？
うつむいて歩くせいか足元の小さい花が目に付く。自然界は人間世界に
無関心みたいにこんな小さな花まできれいに咲いている。
この花は野生のレタス「野ちしゃ」花一個は1.5ｍｍくらい。注意して
見ないと見えないが拡大してみるとちゃんと五弁の花でうすい水色。
たまには足元を観察してみよう。
＜春の暮れ／眉月＞
新月明けの月を探してベランダをウロウロ。6：30を過ぎてやっと確保
薄暮の空に美しい形が。昨日は曇りでより細い月は観測できず。
＜青もみじ／花＞
華やかな桜にかくれここにも花が・・・
もみじと言えば「秋」のイメージの強い植物。しかし地味な花ながら
小さな花が咲く。 はなやかな桜が終わるのを待っていたように若干
遅れて花が咲く。もみじには今が春。
＜クレソンの花＞
近所の川は藤田川（とうだがわ）という。川と呼ぶには恐れ多いほど
小さな流れだ。水源も小学校の横を流れるチョロ川かバスの営業所の
むこうから滲みだしている川らしき水なのか定かでない。今、水辺に
クレソンの小さな白い花が世間の騒ぎと程遠いのどかな風情を醸して
いる。
＜大葉紅柏／オオバベニガシワ＞
車で走っている時近所を流れる川の土手に赤い大ぶりな花らしき物が
見える信号待ちで丁度道路越しに真横に止まった。花らしき物は若葉
で鮮やかな赤い色をしている。 「大葉紅柏／オオバベニガシワ」と
いい庭木や、葉がきれいなので切り花用に花屋さんで売ってるそうな。
花屋さんでは赤芽柏と呼ばれたりするそうだが、赤芽柏は若芽の先端
数枚が赤味がかっているだけなので正確には全く別種のもの。
＜毎度っ！／ご近所＞
病院へ行く途中のバス停の横の空き地にチューリップと鈴蘭水仙が
立ち話をしていた。仲良さそう・・・
おっと！病院の時間に遅れるがな (-_-;)
＜草ぼけ：草木瓜＞
近所の原っぱで見かける野生の木瓜。丈の低い草っ原に這うように
生え、オレンジがかった花を咲かす。 丁度鳥の赤いとさかが見え
かくれしているようでカワイイ。 栽培種は上へ伸びるがこの花は
伸びても20~30cmほど。 雑草刈りに遭っても枯れずに花を咲かす
たくましさを持っている。
木瓜無心
2020-04-20 | 俳句
白木瓜
＜木瓜無心＞
例年なら暑くも無し寒くもない快適な季節。今年は全く異常。
外出もはばかれるが買いだめの習慣もないし、買い込んでも
保存しておく場所も無いので今日の食料を買いに出かける。
道端にはボケの花が無心に咲いている。
＜アールヌーボー／樟若葉＞
おはよう地球。コロナなんかに負けるな地球。
自然の営みは力強く今日明日を生きている。
樟の若葉がアールヌーボーのガラス絵のように
青い空にかがやいている。がんばれ地球。
小ならの花
＜どんぐりの花／楢の花＞
6Fから駐車場を見下ろすと桜は終わり、楢：ならの花が満開だ。
舞妓さんの髪飾りのような房の花がかぜにゆれている。
くぬぎのようなまん丸の実ではなくみんなが知っているやや
とがったどんぐりがなる。秋が楽しみ！
＜幸せの黄色／れんぎょう＞
病院の窓から気になっていた風景。淀川の堤防に見える黄色いかたまり
後日そばに行ってみるとれんぎょうの花の一叢だった。黄色は希望の色
みんな窓から「明日帰れるか、明後日か」とこの色を眺めて自分を励ま
していたのだろう。 連翹：れんぎょうは沈丁花の仲間。
＜スノーフレーク／鈴蘭水仙＞
晩春。しかし花達にとっては今、秋の実りの準備に余念がない。
この花はスノーフレークという水仙の仲間。和名を鈴蘭水仙と
呼ぶ。球根の多年草で緑のぽちぽちの模様の可愛らしさに似ず
水仙と同じように毒があるという。
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