腹の空き具合

2017-02-16 22:01:21 | Weblog
毎日まずまず遅い時間に仕事を終えて帰宅するわけだ。
疲れて空腹。
なんだけど、これらの「感じ方」が毎日「場所」により極端に振れる。
「時刻」ではなく。
少し早く仕事が終わっても、思い切り遅くなってもこの傾向は変わらない。
毎日必ず同じなので不思議に思うようになった。

まず、会社から駅までは結構距離があるのに比較的平気である。
仕事が終わった解放感もあるのだろうが、淡々と足を運ぶだけ。
寒さに何も考えられないか、今日の仕事を振り返るか、次のお休みの予定を考えるか、何にせよ気持ちは比較的ニュートラルで腹の空き加減、身体の疲れ加減にあまり意識は向かわない。

ところが電車に乗って駅を降り、夕食を買った後、家まで歩くのが辛い。
歩く距離は会社から駅までより、駅から家までの方が短いのに。
疲れが増すほど長く電車に乗る訳でも無い。
なのに、お腹が空いている事に意識が行って、早く家に着かないかとそればかり頭に浮かぶ。
家が遠い、脚が重い、ただもうひたすらひもじい。
ひもじくて哀しくなる、はは。
なんでかな。

数日、どこに違いがあるのか考えて、ようやく気付いた。
会社から駅までと駅から家までで精神状態が変わってたのだ。
駅を降りて夕食を買うという行為が間に挟まっていた。

駅前のスーパーに入るとカゴを取り、まず向かうのは惣菜コーナーだ。
身体の欲する栄養素に心の耳を傾け、食べたい惣菜を決める。
歩を進めつつ、翌朝のパンはなくなってないか、リンゴはまだあったか思い出し、必要な食べ物をカゴに移す。
もう頭の中は食べることでいっぱいである。
会計を済まし外に出、手に加わったレジ袋の重みを感じ、おあずけ状態で家路を辿らねばならない。
そりゃ空腹感が増すわな。

いやあ理由が分かって良かった。
分かっても家までの道が辛いのは変えられないけど。




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