住めば都

2017-03-16 00:58:33 | Weblog
ななんと、大阪に転勤することになった。
あれまー。
大阪から今の東京の職場に転勤してきた時、そのうち帰れるだろうと思ってはいたが、こんなに早く戻れるとは思っていなかった。
戻れるのは嬉しいが、こちらで遊ぼうと企てていたことがあまり出来ていないのが残念。
数年かけて関東の有名処無名処を見て回ろうと思っていたのに。
関東に住居を構えるなど考えていなかったから、あり得ないチャンスだったのになあ。

日々の生活も違和感がなくなって久しい。
神奈川の今の部屋に越した当初は、お休みにぼんやりして過ごす場所がなくて困ったり、近くに車や自転車で攻めれる山道がなかったり、不満たらたらだった。
そんな環境故にお休みの過ごし方がずいぶん変わったが、一年も同じ暮らしを繰り返していると、昔からそうして暮らしてきたように思えるから不思議だ。
今やほとんど不服はない。

関東地方に住むに当たって思う不満は越して来た時にいっぱい書いた気がするので、反対に良かったところを挙げてみよう。
夏の夜は涼しくて、汗でぐしょぐしょになり目が覚めるなんて眠れぬ夜はほとんどなかった。
夏場でも布団の上で眠れるって、大阪の前の部屋ではあり得なかった。
街には洒落たお店がいっぱいで、扱う商品も特殊な部類に属するものが身近にあり、ウィンドウショッピングは楽しかった。
美術館も数多くあり、遊び先に困った時いくつも候補を挙げられた。
街へのアクセスも公共交通機関が安いので負担感が少なく、気軽に遊びに行けた。
お天気が安定しているから、雨の心配なく自転車で出かけれた。

住む場所は何処でも、田舎は田舎なりに、都会は都会なりに、順応して暮らしていくものなのね。
引っ越しは5月。
また、新居を探して、荷造りして、住所変更の各種届けを出して、と面倒な作業をこなさねばならない。
春から初夏にかけての一番好きな季節がやってくるのに、遊ぶ時間が取れないなんて、ああ残念。
冬場だったらよかったのに。
前回の引っ越しで荷物はずいぶんと整理されたから、今回の荷造りはそれほど大変ではないだろう。
隙間時間を無理やり作って、行ったことのない場所に精々足を運んでおくことにしよう。