先日、ふるさとの知人を案内して、修復された迎賓館を見学してきました。
本館内は、昨年改修された豪華な4部屋の「朝日の間」・「彩鸞の間」・「花鳥の間」・「羽衣の間」など絢爛豪華な装飾や壁画や天井画が拝観することが出来ました。
「朝日の間」は、要人の表敬訪問や首脳会談が行われる部屋となっており、最も豪華な格式高い部屋で、天井には朝日を背にした女神が白馬の馬車に乗って駆ける絵画や豪華なシャンデリアなどが見られます。
「彩鸞の間」は、総理大臣による外国元首との首脳会談が行われる部屋で、暖炉や金色に輝く豪華な「鸞」のレリーフが飾られていました。
「花鳥の間」は、晩餐会が行われる部屋で、豪華な3基のシャンデリアや油彩画、金箔画などが飾られ、様々な和様の花と鳥の絵が飾られて独特の雰囲気が感じられました。
「羽衣の間」は、歓迎式典や晩餐会が行われる部屋で、大きな3基のシャンデリアや赤いカーテンが吊るされて、天井画も圧巻でにほんの謡曲の「羽衣」の光景が描かれています。
【館内は撮影禁止でしたので、配布されたガイドブックに掲載された写真をアップしました】
本館の豪華な魅力に離れがたい気持ちを抱きながら、本館から「主庭」に出ると、国宝に指定されている雄大な噴水があり、本館を背景にした素晴らしい景観が見られ、噴水の水盤には亀、シャチが配置され、鷲とライオンを合わせた「グリフォン」が飾られています。
主庭の広場には、無数の四季の花 葉牡丹が咲き誇り華やかな雰囲気を醸し出しています。
本館の前庭に出ると、建物全体が湾曲した独特のネオ・バロック様式の西洋宮殿のような景観に圧倒されていました。
本館の屋根には、天球儀や阿吽の鎧武者が配置されて和洋折衷の拘りの光景がみられます。
中門や正門では、素晴らしい彫り物で飾られており、国内最高峰の西洋建築の素晴らしさに感動したひと時でした。
正門の扉には、菊の御紋や七五の桐の紋が飾られていますね~
国内最高峰の西洋建築の素晴らしさに感動し、賓客気分で豪華な雰囲気に浸ったひと時でした。