やおよろずの神々の棲む国でⅡ

〝世界に貢献する誇りある日本″の実現を願いつつ、生きること、ことば、子育て、政治・経済などについて考えつづけます。

【中学歴史教科書8社を比べる】59 ~⑾ 天皇 ② 「仁徳天皇陵」の描き方のちがい<その3>まとめ~

2017年01月14日 | 中学歴史教科書8社を比べる(h28-令和2年度使用)

■まとめと考察

1 名称

 「仁徳天皇陵」は宮内庁の公式認定であり、広く日本人が共有している名前。
 したがって、考古学の学会では疑問があるにしても、「仁徳」という呼称を(も)教えるのが妥当だと思う。

 帝国書院と学び舎は教えたくないらしいが…


2 規模

 日本人が「(面積で)世界最大」と誇るのに、何か悪いことがあるだろうか?
 というより、むしろ積極的に日本をアピールすることが必要な状況になってきている。

 

 第2次世界大戦後・ソ連崩壊後の「パクス・アメリカーナの世界」が終わり、いまや国や民族の生き残りをかけた厳しい国家間競争(経済力、軍事力・政治力、文化力・・・)の時代に入っているのだから。 

 米国におけるトランプ大統領の選出で、それは決定的になった。

  私たちは常に歴史の最先端で生きている。
 

~次回、まとめと考察~

<全リンク⇒> 天皇<55・①索引など56・②仁徳天皇陵575859・③系図606162 ④聖徳太子6364656667/68/⑤明治697071727374/⑥昭和75767778798081/⑦今上天皇+天皇総まとめ82(この項完)>