やおよろずの神々の棲む国でⅡ

〝世界に貢献する誇りある日本″の実現を願いつつ、生きること、ことば、子育て、政治・経済などについて考えつづけます。

【中学歴史教科書8社を比べる】131 ⒂ 「琉球・沖縄」の描き方のちがい <その31 ⑤米国占領時代の描き方:実物コピー2/2、考察>

2017年03月26日 | 中学歴史教科書8社を比べる(h28-令和2年度使用)

ⅱ 実物コピー 2/2

【教育出版】

 

【日本文教】

 

 

【清水書院】

 

【学び舎】

 

 

 

 

ⅲ 考察 (⑤米国占領時代の描き方)

◆占領下の沖縄の状況をもっとも具体的に描いている・・・学び舎

◆占領下の沖縄の状況を少し描いている・・・日本文教

◆講和後も《米国の「統治下」「軍政下」に置かれた》事実のみ簡単に言及・・・育鵬社、東京書籍、教育出版、清水書院

◇講和時(後)の処分についての言及なし・・・自由社、帝国書院

 《戦後27年間も、南西諸島や奄美諸島、小笠原諸島などが米国の信託統治下に置かれた》ことについて書かないと、現在のその地域の状況の由来の重要な一部が分からない。したがって、このことはきちんと教えるべきことだろう。

 

~次回、日本復帰 

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