晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

こうのすポピー畑、また来年

2022年05月25日 | ひな人形と花のまち

「こうのす花まつり」本番の頃はやや寂しかったポピー畑。少し前より荒川河川敷の吹上、馬室の両会場は見ごろとなり、早や終盤を迎えつつある。まつりが過ぎて花の摘み取りも可能となり、花束を抱えた人たちが自由に行き交う。人出も少なった今、そよぐ五月終わりの風が見送りの手を振る。また、来年と。

    

     

 


玉ねぎ終えて、次は

2022年05月23日 | 市民農園

今日は取り残してあった玉ねぎの収穫。これまで取った分も含めると全部で170個くらい。約200個の苗を植えたので85%の収穫率になる。冬の間に枯れたり、春から最近までに腐って捨てたのもある。産地の天候不順の影響で野菜が値上げしており、そのトップが玉ねぎとテレビで言っていた。そう考えれば、球の大きさも含めてまあまあの出来かもしれない。さて、30平方メートルばかりの小さな畑。少しだけ休養してもらって次の野菜に頑張ってもらおう。何を作ろうか。9月初めにダイコンの種まきを予定しているので短期収穫できるものに限る。間もなくのジャガイモ収穫の後は、など思案。こうした栽培計画も野菜作りの楽しさ。夏野菜が大好きな雨降りの季節も近い。

        

 

     


破風山の仕上げは「石橋庵」の蕎麦

2022年05月21日 | グルメ

破風山、皆野アルプス下山後は、すぐそばの秩父華厳の滝へ。生い茂る青葉を映す清流に導かれて上流に進むと滝全体が眼前に。高さ100m近い日光・華厳の滝の豪快さには程遠いものの優美さがあるとも言われているらしい。貸し切り状態だったが若いカップルがやって来た。写真を撮ってあげて邪魔しないように立ち去る。そして、日帰り温泉「満願の湯」に寄ってから最後の目的地、秩父市吉田の「石橋庵」に向かう。今日は週3日の営業日(9・10月は週2日)で、時間的にも間に合うよう早出してきた。ここの売りは「自家栽培、自家製粉のそば粉を使った蕎麦」。店のHPには<破風山を背後に控えた大田の土と水と風が育てた地そばの味を>とあり、その山を登り終えた仕上げにピッタリではないか。さらに昔の話、こちらの関係者とは登山ガイド講習会で合宿した縁もあるのだ。残念ながら会えなかったが、また来よう。再会はもちろんだが美味しい蕎麦を食べるために。(写真は「田舎せいろ」大盛り900円)

          

      

 


若葉とふたり 破風山、皆野アルプス

2022年05月20日 | 

薄曇りながら時折り陽が差し、少々蒸し暑いがまずまずの天気。今日は久しぶりに破風山から通称、皆野アルプスのコース。まず下山口近くの秩父華厳の滝・駐車場に車を停める。町営バス10分弱で風戸入口まで移動、いつもの倉庫脇から登山道へ。名前知らない白い小さな花がたくさん咲く若葉の道をひと登り。出た風戸集落の車道を歩き、最奥の民家横から再びの登山道に。尾根に上がり、前原尾根コースと合流の分岐でひと休み。雑木林を越え、葉に覆われてその容貌がつかみにくい猿岩、今は緑葉がそよぐモミジ平とテンポよく進む。東屋からヤセ尾根わずかで破風山に着く。両神山、武甲山はじめ周囲の眺望は霞んで今一つだが頂上はやはり気持ち良い。腰を下ろしたものの蜂が寄ってきたので早々に退散。一気に急下降して札立峠へ。ノッキンボウ、左右キレ落ちた岩稜帯、クサリ場、武蔵展望台を越えて大前山。ここからの下りは短いもののコース最大のクサリ場、足場を確かめつつ慎重に降りる。登り返せば最後の天狗山に。あとは下山口までの緩やかな道を大前集落、その先の沢沿いを進んで車に戻った。残雪の尾瀬やツツジの丹沢から変更の今回。後半にスリルもある山道、誰とも会わず若々しい緑あふれる樹々からの葉緑素を独り占め。「満願の湯」で汗を流し、近場でお手軽な山歩きのフルコースを味わった。2022年5月20日(金)/(秩父華厳の滝駐車場は無料で10台程度/秩父華厳前07:36=<皆野町営バス>=07:44風戸入口)風戸入口バス停07:50~(温泉スタンド・登山口・風戸集落・登山道)~08:30前原尾根分岐08:35~08:50猿岩08:55~09:10破風山626m 09:15~09:30札立峠09:40~(ヤセ尾根・ノッキンボウ・鎖場・武蔵展望台)~10:05大前山653m~(鎖場)~10:25天狗山10:30~10:50大前集落~11:15華厳の滝登山口~11:20華厳の滝駐車場<満願の湯850円はJAF割引▲50円/誰一人出会いの無い山行は久しぶり>

    

        

    

    

       

    

    

 

 


麦なでしこが元気いっぱい「こうのす花まつり」

2022年05月16日 | ひな人形と花のまち

「こうのす花まつり」の吹上会場は桜の時期に何度も出かけたコスモスアリーナそばの荒川河川敷。遠くに秩父連山を眺め、冬の晴れた日には富士山も眺められるところだ。先日様子見に出かけた川幅日本一近くの馬室会場とほぼ同じで5・6割の開花。数日気温の低い天候不順が続いており、遅れ気味のようだ。そうしたポピーに比べて麦なでしこの威勢がよい。点在する赤やピンクを取り込みながら紫色のベルトが遠く水管橋まで続くように見える。ポピーの満開を眺めにまた訪れよう。

    

    

 


交渉の総括を『消えた四島返還』

2022年05月13日 | 読書

悲惨な海難事故のあった知床半島。そのほぼ中央部にある羅臼岳の山頂を踏んだのは20年前。眼下のオホーツク海に横たわる国後(くなしり)島を、自由に往来が出来ない北方領土がこんなにも近くにあるのかと眺めた記憶がある。あの終戦時に北海道の半分をソ連領地とする計画があったとも知り、元北海道民として四島返還には人一倍関心を持ち続けてきた。この本は第二次安倍政権時代、通算27回にも及ぶ安倍首相とプーチン大統領との返還をめぐる首脳会談を追い続けた取材記録である。歯舞群島と色丹島の2島引き渡しを明記した日ソ共同宣言をベースに四島返還をめざしてきた長年の交渉から「2島先行返還」への切り換え。その道筋も見えないままの四島における共同経済活動の協議開始。選挙区山口での温泉接待など蜜月関係を演出し、レガシー(政治遺産)づくりに前のめりする安倍首相。対して、より強固さを増すプーチンの原則論的な考え方。ロシアの北方領土領有は「第2次世界大戦の結果」、「島の非軍事化」、日米安保や日米地位協定における「日本の主権への疑い」などなど。交渉停滞が続く中で軍事基地の増強や他国の経済資本の導入を含む四島の実効支配が進む。ついには「領土の割譲禁止」を明記したロシア改正憲法まで発効した。北海道新聞取材班は、そうした経緯を<重ねた妥協、残ったのは「負の遺産」>と言い切る。あとがきで<安倍政権下の対ロ外交をしっかり見つめなおすこと。浮かび上がった数々の課題をどう乗り越えていけばいいのか>と問題提起する。しかし今、非道の限りを尽くしているプーチンのウクライナへの軍事侵攻を目にするとき、そうした作業は果たして意味があるのか。そんな思いすら抱くが、次につなげる総括は政治の責務としてぜひやってもらいたい。それが無ければ手が届きそうなあの島影は永遠に戻っては来ない。

        

 

(表紙裏より)

 


見渡す限りポピーの”こうのす花まつり”

2022年05月12日 | ひな人形と花のまち

今週土曜日から始まる「こうのす花まつり」の馬室会場を少しのぞきに行った。「川幅日本一」に架かる御成橋を遠くに望む市内の荒川河川敷。日本一の広さを誇るポピー畑に赤やピンク、白の花びらが風にそよぐ。ほぼ満開はオレンジ色の花、カリフォルニア・ポピー。全体的には6・7割程度の開花だろうか。カスミソウのような白い小さな花や青のネモフィラなどニューフェイスも登場して楽しみが増えた。これからしばらく、コスモスアリーナ周辺の吹上会場とともに季節の彩りが競い合う。

    

    

      

 


GWの夏野菜づくり

2022年05月07日 | 市民農園

好天が続いた今年のGWはほぼ毎日、市民農園の畑通い。ポットに種を蒔いて育て、数日前に植え替えたばかりのズッキーニ、オクラ、青シソに水をあげる。順調に育っている4月半ばに植えたナス、ピーマン、シシトウ。気温も上がってきたので囲いのアンドンを取り外す。あらためて支柱を立て、風で折れないよう麻ひもで結ぶ。さらにナスは、一番花が咲いている主柱とその下から出ている側枝のわき芽を2本残して3本仕立てに。キュウリを覆っている寒冷紗を外すのはもう少し様子を見よう。玉ねぎの葉がかなり倒れている。例年の収穫期は今月の中・下旬だから少し早い。腐る心配もあり、大きそうな玉だけを選んで仮収穫。隣のジャガイモに蕾や花が付いてきたので化成肥料の追肥を施す。2回目の土寄せは後日。あと1か月、今年の出来具合が楽しみだ。

         

    

    

 


初めて「江南の藤」に

2022年05月04日 | 写真&旅

二本木峠、皇鈴山の次に向かったのは熊谷市の「江南の藤」。新聞記事によると枝張りの規模は県内最大級で見ごろを迎えているとのこと。数日前に見に行ったという知人の話にも後押しされ、予定した大霧山をカットして車を走らせる。個人の自宅庭を開放しているようで路肩は満車。空き地の駐車スペースに何とか停め、協力金300円で見学。広さ畳300畳分といわれる紫のカーテンが目の前に。それが1本の幹から張り出したものと聞き、感心する。暑いこの日だったが紫色が降り注ぐ藤棚の下は涼しく、気持ち良い。足利市のフラワーパークにはかなわないが近場で見る景色としては十分、目の保養ができた。

    

 

    

 


ツツジ満開の二本木峠、皇鈴山

2022年05月03日 | 

今、山ツツジが満開の奥武蔵・東秩父村の二本木峠、そして皇鈴山(みすずやま)へ行ってきた。峠周辺は紅、ピンク色のツツジが広がる。早くも枯れ始めの花や蕾状態のもあるが、全体的はちょうど見ごろ。30分くらい歩き回ってから皇鈴山に向かう。最初の直登の右手斜面に広がるツツジ。誘い込むように踏み跡があり、屈んで進む花のトンネル。一つ目のピークである愛宕山から右に左に現れるツツジロード。時折りの薄ピンク色の花が周囲の若葉とよく似合う。峠から山頂まで普段であれば登り30分、下り20分の山道。それぞれ倍の時間をかけ、五月の風とともに新緑の花道を楽しんだ。

    

    

    

    

 

 


北の花、スズラン咲く

2022年05月01日 | 雑記

今年もスズランが庭に咲いた。北海道の花と言われるのは多く自生し、道内では市や町の花としているところがかなりある。郷里にあるスズラン公園で見られるのは1か月先の6月初め頃だろうか。エゾリスが駆け回り、野鳥がにぎやかにさえずる園内。その足元で花の姿の鈴を鳴らして春の到来を控えめに伝える。葉の陰に隠れるように咲く花を見ながら想像した。今日、5月1日はスズランの日。ただし、遠いフランスでの話である。