晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

パソコンの色合い調整は解決したが

2021年05月29日 | 雑記

3年半使用のパソコンが不調で買い替えたのだが色合いがどうも気に入らない。ディスプレイ画面の青みが強く、手元に残していた旧パソコンと並べてみると一目瞭然。ネット検索やWord・Excel使用は我慢できても多用している写真の調整は大変不便。パソコン教本やネット情報などを参考に調整してみたのだが、どうもうまくいかない。困り果てて購入した店へ持ち込み、30分ほど手を尽くしてもらったがほとんど変わらない。店の話ではメーカーや機種による色合いの違いであり、要望は難しいと言う。釈然としないまま帰宅、メーカーのサポートセンターへ連絡しても電話やメールで解決ができるか分からない。そこで、もう一度ネット検索してたどり着いたのが「色合いを簡単に調整する方法」。早速、説明のとおりにWindows10の「画面の色合い調整」機能を使って<ディスプレイの詳細設定>から<色の管理>へ、そして<ガンマの調整方法>でほぼ改善した。ベポくまさんのブログには大いに感謝したい。それにしてもK家電量販店には失望した。PC売り場の係員であれば素人の購入者より知識があって当然ではないだろうか。商品の展示もあり、こうした調整方法も知らないとは。元々、このN社の製品はKデンキのオリジナル商品なのだ。それとN社も出荷段階でのディスプレイの最終検査は手抜きとしか思えない。この青みが強すぎる色合いが標準だとでも言うのだろうか。次の購入時にまで、この記憶は忘れることはない。(画像の左手側が青みの強い新PCで調整前のもの)

    

    

 


竜頭の滝から高山・小田代原(2)

2021年05月27日 | 

竜頭の滝上から車道を横断、高山(たかやま)への山道に入る。支尾根を越えて平坦な草原の道、カラマツ林を抜けて新緑あふれる広葉樹林の森を登っていく。見え始めていたシロヤシオが密集して咲く小さな肩に。トウゴクミツバツツジも混じり、休憩も忘れて周囲を撮りまくる。すぐの尾根上に出るとシロヤシオが途切れ、今度は咲き始めのシャクナゲ。樹林越し眼下右手わずかに望む戦場ヶ原、左手には中禅寺湖の青い湖面。少し下って山頂部に向かう最後の急登にとりつく。ジグザグに進む先行のグループに道を譲ってもらい、ひと頑張りで山頂に着いた。展望あまり無く、ひと休みして一面に点在するシロヤシオの斜面を急下降。新緑を背景に広がる白い花々、時折りの薄ピンク色に何度も立ち止まってはカメラを向ける。十分に堪能、やがて道も緩やかになって分岐に。左手の中禅寺湖方面を分け、右手の小田代原方面へ。広いシラカバ林の中の一本道をしばらく行き、車道に出てから左手へ進んで小田代原展望台。初めての場所、有名な一本のシラカバの木「貴婦人」を遠望する。ベンチで食後、小田代原をほぼ一周する木道を歩く。芽生えの針葉樹や広葉樹の中、湿原に咲く花はまだ早い。木道にも疲れた頃に小田代歩道に進み、土の感触に安堵。戦場ヶ原展望台に寄り道、水音が聞こえてきてしゃくなげ橋。あとは湯川沿いに若葉、トウゴクミツバツツジを眺めながらの気持ち良い道。滝上に戻り、この日2度目となる竜頭の滝へと下る。曇りがちの空模様も途中から青空が広がって天気は上々。そして、お目当てのシロヤシオ、トウゴクミツバツツジもこれだけ多く見たのは初めてのような気が。竜頭の滝も含めて、期待以上のいい一日だった。2021年5月26日(水)/(竜頭の滝無料駐車場を利用)竜頭の滝P 08:40~08:50滝上・高山登山口~10:15高山1668m 10:25~11:05中禅寺湖・小田代原分岐11:10~11:30高山登山口~(車道)~11:55小田代原展望台(昼)12:15~(小田代歩道・戦場ヶ原展望台)~13:30しゃくなげ橋~14:00滝上~14:15竜頭の滝P

    

    

   

    

    

   

   

 

 

 


竜頭の滝から高山・小田代原(1)

2021年05月26日 | 

中禅寺湖畔の高山(たかやま)へ登る前に竜頭の滝で写真タイム。07:50に現地着、心配した滝近くの駐車場は残り2台のスペースに何とか滑り込む。早速、茶店の間を通って滝正面に。朝の時間帯で見物客も2・3人なので三脚を立てさせてもらって30分ほど。日光連山から流れ下ってきた雪解け水を覆うように、これも元気な若葉が生い茂る。その間にお目当ての薄ピンク色、トウゴクミツバツツジが見え隠れ。咲き揃う花のピークには少し早かったようだが、これで十分。初夏の彩りと滝の音、季節の競演を目と耳で贅沢に楽しんだ。滝の流れに沿って10分歩いて滝上。いよいよ登山口から高山へ向かう。

    

    


五月の風を、色を「こうのす花まつり」

2021年05月23日 | ひな人形と花のまち

梅雨のような曇りや雨の日が続いたあとの晴天の日曜日。市内で開催中の「こうのす花まつり」はコロナ影響で規模縮小だが吹上会場の「麦なでしこ・ポピーまつり」は自由に見ることができる。駐車場は混雑していたが何とか停めて、荒川堤防の上から河川敷の花畑に下りる。遠く水管橋を背景に広がるシャレーポピーの花々。久しぶりの青空に薄紙のようなピンクや赤の花びらが眩しそうに揺れる。麦なでしこは一面を紫色に染め、別名カリフォルニアポピーの名を持つ黄色のハナビシソウは今日の空に故国をしのぶ。花園で歓声を上げる人、堤防上でサイクリングする人、散策する人、それぞれがひととき五月の風と色を楽しむ。

    

    

       

    

    

 


さきたま緑道は万葉と歩む道

2021年05月15日 | 雑記

先日の万葉集の講座(「古代東国の叙情―東歌を訪ねて」)で県内に万葉歌碑が25基あると聞いた。自宅近くの「さきたま緑道」でもいくつか見かける特製の立て札に書かれた万葉歌。立派な石碑とか歴史あるものではないので、当然この数には含まれていない。だが、この機会に調べてみようと久しぶりに終点まで歩いてみた。その最初は「<スダジイ>家にあれば笥(け)に盛る飯を草枕 旅にあれば椎の葉に盛る」と作者、巻・歌番号とともに書かれている。そばに立つ樹木はスダジイという椎の木の一種。少し歩いた松の木のそばには「<クロマツ>昨日こそ君は在りしか思はぬに 浜松が上に雲とたなびく」。今まで気にも留めなかった緑道に植えられた樹々。それぞれにつながりのある歌碑となっているようだ。以降、クヌギ、ハンノキ、ヤブツバキ、ハギ、ユズリハ、クロマツ、ノシバ、ヤマブキ、シダレヤナギ、シダレヤナギ、タブノキ、ウツギ、ネムノキ、アセビ、スギ、シラカシ、ウメ、ケヤキ、ウメ、ウメ、ヤマザクラ、ホウノキ、コナラ、ヤマブキ、ヤマザクラ、ツゲ、ケヤキ、アセビ、アジサイ、ヤブツバキと続いて全部で32基に同数の歌(クロマツやシダレヤナギなどは2回、ウメは3回詠まれている)。歌碑の数もそうだが、道に植えられている樹木の種類の多さにも初めて気が付いた。一番気になっていた東歌は後半の25番目でやっと発見。「<コナラ>下毛野(しもつけの)美可母(みかも)の山の小楢(こなら)のす ま麗(ぐは)し児ろは誰が笥(け)か持たむ (巻14三四二四)」。歌碑の後方遠くは栃木県の三毳山の方向では、と安堵したついでに勝手な想像も。この緑道は北鴻巣駅近くの赤見台近隣公園から始まり、特別史跡・さきたま古墳群までの4.5km。今は文字どおり初夏の緑滴る散歩道。万葉集にあるものの歌碑には無いヤマボウシが存在を示すかのよう白い花を咲かせる。現代アートの彫刻が点在、そして樹木や草花に心を寄せた万葉歌人の思いに浸りつつ古墳時代へと続く贅沢な道。いつものように急ぎ足ではもったいない。

    

         

    

    


アカヤシオの袈裟丸山(小丸山)と滝見物

2021年05月12日 | 

今、見頃というヤマレコ情報を得て袈裟丸山(小丸山)へ向かう。平日の朝7:30到着で駐車場はすでに満車。この山のアカヤシオ人気が伺える。他車に倣って広めの車道の路肩寄りに路駐。朝食を済ませて早速、階段状の登山道を上がる。新緑の雑木林の中、ジグザグの道から木の根が張る傾斜の道。やがて左側が開け袈裟丸連山を遠望。笹原の急傾斜に延びる1本の道、先行者が遠くに見える。しばらく我慢して進み、つつじ平分岐でほっと一息。道は緩やかになって待望のアカヤシオも点在しはじめる。芽吹き始めのカラマツ林を抜けて賽の河原、雨量計付近では密集した花の歓迎。全体としてピークは過ぎつつあり、遅霜の影響か枯れた花と蕾が混在している。引き続き、左手の尾根南面に続くピンク、右手にと彩りを見ながら小ピークを越え、岩の道を登りきって小丸山に到着。正面の左手に大きく前袈裟丸山、通行禁止の袈裟丸山、右手に日光白根山など日光連山が続く好展望。まだ蕾が多い山頂でゆっくり休憩後、撮り逃したアカヤシオを探しながら往路を戻る。途中、つつじ平分岐から初めて1429mピークを往復。これもヤマレコ情報によるもので山頂部一帯は確かにアカヤシオも、残念ながら時期は過ぎていた。薄雲が広がり、スッキリしない青空だった今年のアカヤシオ見納めは一応満足。たまたまだが5年前の今日は、千葉の山トモHさんと同じコースを歩き、地元のAさんらとも山中で出会った日。あの時は過ぎゆくアカヤシオだけでなく、今回目にしていないシロヤシオや新緑のカラマツを想い出した。帰路は小中大滝公園に立ち寄り、最大傾斜44%という吊り橋・けさかけ橋を渡っての滝見物。滝よりもスリルある吊り橋の下りをまた歩いてみたい。2021年5月12日(水)/(10台強の駐車場少し先の路肩寄りに縦列駐車)折場登山口1200m 07:50~08:40つつじ平分岐08:50~(展望台)~09:05賽の河原~10:10小丸山1678m 10:35 ~(写真)~11:40賽の河原~11:55つつじ平分岐(1429mピークへ往復)12:20~13:00折場登山口

   

   

   

   

   

   

    

  


ゴウヤ苗と緑道を

2021年05月06日 | ひな人形と花のまち

今、新緑に包まれている自宅近くのさきたま緑道。今日はゴウヤ苗の購入を兼ねてのウォーキング。緑道の終点まで点在する彫刻群50点の最初『風のと(音)』に見送られて歩き始める。すじ雲流れる青い空の下、遊歩道にそよぐ緑色の風。道沿いのヤマボウシが遠慮気味に咲く。中ほどにある野菜の無人販売スタンドには目的の苗がまだ残っていた。一袋・2ポットで100円は安い。2袋を手にぶら下げて戻る約2.5kmの道。ゴウヤの苗も揺れ、揺られて足腰強くなるような気が。いい実を付けてくれるかもと勝手な想像しながら歩く。時折り、人影が消えたのをいいことにマスクをずらして深呼吸。若葉からのぞく木洩れ日が一段とまぶしい。

    

    

    


やって来た五月の季節に

2021年05月02日 | 雑記

一年で一番過ごしやすいと言われる五月。目に入る新緑や頬をなでる爽やかな風の中でこの季節を楽しみたいところ。しかし新聞、テレビで連日報じられるコロナワクチンの混乱と自粛要請下のGW風景、そして一向に減らない感染者数。行動をとがめられた若者の「いったい、いつまで待てばいいのか」の言葉も理解できる。今や感染拡大の最大防止策であるワクチン接種は、3月からの医療従事者がまだ途中。続いての高齢者は遅れる一方で7月末の完了目途さえも疑わしい。必要な全国民となると2度目の冬に間に合うかどうかとも言われている。後手対応を絵にかいたようなワクチン確保と接種体制の失政、と毒づいていてもストレスが溜まるだけ。この時季いつもどおりに庭の片隅に咲くスズラン、実り始めてきた梅でも眺めながら心落ち着かせて過ごすことにしよう。