晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

秋野菜スタートはダイコン十耕

2020年08月28日 | 市民農園

間もなくの8月31日は数字の語呂合わせで「やさいの日」。コロナ禍の遠出自粛や節約志向で家庭菜園を始める人が増えているという。そういえばホームセンターの園芸コーナーは混んでいるし、通っている市民農園でも新しい顔ぶれを見かける。畑の使用料や種・苗、肥料などの経費を考えると経済性はやや疑問だが、土との触れ合いに新たな楽しさを見出す人がいるのかもしれない。とは言え、この猛暑の中での畑作業は大変だった。特に旺盛に生えてくる雑草取りを何とか終え、いよいよ秋野菜の一番手であるダイコン畑づくり。”ダイコン十耕”の教えに従い、何度も鍬を入れる。ニラの白い花は涼しげだが夕方でも結構暑く、汗が噴き出す。9月初旬の種蒔きまで残り6回、土との格闘が続く。

    


夏野菜最後の晩餐

2020年08月16日 | 市民農園

長梅雨の後は35度を超える猛暑日が続く。加えて日々伝えられるコロナ感染者数の高止まりもあり、そう遠出も出来ない。消化不良気味のまま過ぎてゆく今年の夏。楽しみは市民農園で育てている夏野菜の面倒をみること。だが、それも終わりを迎えつつある。キュウリやズッキーニ、トマトは葉が枯れ始め、もう実が付かない。ナス、ピーマン、サニーレタスは、もうひと頑張りも時間の問題。まだ元気なのは暑さに強いゴウヤ、オクラ、モロヘイヤくらい。今日これだけの収穫は最後になりそう。そろそろ秋野菜、まずはダイコンの畑準備に入らねば。見上げる空には次の季節を感じさせる雲。どんな秋になるのだろうか。

    

    

 


日光白根山で涼風を満喫

2020年08月14日 | 

天候不安定と沢渡駐車場の混雑予想であきらめた北アルプス・涸沢の替わりに出かけたのは日光白根山。関東以北の最高峰なので涸沢並みの涼風を狙って20数年ぶりの山となる。その時は菅沼登山口からの往復だったが今回はその後に運行始めたロープウエイ利用の時間短縮コース。山頂駅先の鳥居をくぐって歩き始めの道は観光客むけの周遊路もあるせいか砂利が撒かれて歩きやすい。間もなく本格的な細い登山道に入る。連日の雷雨の影響と思われる濡れた地面、針葉樹林帯の中はひんやりとして期待どおり。山腹を巻く道は滑りやすい木の根や岩も多く、さらに傾斜を増していく。時折り樹林越しに見える燧ケ岳や咲いている花に癒される。つづら折りの急登をしばし頑張ると森林限界に。周囲が大きく開けて前方まだ遠いものの山頂部を望む。青空と吹き渡る風、黄色のマルバダケブキやピンクのハクサンフウロに励まされ、歩きにくいザレ路を進む。左手の奥白根神社を見ながら下降、最後の岩稜に取り付いて山頂に到着。足元の五色沼をはじめ中禅寺湖、雲に隠れた男体山、尾瀬や周囲の山々など360度の眺望を楽しんで下山。北峰を登り返し、眼下の弥陀ヶ池に向かって一気に下る崖は渋滞。時間を要した分岐から弥陀ヶ池を往復、さらに七色平に向けて下降して往路に合流。足湯のある天空テラスなど、大賑わいの山頂駅に戻った。やはり2千mを超える高山は下界の暑さをひととき忘れさせてくれる。久しぶりの山歩きと寝不足で少し疲れたが大いに満足できた。8月14(金)/(早めの出発で渋滞の影響なく3時間で無料駐車場に到着)ロープウェイ山頂駅2000m 08500920大日如来・七色平南分岐2110m 09301040森林限界~1120日光白根山2578m <昼>1155~分岐12501300弥陀ヶ池2253m 1305~分岐~1340七色平北分岐2106m~(七色平)~1355大日如来・七色平南分岐14051440山頂駅2000m<ロープウェイ往復2,000円・山岳遭難保険jRo400円割引。山麓駅内の「座禅温泉」は混雑しているので敬遠、道の駅・白沢の「望郷の湯」も道路渋滞なので楽しみの日帰り温泉入浴は中止>

      

   

    

    

    

    

    


北本自然観察公園で蛍を

2020年08月09日 | 写真&旅

少し前の蒸し暑い夜、隣町の北本自然観察公園に出かけた。お目当てはホタル。雨上がりなので長靴、虫除けに長ズボン・長袖、首にタオルを巻いて公園内に入る。入口近くの学習センターで教えてもらった場所まで10分ほど。日没から1時間、足元を照らしていたライトを消して目をこらすと点滅するホタルの光がひとつ、ふたつ。小さな流れに沿う遊歩道をさらに進んで行くと数が増えてきた。ここにいるヘイケボタルは光りの点滅が早く、密集しないというが、確かにそんな感じだ。この日は家族連れや若いカップルが時折り、すれ違う程度。水辺に降りて写真撮ることは不可なので今回は観賞を中心に。市街地にそう遠くないところでのホタル、貴重な場所だから大事にしたい。


待望の梅雨明けで心の洗濯

2020年08月02日 | ひな人形と花のまち

昨日の8月1日、待ちに待った梅雨明けを迎えた。平年より11日遅く、 昨年(7月24日)より8日遅かったという。実感的には2ヵ月くらい暗雲に閉じ込められていた気分だが、これもコロナのせいか。ともかく夏空と滴る緑を求めて近くの「さきたま緑道」を歩く。50点の彫刻群の最初『風のと(音)』が眼差しを向ける先へ真っ直ぐに続く遊歩道。木立の間から見え隠れする緑の田、上・信越新幹線の高架橋方面に緩やかに流れる元荒川、広がる緑の遥か先に見える日光連山だけは残念ながら雲の中。しばらくモノトーンだった景色は心弾む夏の装いに。木陰にそよぐ風も真夏の入口のせいか爽やかで気持ち良い。誘われてもう少し歩いてみよう。気になる感染拡大のニュースを忘れて、今日は心の洗濯を。