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7つ違い

2016-09-01 21:28:24 | 日記
ボクちゃんにはタイちゃんという7つ違いのお兄ちゃんがいる。この2人が揃って我が家に遊びに来たのは、ボクちゃんが2歳と3歳の間ぐらいのときだった。お兄ちゃんが急に妹の背後に抱き着き、そのまま二人で床に転んで、ふざけ会っていた。ボクちゃんは今年8月で5歳になり、タイちゃんは小学校6年生である。もう2人で抱き合って転んで面白がることはないだろう。それにタイちゃんは、大のつく読書家である。ヒマさえあれば本を読んでいる。ヒマがなくても本を読んでいる。7つの年齢差のある兄妹だから、兄が大学を出て社会人になる頃、妹はまだ中学校の制服を着ていることになる。3日前の晩酌のときに、家人にそんな話をした。

私にも7つ違いの妹がいる。私はいままでに、真に性格の好い女性を3人しか見たことがない。その3人の中の1人が自分の妹である。真に性格が好いというのは、ただ善人であるというのとは異なる。単にオヒトヨシというのとは異なる。妹はゆったりとしている。ゆったりとした温かさがある。春のうららの隅田川である。 妹は涼やかである。窓を開けたら涼しい風が入って来たような気持ちよさがある。心身が健康である。健康だから心が広い。そこから優しさが生まれる。小学生の頃からのテニスプレーヤーだから元気もいい。明朗だから友人も多いだろう。サッパリとしている。彼女にも当然のことに哀しいことや辛いこと、怒ること、寂しくなることがあるだろう。涙がこぼれないように、上を向いて歩こうとするときもあるはずだ。しかし、そういうときは化粧室へ行って、顔を洗って、涙を拭きとり、そこを出て来るときはサッパリ笑顔になるような気がする。失敗も少なくないかもしれぬが、それを笑いに換える余裕があると思う。「あら、このお肉、焼きすぎちゃった。少し焦げちゃった。ウエルダンの上って、何て言うのかしら?」となるのではないか。
ま、この辺にしておこう。


以上は、ただの妹自慢であって、バカみたいであって、途中から読まなくなってしまった方もおられるだろう。でも、最後まで読んでくださった方には、試してみていただきたいことがある。初めに書いたように、本当に性格の好い女性は、きわめて少ない。そういう希少価値を何人知っているか。目を閉じて(開けていてもいいが)頭の中で数えてみていただきたい。繰り返すが、その数はごく少ないはずだ。⒑人いたとしたら、それはたぶんカウントの誤りだと思う。

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