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10月27日

2019-10-27 17:26:23 | 日記
昨日から家人が茨城へ行っている。彼女は大阪(現在の東大阪市)の生まれなのだが、戦争が始まって父親の実家のある茨城へ疎開した。その疎開先だった田舎の田園風景が、年を経るごとに懐かしくなり、特に10年ぐらい前からは、「あの一面にたくさんのレンゲの花が咲いていた田畑はどうなっているのか」などと言うようになっていた。家人は結婚前まで茨城の小都市の電電公社(NTT)に勤務していて、その頃の友人達とはずっと(電話などでの)交流があり、その友人の一人が、レンゲ村に近く、「行ってみた」「ぜひいらっしゃい」が実現したわけだ。

昨日ワールドカップ ラグビーで、オールブラックス(ニュージーランド)が敗れた。今夕は、ウェールズ対南アフリカ戦がある。決勝で南アフリカとニュージーランドが相対するのではないかと思っていただのが、ま、私のラグビーを見る目なんて、その程度。

競馬は天皇賞。2番・アーモンドアイの強さはほとんどの専門家が№1と認めるところで、いわゆる相手探しのレース。もう1頭の強力馬10番をハズしてしぼったのが、6と9で、特に6番のユーキャンスマイルの岩田康誠騎手が好きなので厚めに買った。結果は2・9と入って、配当は9.3倍。6番は4着だった。儲けは少ないが当たればいい。

家人が留守なので、朝飯から夜の風呂、晩酌まで娘の世話になっている。家には私の他にも2人の居候(ヴィヴィとリャンピン)がいるので、娘も忙しそうだ。しかし、家人もたまには老夫介護から解放されないとストレスが溜まるだろう。たぶん、明るい顔で帰って来るだろう。今朝の血圧は143-82。

認知症のこと

2019-10-26 17:18:32 | 日記
たしか、脊柱管狭窄症の手術を受けて2週間ほど入院したときのことだ。ある日、何かの検査から病室へ戻るとてゅうで不思議な光景を見た。4,5人の老女の患者が円卓に座って、これも複数の看護師さんに食事をさせてもらっている。食事はスープ状のもので、それを看護師さんがスプーンですくい、患者の口元に運ぶという方法だ。私が不思議だと思ったのは老女たちの腕や手指が不自由には見えないからである。つまり、自分でスプーンを使って食べることは容易であると見えたのだ。病室に戻って別の看護師さんにそのことを訊いてみると、「あの方たちは、食べ物を口許までもっていってあげないと食べないのです」と説明された。目の前にスープとスプーンを置いて、食事の時間だと教えても反応がない。もっと言えば、空腹であることすらわからないのか。私は、「そうなんですね」と言うしかなかった。

認知症の患者さんを抱えたご家族は大変だろうと思う。私だって、明日は我が身である。現在だって家人と娘には大きな面倒をかけている。話は変わるが、先週の水曜・木曜にかけて製薬会社大手のエーザイの株が急騰した。連続してストップ高になった。認知症薬がアメリカで承認されるのではないかというのが材料である。前述の例だけでなく、デイケアサロンでも認知症の方を何人か見ているし、それよりも認知症になってしまった先輩のことを話に聞くことは少なくない。それらのことから考えて、認知症の薬はむずかしいだろうなぁと、どうしても思ってしまう。

終わった、終わっていない

2019-10-26 17:10:39 | 日記
プロ野球日本シリーズが終わった。巨人ファンの方々はさぞかしガッカリされただろう。巨人ファンではないが私もガッカリした。私は夜8時前にベッドに入る。テレビを小さくつける。日本シリーズでなくても、老人の就寝前の時間に野球の音を聴くのは快いものなのだ。このシリーズの前、スポーツ紙に10人余りの専門家の予想が載った。4勝2敗か3敗でSB有利というのが6割以上を占めた。理由は、Gのリリーフ陣に不安があることだった。もちろん私にはそんなことはわからない。私の頭に残っている日本シリーズは、昭和のものである。鉄腕稲尾の物語である。それはともかく、第一戦はG・山口、SB千賀のエース対決になった。なるほど、2人とも、好投手である。点数のことはともかく、これはホームランで決まると思いながら、眠くなった。翌朝のスポーツ紙の見出しは、<千賀、力投!>だった。

この1カ月、ラグビーワールドカップに日本中が沸いた。日本で開かれたスポーツ大会で、これほど多くの人が熱中したのは珍しい。昭和39年の東京五輪を思い出すほどの熱気だった。ワールドカップの日本招致は大成功だったと、どうしても過去形で書いてしまうが、とんでもない。まだ大会は終わっていない。4チームが勝ち残っている。南アフリカもオールブラックス(ニュージーランド)も残っている。準決勝と決勝が残っている。ところが、テレビでは日本が負けた後は急に静かになってしまった。日本チームがいなくなると視聴率が稼げなくなるからだろうか。それはアカンと思う。この大会でラグビーは多くのファンを得たのである。新しくラグビーを部活にとりいれる中学高校も増える。残った4カ国は世界の強豪であり、強豪国のベストメンバーであり、滅多に見ることのできない勇者たちなのだ。開催国として、残る準決勝、決勝の報道を特にテレビは大々的に展開してもらいたい。

女性の顔

2019-10-26 17:04:29 | 日記
イギリスのメイ首相の顔がどんどん変わって行った。短い時間のうちに変わった。現在のジョンソン首相に替わるまで、気の毒なように、である。メイ首相は彫りの深い、上品な顔立ちである。そして目が強い。意志的な印象がある。彼女の顔を見るのはテレビのニュースだけだった。ニュースが伝えるのはすべてEUからの離脱とそれに関する自国の議会(世論)との璃トンである。それがうまくいかない。首相の頬にタテ線のようなものが入る。シワではない。シワとは違った深い線だ。苦悩が顔に出ることはある。強い怒り、深い悲しみといったものが短時間のうちに人の顔を変えるということはある。それにしても、メイ首相のそれは激しかった。彼女が美人であったことも、変化を目立たせる一因だっただろう。私はメイ首相の顔がテレビに写るたびに、人の顔がこんなに変わって行くものなのだと驚いていた。

22日に天皇陛下即位の儀が行われ、そこに招かれた一人の沖縄の女子高校生のことがテレビで紹介されていた。名前を倫子さんという。倫子さんは「生きる」という題の自作の詩を朗読した。朗読と言っても、紙に書かれたものに視線を落として読み上げるのではない。暗記している素晴らしい文を声にして発するのである。その顔が好かった。真剣さが伝わって来る。真剣さを訴える目が美しく澄んでいた。これほどの17歳の娘さんを見るのは何年、何十年ぶりか、いや初めてかもしれない。倫子さんへの賛辞は日本中からマスコミに寄せられ、それらはテレビや新聞・雑誌で紹介されていくだろうから、私の下手な拍手はこの辺にしておこう。

いじめ

2019-10-26 16:57:52 | 日記
私たちが幼稚園生や小学校低学年であった頃は、男の子が女の子を泣かせたりすると大変だった。たとえば、A子がちょっと変わった色のセーターを着ていたとして、それを見たB男が「なんやそれ?けったいな色のセーターやなぁ」と冷やかしたら、A子が泣きだしたとする。すると、B男には、女の子を泣かせた、弱い者いじめをしたという烙印が押されてしまう。ちょっとしたことで、「おまえは、女の子いじめしかでけへんのか」でけへんのかと言われたりする。ついでに言うと、あの頃の女の子はよく泣いた。すぐに泣きだす子が多かった。だからそういう女の子には近寄らないというか、大袈裟に言えば、腫物にさわるように接する空気があったような気がする。

終戦は私が小学校4年の時である。その頃から泣き虫の女の子は少なくなった。近所にたくさんいた女の子も、あまり泣いている姿を見なくなった。戦後強くなったのは女性とストッキングという言葉があったが、小さい女の子も強くなった。男女同権もまた終戦すぐに流行ったフレーズである。今ではセクハラ、パワハラは毎日のように読んだり聞いたりする常用語である。ハラスメントはいやがらせだから、女性が「それ、セクハラよ」と言えば、ちょっとした軽口だって、セクハラになってしまう。B男がA子に言った「けったいな色のセーターやなぁ」なんかは、今は完全にアウトだろう。

教師による同僚いじめがニュースになっている。いじめチームは4人いて、30代の男3人、40代の女1人だそうだ。しかもその40女がリーダーというのだから、女が強くなったどころの話ではない。この報道はかなり長く続くはずだから、段々にその暗さや陰湿さが判明していくだろうが、こういうことって他の職場にもある。必ずあるだろうと思えて来る。