5月16日の胆石除去手術は比較的ラクに済むのではないかと思っていた。そういうつもりで病院へ行った。この手術は三度目であって、前の2回は激痛が始まってからの救急車搬送だったが、今回は自己診断で(まだ痛みの途中で)これは胆石だと察知したのであり、いわば、早期発見である。 また、内視鏡によるオペというのは、それほど大きな苦痛を伴わないことは経験で知っていた。然るに、私の「つもり」は外れた。オペが終わってからか、あるいは終わりかけの頃かと思うが、猛烈な嘔吐感に襲われた。胃は空っぽだから吐くものはない。嘔吐感は咳とともに口元に上がって来る。しかし、唇はマウスピースのようなものでふさがれている(その器具の小さな孔に内視鏡の管が挿入される)から苦しみが倍増する。ポロポロと涙を流しながら呻くこと4,5分間、あれは何だったのかと、今でも思う。
それでも、胆石というのは、取ってしまえばあとはラクで、20日の金曜日には退院できるのではないかと計算していて、娘もそのつもりになっていた。結果として退院は木曜日となり、これも、そのつもりでいた大相撲の全勝対決「白鵬×稀勢の里」戦に間に合った。
人はだれでも「××のつもりで」毎日生活している。「つもり」は「××のはず」がもとになっているから、時々外れることがあって、人生思い通りにはいかぬことが少なくない。私は死後の世界があると信じている(その証拠は別の機会に)。 霊界(あの世)では、まず先祖の皆さんに会い、時間は無限にあるらしいから、大石内蔵助さんや明智光秀さんなどと、酒を酌み交わすつもりでいる。
それでも、胆石というのは、取ってしまえばあとはラクで、20日の金曜日には退院できるのではないかと計算していて、娘もそのつもりになっていた。結果として退院は木曜日となり、これも、そのつもりでいた大相撲の全勝対決「白鵬×稀勢の里」戦に間に合った。
人はだれでも「××のつもりで」毎日生活している。「つもり」は「××のはず」がもとになっているから、時々外れることがあって、人生思い通りにはいかぬことが少なくない。私は死後の世界があると信じている(その証拠は別の機会に)。 霊界(あの世)では、まず先祖の皆さんに会い、時間は無限にあるらしいから、大石内蔵助さんや明智光秀さんなどと、酒を酌み交わすつもりでいる。