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あんな娘がいいな

2018-03-12 23:29:44 | 日記
高校1年まで住んでいた茨城の家の隣にK子というかわいらしい女の子がいた。5人いる子供のうちの2番目の女の子で、私より4ツ年下だった。短いオカッパが似合っていた。性格が好かった。3ツ上の姉と2ツ下の妹がいたが、どちらよりも、おっとりとしていた。他の近所の女の子、あるいは私の同級生たちと比べても優しい少女だった。決して静かなのではない。元気である。みんなの遊びに張り切って参加する。学校の成績は中の上ぐらいにみえた。よく気がつく。遊びの途中でも母親が夕食の支度に忙しくなるころには手伝いに戻る。姉は遊んでいるのに、自分だけ井戸端にいる母親のそばへ行って水を汲んだ。幼い子供に話しかける。よその家の赤ちゃんに笑いかける。持って生まれた性格というものだっただろう。私は、K子は好いお嫁さんになるなぁと思っていた。16歳の少年が12歳の少女を見ても、そういう感じがあった。

題名は忘れたが、「いいな、いいな、あんな娘(こ)がいいな お嫁さんにいいな」という詞の歌があった。この歌詞にピッタリ当たる女の子は、多くはない。滅多にいない。顔の好い少女はいる。頭の好い女の子はいる。私の小中学校時代は1学級50余人で、男女半分ずつだったが、25人に1人の割で美少女はいた。学問に優れているのは2人いた。だが、お嫁さんにいいなというのは、ほとんどいなかった。

先日の平昌五輪の日本女子カーリングチームは全国民の人気を集めた。日本中にカーリングファンを増やした。その理由の第一が、彼女たちの雰囲気にあった。明朗さ、元気さもある。流行語になった「そだねー」もある。そして、彼女たちに共通したのが、性格が好さそうなところであった。「あんな娘がいいな、お嫁さんにいいな」があった。

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