沖縄の裁判は、最高裁で政府の思い通りの判決が出た。
民主主義の基本に三権分立がある。
立法は、国民の1票が平等な選挙制度が基本になる。
司法には中立性が求められる。
しかし、米国の連邦最高裁の判事の任命には政治色が強く反映されており、中立性を期待できないのが現実である。
日本でも、長期政権下で、政権の意思が強く影響しているのは否めない。
従って、これまでも、政治色の強い裁判では、政権にとって都合の良い判断が示されている。
現在の民主主義はこの程度のもので、ある意味、欠陥民主主義と言えるのだろう。
資本主義の問題点が顕在化する中で、民主主義も同様の課題を抱えている。