久しぶりのカルメン

ヴェローナの野外劇場でのカルメンの公演が放映された。
カルメンはオペラの中で最も多く見ているオペラの一つである。
ヴェローナの野外劇場の公演は以前にアイーダを見たことがあるが、アイーダのような壮大な舞台のオペラでは特に迫力がある。
思い出すのは、１９８９年のグランドオペラで壮大な舞台装置のため、代々木競技場の第１体育館で催され、大阪他の公演はコンサート形式で行われた。
総勢５００名が出演する大規模なものでチケットもかなり高かったと記憶している。
この公演には妻を連れて行ったが、オペラは大阪万博時のボリショイ歌劇場の「ボリス・ゴドノフ」以来２度目だ。
しかし、体育館とローマ遺跡の野外劇場では雰囲気が違う。
その時のカタログを取り出してみてみたが、スーパー歌舞伎のようなスーパー・ショーだ。

補選は自民が勝ったのか？

補選の結果は４勝１敗で自民が勝利したとの報道である。
これで岸田の政策が信任されたのか？
山口は古い体質の特別な選挙区なので不思議ではない。
千葉は自民が勝ったと言っても得票数は３分の１に満たない。
野党が乱立したから勝っただけである。
また、元幹事長、現参院幹事長の地元の和歌山では敗北しているし、大分は勝ったとはいえ僅差であるし、岸田の襲撃事件が発生したばかりである。
野党のだらしなさに救われたが、棄権も多く投票率の低さが不満の表れであろう。
岸田は謙虚に結果を評価すべきである。

心配な佐藤と青柳

今年の阪神の課題は得点力の強化とエラーの減少とクローザーの固定といろいろある。
得点力についてはホームランを打てる外人の補強にたよるしかない。
レフト、ライトに打てる選手の獲得が必要だったが、期待ほどの良い補強はできていないようだ。
もう一つの補強ポイントは、クローザーと左の先発であるが、こちらの獲得もできていない。
大山、佐藤と外人で３番から６番の構想は完全に狂っている。
佐藤が全く打てないが、前から選球眼に問題があり、ボールを見極めてミートするよう改善する必要がある。
エースとして勘定していた青柳がおかしい。
ＷＢＣへ行ったのならわかるが、調整ミスか慢心か？
楽しみは、才木、村上、大竹と新しい芽が出ており、先発陣は強化され、二遊間も中野、木浪（小幡）で固まった。
湯浅をクローザーにして、ブルペンは岩崎、ケラー、浜地、石井、岩貞らを総動員するしかない。
どんぐりの背くらべのチームで混戦が続くだろうが、交流戦までにもう一人打てる外野手を獲得すべきだ。

高すぎるランドセルの価格

あるところでランドセルに代わる通学用のリュックサックを開発して無料で配布したそうだ。
私も３人の孫にランドセルをプレゼントしたが、今年は７万円で、とても高価であった。
以前から思っているのだが、小さな体に重いランドセルは何とかならないものか。
もっと軽いものがあればと思っていたが、とても良い発想だ。
ランドセルは、多少高くても売れるので、価格協定でもしているのではないかと疑いたくなる。
高いだけに６年間使用しても十分綺麗で、過剰品質かもしれない。
再利用を含め、考え直す時期に来ているようだ。

旅行支援は必要ない

ゴールデン・ウイークを前にホテルの予約状況が報道されているが、どこも満室に近く、価格は１．５倍から２倍に上昇しているそうだ。
このような状況の中で、まだ旅行支援が行われていることにびっくりした。
子供支援や防衛費の増強で予算が不足し増税が議論される中で、不要な予算の削減が必要だが、相変わらず無駄使いが続いている。
いわゆる族議員なるものが、阻害しているのだろう。
アベノマスクの実態がやっと明らかになったが、全くひどいものだ。
このまま無駄ばかり継続していたら、何時まで経っても国民の生活はよくならないだろう。