想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

G7、広島サミットの幻想

2023-05-22 09:55:01 | 政治

広島サミットが閉幕した。
世界の指導者たちがそろって原爆記念館を訪れ、その悲惨さを見たことは、それなりの成果だろう。
現在の指導者たちは、ほとんどが第2次世界大戦を経験していない。
核戦争が如何に悲惨であるかを感じ取ったと思われるが、議論に反映されたとは言い難い。
今回のサミットは、G7と中ロの分断をより明確にしたと言える。
また、G7の影響力の低下とグローバルサウスと呼ばれる国々の力を無視できなくなったことを世界に示した会合であった。
G7は、ロシアへの制裁強化とウクライナへの軍事支援ばかりで、戦争を終結させる方策の議論はなかったようだ。
核を使用したのは米国であり、ロシアに核を使用させないためにどうすべきか?

1年前のブログ

2023-05-18 15:53:45 | 日記・エッセイ・コラム
投稿した1年前のブログがメールで送られてくる。
読み直してみると、1年たっても、膠着状態が続いている。
この間、G7はウクライナへの軍事支援をしたが、停戦努力は何もしていない。

ウクライナ戦争に勝者はいない
2022-05-17 08:45:49 | 政治

ウクライナ戦争が長期化している。
停戦の気配がないので、膠着状態が継続して長期化するのだろう。
ロシアが弱体化しても、冷戦時代の再来となり、不安の時代となりそうだ。
ロシアは、当初、ウクライナの中立化を目指していたはずだが、もはやそれもあり得ず、ロシアの目指すところが見えない。
ゼレンスキーは勝利するまで戦うと言っているようだが、何をもって勝利と考えているのかわからないが、勝利などあり得ない。
仮に、戦闘で勝利しても、多くの国民の命を失い、国土は荒れ放題、国外へ逃れた避難民、世界中に撒き散らした経済リスク等を考えれば、とても勝利とは言えない。
世界から対話が消え、地球温暖化への対応は遠のき、世界の分断が続く。
再び軍拡競争が始まり、地球滅亡へと進むのは、戦う遺伝子を持つホモサピエンスの宿命なのだろうか。


ノートルダム大聖堂の修復工事

2023-05-15 13:38:56 | 日記・エッセイ・コラム

ノートルダム大聖堂の火事のニュースを見た時にはびっくりした。
石造りと思っていたので、あんなに燃えるはずがないと思ったのだが、木造部分があったのだ。
大聖堂の修復工事の経過の様子が放送されていた。
本当にひどい状況で、良くここまで修復できたものだと感心する。
鉛の屋根の鉛毒で、防護服、防毒マスク姿での作業はどんなにか大変だっただろう。
それにしても、現在の建築技術の水準には驚かされる。
崩れ落ちた石材が、どの部分から落下したものかをシュミレーションしての修復である。
ステンドグラスの薔薇の窓は無事だったようで、アルバムを探してみると、写真は色あせていた。
最も、40年以上前に訪れたのだから当然かもしれない。
パリの象徴の一つだから、修復の完成を祈るばかりだ。

日本の軍事大国化に懸念

2023-05-13 07:41:09 | 政治

日本の防衛費の増強について、世界はどのように見ているのだろうか。
「灯台下暗し」で、岸田は当然のように思っているのだろう。
タイム誌が取り上げたように、日本の軍事強国化については、厳しい見方もあることに気付くべきだ。
日本人でも、太平洋戦争を経験した多くの者は、現在の動向に懸念を持っている。
(安倍や岸田のように)戦争を知らない者ばかりになった時が怖いと言っていた自民党の重鎮政治家がいた。
歴史を振り返っても、軍事強大国になると戦争がしたくなるのが常だ。
軍事費を増大すれば、国土を守れると思うのは、麻薬のようなものかもしれない。

深刻な米国の国内問題

2023-05-10 10:04:55 | 政治

米国のインフレはかなり深刻なようだ。
相次ぐ金融機関の破綻にも、利上げを継続せざるを得ないことからも推察できる。
金融不安は今後もしばらく続くであろう。
ここにきて、米国のデフォルトが表面化してきた。
あってはならないことだが、共和党との話し合いは進展していない。
それほど、米国内の分断が深刻ということのようだ。
来年の大統領選もトランプ対バイデンとなれば、どちらが勝っても、世界のリーダー像とは程遠い。
米国の世界への影響は大きいので、弱小国はその波をもろにかぶっているのが現実だ。