想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

シルク・ドゥラ・シンフォニーのパフォーマンス

2019-08-31 10:36:55 | 音楽

シルク・ド・ソレイユは一度見てみたいと思うのだが、TVで見ただけである。
シルク・ドゥラ・シンフォニーは、音楽とサーカスのコラボレーションという新しい試みである。
最近の花火大会では、花火と音楽のコラボが盛んになっているが、私は、歌が入る音楽とのコラボは余り好きではない。
歌詞と声でイメージが制約されるからである。
ただ、音楽ととても良くシンクロしている場合もある。
シルク・ドゥラ・シンフォニーの音楽は、超一流とはいえないまでも、一流のウクライナ国立フィルハーオニー交響楽団が、クラシックの名曲を演奏し、音楽だけでも充分に楽しめる。
サーカスのパフォーマンスと音楽がこんなにもマッチするのは意外なくらいだ。
新しいエンターテイメントとして認知されそうだ。

気の毒な台風、地震並みの大雨被害

2019-08-30 10:29:18 | 社会・経済

九州北部の大雨被害は、台風、地震に相当する被害のようだ。
今年は、比較的台風の襲来が少ないなと思っていたら、大雨の被害が各地で起きている。
大雨と言うと、多少馬鹿にしがちだが、ここまでの被害となると、見過ごせない。
今回の被害は、工場からの油の流出が困難に輪をかけているようだ。
以前、水島コンビナートに勤務していた時、三菱石油の重油タンクからの重油流出事故を経験したことがあるが、大変な被害であった。
海に浮いた油を人海戦術で処理し、随分の時間がかかったのを思い出す。
この時と比べれば流出量が少ないが、街中への流出なので、一般家庭への影響は計り知れない。
アマゾンの森林火災が問題になっているが、ゲリラ豪雨も、気球温暖化の影響なのだろう。
G7でも、余り問題にならなかったようだが・・・

あきれた英国ジョンソン首相のやり方

2019-08-29 09:26:12 | 政治

混迷する英国で新首相にジョンソンが選ばれ、10月末のEUからの合意なき離脱へ向かっている。
最近、英国内の離脱派と残留派が拮抗しているとも言われ、民主主義であれば、新政権は、議会で充分な議論をすべきところである。
ところが、ジョンソンは、反対派の意見を封じるために、1ヶ月間、議会を開かないで、時間切れで合意なき離脱を強行する意向の様だ。
日本は、民主主義の先進国として、英国の議会制度を参考にしてきたが、最早、参考にする国ではなくなったといえる。
民主主義も曲がり角に来ているようだ。

ようやく発表された「年金財政検証」

2019-08-28 11:25:37 | 社会・経済

参院選前に発表すべきであった年金の財政検証がやっと発表された。
予想されたとおりの厳しい内容で、参院選前であれば、やはり影響があっただろう。
国家財政の問題もそうだが、問題を先送りしてはならない。
問題解決の基本は、問題点を、逃げることなく、正しく認識することに始まる。
前提条件の出生率や経済成長率を高めに設定すれば、甘い結果の数字になるのは明らかである。
問題をぼかせば、対策はそれだけ遅れることになる。
企業経営も同じで、景気循環の神風で救われ、構造改善が遅れることがよくある。
年金レベルが下がると、生活保護のレベルと同等になり、いずれにせよ、財政を圧迫することになる。
我々の世代は、20年も生きていないが、孫の世代は、一体どうなっているのだろう。

トランプに恩を売った日米貿易交渉

2019-08-27 09:52:33 | 政治

米中の貿易交渉が膠着する中で、予想外に日米交渉が早期妥結の見通しとなった。
米中交渉が進展せず、大統領選の運動が始まる中、中々、成果が実現せずにあせっていたトランプにとって満足であったことは、表情から伺える。
共同宣言なしに終わったG7で、早々と発表し、アピールしたことにも表れている。
中国の買い控えで、中西部の大豆、トウモロコシ農家の不満は高まっており、このままでは、大統領選での敗北も予想される状況下にあった。
牛、豚肉の関税が引き下げられ、当然輸入が増えると思われるが、国内産の豚肉の生産が減る一方、豚の飼料になるトウモロコシの輸入を増やして、需要があるのだろうか。
中国に輸出できず、山積みになっていた在庫を処分できるメリットは大きい。
安倍はニコニコしているが、合意内容は、明らかでない。
トランプの脅しに屈服したのか、損して得を取ったのか?