想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

日本伝統工芸展の楽しみ

2016-10-03 11:17:57 | アート・文化

毎年、見ることにしているが、以前に見たことがあるような作品に目が留まった。
考えると、別に不思議ではない。
初めて出品して、受賞するわけでもないので、毎年、少しずつ改良して出品すれば、以前に同じような作品を見ていてもおかしくない。
NHKの「日曜美術館」で、受賞作品が紹介されるので、普通に見ていては気づかないことが良くわかるのはありがたい。
伝統技術を継承した作品もあるが、むしろ、伝統技法を発展させた現代工芸と呼んだほうがふさわしい作品もある。
陶芸の釉薬など、温度管理が難しいので、思いもよらぬ作品が出来るのではなく、コンピューターで管理して作製するようになるのだろうか。
新人賞を受賞した箱根の寄木細工を生かした作品など、解説がなければ、見過ごしてしまいそうだ。