タイ政府貧困層対策

Samak Sundaravejタイ首相は昨夜テレビで貧困救済策を公表した。

軽油補助金、水道、電気を政府が負担するが、家庭用のプロパンガスについては除外された。

これにより政府の負担する電気代はBt7.1 billion前後になる。

また、バンコク市内を走るクーラー無しのバス800台も無料化し、この負担額はBt1.4 billion。3等列車についても全ての行き先を無料として負担する。

これにより貧困層950万世帯が対象になり、政府の財政負担はBt46 billionになる。

野党からの辞任要求を突きつけられている現状から、ばら撒き政策で人気浮揚を図りたいことも事実であろう。

タイ金利上げ

予想どおりタイ中央銀行金融政策委員会でインフレに対処するために政策金利の１日物レポレートを２５ベーシスポイント引き上げて3,5%にすると公表した。

2008年下期は2桁のインフレが進行するとされており、また6月のインフレ率が10年ぶり高水準に達したことを受けた措置であり、2008年通年度は7-8%が予想されている。

タイ中央銀行は昨年2007年に5回利下げした後、2007年7月からは金利を据え置いていた。

テレビ討論会・マレーシア

マレーシアでは歴史的と言える昨夜のテレビ討論会を見た視聴者も多いはず。これもマレーシア政治の民主化の第一歩と考えたい。

今日逮捕された野党代表のAnwar Ibrahim元マレーシア副首相とAhmad Shabery Cheek情報相大臣の討論会ではお互いに譲らず勝者はなしというところであった。

Anwar Ibrahim元マレーシア副首相は急激なガソリン価格などの値上げを痛烈に批判して自らが政権担当すれば50セントを値下げすると、Ahmad Shabery Cheek大臣は財政負担を考慮すると回避できない旨を説明した。

また、Anwar Ibrahim元マレーシア副首相は独立系の発電所が莫大な利益を上げ、ペトロナスよりも利益を上げている点を指摘した。

政府が、インフレ対策を怠れればマレーシア経済が破綻するとしたが、健全な6%近い経済成長が保たれていることで反論し、副首相時代のアジア通貨危機の対応を批判した。

学生運動家からマレーシア副首相にまで登り詰め、Mahathir Mohamad元マレーシア首相と反目し政界から追放された同氏には大きな野望なのかそれとも個人的な復讐なのか誰にも判らないところがある。

マレーシア出入国カード再開予定

今年1月19日から出入国カードが廃止されたマレーシアであるが、8月15日より再開されるとのこと。

出入国時の時間短縮のために廃止されたものであり、スタンプを捺印するだけになったがこれはあくまで試験的な運用であり諸問題が解決できないために再開するとのことである。

特にシンガポール人はマレーシアに食事や買い物のために頻繁に出入国を繰り返しており、国境での混雑緩和に役立っていたことは事実である。国境の町ジョホーバルーには一日あたり平均23500人に上るシンガポール人が訪れ、RM5.3 million をマレーシアで落としている。

6432-5222 新規タクシー番号・シンガポール

タクシーをシンガポールで呼ぶには、6552-1111や6555-8888などが一般的である。

来週21日からは6342 5222も追加される。 6-DIAL CABと記憶しやすいように工夫されている。

こらは各会社の電話番号ではなく観光客に覚えやすいようにすると言う目的であり、この番号から各タクシー会社に転送される仕組みである。例え通話中でも他社に再度転送されるために話中になることは少ないと言うことである。

新番号をお忘れなく

大手格安航空会社ＡｉｒＡｓｉａ株買い増し

クアラルンプール証券取引所が連日下げており軟調な株価の中、ＥＦＰ（Employees Provident Fund 従業員積立基金）が格安航空会社大手のAir Asiaの株式を7月9日に313万株買い増していることが判明した。

これで持ち株比率は6,46%になった。

昨年10月26日に最高値RM2.14、本年6月25日に最安値76.5セントをつけて、今日は855セント前後で取引されている。

Anwar Ibrahim 元マレーシア副首相逮捕される

野党連合の指導者で人民正義党顧問であるAnwar Ibrahim元マレーシア副首相が、今日午後1時15分に同性愛行為の疑いで逮捕された。

Sankara Nair弁護士によるとSection 377Cにより逮捕されたとのこと。
これは、同副首相の従業員であるMohd Saiful Bukhari Azlan氏が、6月28日に警察に同性愛による被害届によるものである。

これにより野党陣営が更なる反政府運動に動くことは必至で、今後マレーシアの政局が一段と混乱することになる。

また、野党勢力によるデモも活発化が予想され警察の検問などにより更なる交通渋滞が見込まれ庶民生活にも影響が出ることになるだろう。

２００８年７月１６日 水曜日

先勝
一白水星

旧暦六月十四日

八専
不成就日
ぼん送り火
港の衛生週間（１４～２０日、厚生労働省）
国土建設週間（１０～今日、国土交通省）
靖国神社みたま祭（１３～今日、東京）

日英通商航海条約を調印（明治２７年）
天長節祝日を追加（大正２年）
不動産の鑑定評価に関する法律公布（昭和３８年）
大都市地域における住宅及び住宅地の供給の促進に関する特別措置法公布（昭和５０年）
海外商品市場における先物取引の受託等に関する法律公布（昭和５７年）
臓器の移植に関する法律公布（平成９年）

今日７月１６日が誕生日

加茂　さくら（１９３７年）
桂　三枝（１９４３年）
一柳　みる（１９５２年）
古手川　祐子（１９５９年）
富鐘　夕貴（１９７０年）
袴田　吉彦（１９７３年）
廣瀬　麻衣（１９７８年）
コタニ　キンヤ（１９７９年）