たばこ

いよいよ明日7月1日からイギリスで屋内での喫煙が禁じられる。

これで、スコットランド、ウエールズ、北アイルランドの全ての地域での屋内禁煙法が実施されることになる。

英国と言えばパブ、勿論パブでの喫煙も認められない。タバコの英国での販売数は年平均2-3%で減っており、今後は大きく売り上げを落とすことになるであろう。

2004年3月に世界で始めて公衆屋内禁煙に踏み切ったアイルランドでは売り上げを5-6%落としたが、しかし、その後売り上げを伸ばし、最終的には2-3%の落ち込みで止まった経験則からタバコメーカーはあまり心配していないようである。
そもそも喫煙率は2004年3月当時で26,5%でありそれが昨年末では25,5%である。

また、売り上げ減を案じて既に各メーカーはタバコ価格を値上げしており総売り上げは心配はしていない。

英国市場タバコ販売ベスト10銘柄
1. Lambert & Butler (Imperial)
2. Benson & Hedges (Gallaher)
3. Marlboro Gold (Philip Morris)
4. Mayfair (Gallaher)
5. Richmond (Imperial)
6. JPS (Imperial)
7. Silk Cut (Gallaher)
8. Richmond (Imperial)
9. Regal (Imperial)
10. Royals (BAT)

タバコ会社の利益率は以上に高く、Imperialは英国一の利益率60%を誇る。
上記の表から見ても英国市場を押さえており、60%をImperialは英国市場に依存している。

また、多くの会社は国際市場を握りひとつの国に依存することなく利益を上げることができる。

ちなみに酒メーカーは30%、お菓子メーカーは10%であり、タバコがいかに儲かる商品と判断できる。

タバコメーカー順位
1位. Philip Morris (米国)
2位. BAT (英国)
3位. Japan Tobacco(日本）
4位. Imperial (英国)

いつの日か世界からタバコがなくなる日が来るのであろうか？

マレーシア M$（RM)

マレーシアのラフィダ通産相は、リンギ相場の上昇は輸出の打撃となってはいないと述べたほか、製造業者はリンギ高に対応できている、との認識を示した。

　５月はアジア通貨が全般的に堅調に推移、リンギ(M$)はドルに対して９年ぶりの高値をつけた。この日は１週間ぶりの高値をつけている。

　製造業セクターは、マレーシアの国内総生産（ＧＤＰ）の３分の１弱に相当し、エレクトロニクスや化学製品の輸出に大きく依存している。

また、VISIT　Malaysiaで観光客誘致を進めているが、日本の観光客にとり現在の円安は少し負担になるだろう。

昇給率 4,5% シンガポール

この6年間では最高の昇給率4,5%を昨年シンガポールでは記録した。

その数値は実質昇給率3,6%で、ボーナス支給が2,06ヶ月(2005年）から２，１８ヶ月に上昇したことによる要因である。

幹部職、専門職の昇給は5,45%から5,6%に上昇、2005年度の4,9%比較してもかなり高く、これらの層の高額昇給が目立ち、一般職は昨年同様の3,9%に留まっており所謂サラリーマン職においても勝ち組と負け組の差が開くばかりである。

清掃、単純労働職などはS$600（約4万8千円）、中間職でS$2000（約16万円）が初任給の相場である。

金融サービス、運輸倉庫業が高給提示しており逆に建設、ホテル関連などの昇給率が極めて低い。

最近の調査でもシンガポールがアジアで一番の億万長者を生んでおり所得格差が著しい国であり、今後日本の参考になると感じる。

マレーシア 男性看護師

マレーシア保健省によると、女性中心の看護師に男性の進出が著しい。

昨年3000人の政府訓練生のうち1割が男性だった。
勿論私立看護学校の数字は含まれないため、それ以上に男性は増えているとの見解を示した。

政府としては看護における博士号やPhD取得者を増やしたい意向。

現代の傾向として世界中で看護師不足は深刻であり、より専門的な人材を育成したい考えのようである。

日本もフィルピンからの看護師を認める意向で今後看護師の海外流失はどこの国でも問題になるであろう。

今日 6月30日

友引

望
箱根神社大祓
夏越し祓（寒川・寒川神社）

今日の誕生日

菊田　由美子　　１９７１年
甲賀　瑞穂　　　１９７３年
万梨音　　　　　１９８１年
秋元　三佳　　　１９８２年