映画とライフデザイン

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映画「炎の少女チャーリー」ライアン・キーラ・アームストロング

2022-06-20 17:52:36 | 映画(洋画:2019年以降主演女性)
映画「炎の少女チャーリー」を映画館で観てきました。


映画「炎の少女チャーリー」スティーヴンキングの原作「fire starter」の映画化である。1980年にドリューバリモア主演で公開された同じ題名の作品のリメイクである。前作は観ていない。ITツールを使い現代風に設定を変えている部分はあるが、世界的な超能力ブームになった頃の70年代B級映画の匂いがプンプンする。

少女は自ら発火する超能力をもっている。少し古いが、口から火を吹いているプロレスのザ・シークを連想する。想像していたよりもホラーやスリラーといった観客をびっくりさせる要素は少ない。

アンディ(ザック・エフロン)とヴィッキー(シドニー・レモン)には、生まれながらに不思議な能力を持つチャーリー(ライアン・キーラ・アームストロング)という娘がいた。彼女が成長するにつれ、その能力は覚醒し始め、多感な10代を迎える頃には、感情の揺らぎに呼応するようにチャーリー自身もコントロールできないパワーへと変化していた。父親アンディはその能力を懸命に隠し続けようとしたが、政府の秘密組織“ザ・ショップ”はついにチャーリーの存在に気づくのであるが。。(作品情報 引用)


超能力系スリラーをロードショーで観ることはめったにない。少女が際立った能力を持つという設定が気になり、他の映画を差し置いて勢いで観てしまったといったところだ。学校で少し変わっているキモい子と見られている子が、男の子にドッジボールでぶつけられたことに腹を立てて、トイレにこもる。慌てて担任がトイレに様子を見に行くと、その怒りが爆発してトイレのドアを破壊するシーンからチャーリーの炎が炸裂する。


このあとは、チャーリーことライアン・キーラ・アームストロングの独壇場だ。B級キャラクターヒーローを観ているような雰囲気で、立ち向かうところ敵なしだ。動物から人間まで次々に火に包む。炎を発する前の苦味をもった表情が脳裏に残る。アメコミ系のクロエ・グレース・モレッツ「キックアス」のような展開も予測したが、チャーリーには炎に包むという強い武器があり、ちょっと違う。結果的にはごくふつうの域を超えないB級映画。こういう少女が大暴れするこういう映画を見て、ふつうの小学生はどう思うのかな?大人より子どもが喜びそう
コメント
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