雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

こんな父だが

2022-03-31 | こども
ワタシはとてもとても家族に対して

「良い父親」

だと言える資格はないと思います

色々と病気も罹ったし、余計なことをしたり、怒ったらちょっとキツイし

でも言えるのはこの家族が一番幸せになることを考えています

色んな悪さをしたりしても

絶対にこの家族を幸せにできないなら

ワタシの人生そんなものです


明日から新年度

復職に向けた動きもワンステップ上がり、何とか4月をクリアすれば

5月には正式復職

給料の面で心配かけていたけど、それも解消される


絶対幸せにします

本人たちには面と向かって言えないけど

ワタシの今の信念です

New Gospel Revisited

2022-03-19 | 音楽
せっかく暖かく心地よい日が続いていたのに昨日は急に雨
急遽在宅勤務にしようかとも思いましたが、まあ復帰後間もないのでそんなわがまま言えません
週末は冷えるようですし、まあ寒の戻りってことで我慢します

さて今日は噂には聞いてはいましたが、何故かこれまで触れることのなかった、トランぺッター マーキス・ヒルの最新版で『New Gospel Revisited


 
  1. Intro (Live)
  2. Law & Order (Live)
  3. Walter Speaks (Feat. Walter Smith Iii)
  4. The Believer (Live)
  5. Oracle (Feat. Kendrick Scott)
  6. New Gospel (Live)
  7. Lullaby (Feat. Joel Ross)
  8. Autumn (Live)
  9. New Paths (Live)
  10. A Portrait Of Fola (Live)
  11. Perpetual (Feat. Harish Raghavan)
  12. The Thump (Live)
  13. Farewell (Feat. James Francies)
Marquis Hill(tp)
Walter Smith(ts)
Joel Ross(vib)
James Francies(p)
Harish Raghavan(b)
Kendrick Scott(ds)

・・・なんという顔揃え
ブレイク中のジョエル・ロスを始め、ケンドリック・スコット、ウォルター・スミス3世、ジェイムズ・フランシーズ、ハリシュ・ラガヴァン
メンバーだけ見たらBLUENOTEレーベルかと思うのですが、これが気鋭のレーベルEdition Records
驚き続きです

しかもこの作品が面白いのは、サイドマン5名のソロが奏でられる楽曲以外の8曲は2012年にヒルがリリースした『New Gospel 』の収録曲なんですね

 
なのでタイトルも「Revisited」となるわけです

しかしこの時のメンバーは

Chris Madsen (ts) 
Christopher McBride (as)
Josh Moshier (p) 
Kenneth Oshodi (g)
John Tate (b)
Jeremy Cunningham (ds)

と楽器構成もメンバーも異なります

この10年で知名度を確実に上げてきたヒルですから、サイドにつくメンバーの知名度も上がる訳です笑
サイドマンのソロはそれぞれ当然のように素晴らしいです

そして何よりヒル
トランペットはクリアすぎても面白くない楽器
でもしゃがれすぎるとマイルスや過去の偉人の模倣と受け取られる
ここでヒルの音なんですが、しゃがれの粒度を小さくしてスムーズに流れているような音出し

いい音なんですよ

同世代のトランぺッターとしてアンブローズ・アキンムシーレがいますが、彼のほうがしゃがれ度高く、やや低温度気味
どちらも好きなトランぺッターで、これからの活躍を期待しています

しかしこれだけのサイドマンを集めたライブもすごいなぁ
Edition Records恐るべし




この作品も今年を代表する1枚になることでしょう



Black Radio Ⅲ

2022-03-09 | 音楽
早速今年を代表するようなジャズ盤がリリースされました

ロバート・グラスパー

10年前にリリースされ、音楽シーンを圧倒した『Black Radio』
その最新作で『Black Radio III


 
1. In Tune ft. Amir Sulaiman
2. Black Superhero ft. Killer Mike + BJ The Chicago Kid + Big K.R.I.T.
3. Shine ft. D Smoke + Tiffany Gouche
4. Why We Speak ft. Q-Tip + Esperanza Spalding
5. Over ft. Yebba
6. Better Than I Imagined ft. H.E.R. + Meshell Ndgeocello
7. Everybody Wants To Rule the World ft. Lalah Hathaway + Common
8. Everybody Love ft. Musiq Soulchild + Posdnous
9. It Don’t Matter ft. Gregory Porter + Ledisi
10. Heaven’s Here ft. Ant Clemons
11. Out of My Hands ft Jennifer Hudson
12. Forever ft. PJ Morton + India.Arie
13. Bright Lights (with Ty Dolla $ign)

Black Radio Ⅱから8年ぶり
やはり圧巻なのは参加メンバー
今回はジャズ界からエスペランザ・スポルディング、グレゴリー・ポーターが参加してますし、BJ・ザ・シカゴキッドらR&B、ヒッポホップ界隈の凄腕が参加しています
レギュラーメンバーではデリック・ホッジ、バーニス・トラヴィス・II、クリス・デイヴ、コリー・ヘンリー、テラス・マーティン、キーヨン・ハロルド、マーカス・ストリックランド、クリスチャン・スコットらの名前もクレジットされてます
『Jazz The New Chapter』の柳樂光隆さんがグラスパー界隈の相関図を作られたので参考にされると、その音楽性の広さ・奥深さの理由がわかると思います



10年経っても当時の『Black Radio』のインパクトはやはり大きかったと思います
本作を聴くと当たり前のように感じるクロスオーヴァー要素も、あの頃からメジャーになっていったと思います
この辺の流れは、柳楽さんの『Jazz The New Chapter』シリーズを読むと良くわかります

 
 
 
 
 
 
アミール・スレイマンによるポエトリーリーディングのオープナー
BJ・ザ・シカゴ・キッドの2曲目などはBLM運動の熱を感じます
やはりBLMは現在のブラックミュージックのモチベーションの原点になっていると思いますが、楽曲的には比較的優しく、以前のグラスパー作品でもそうですが心穏やかに聴くことができるのが素晴らしい
個人的には7曲目のTears for Fearsのルール・ザ・ワールドのカヴァーが秀逸すぎてしびれます





今出勤時のヘヴィロテ中
色々大変なオレを助けてくれるグラスパー最高

5月には来日予定で、大阪にも来るらしい
久しぶりに海外の大物来日情報
これは行きたい!!


Every Note is True

2022-03-02 | 音楽
久しぶりにアルバムを紹介しましょう

昨年はそもそも作品が少なかった上に、あまりレビューをアップしませんでした
せっかく聴いたんですからその時の感覚の備忘録は残しておいたほうがいいです

さて今年初レビューは元The Bad Plusのピアニスト イーサン・アイヴァーソンのBluenote移籍作で『Every Note Is True


 
1.The More It Changes
2.The Eternal Verities
3.She Won't Forget Me
4.For Ellen Raskin
5.Blue
6.Goodness Knows
7.Had I But Known
8.Merely Improbable
9.Praise Will Travel

Ethan Iverson(p)
Larry Grenadier(b)
Jack DeJohnette(ds)

結構前からアイヴァーソンがツイッターでアナウンスしていたし、Youtubeにも一部アップされていたので期待はしていましたがその期待値を超えてきました
Bluenoteサイドも相当気合が入っていたのではないでしょうか

今回のトリオはラリー・グレナディア、ジャック・ディジョネットという最高のリズム隊
中々おいそれとはスケジュールも揃わない3人ですが、コロナ禍でツアー等が中断させられたためそれが叶った、というのは少し皮肉なものです

さてアルバムですが、久しぶりにアイヴァーソンらしさがギュッと詰まった作品と言っていいと思います
1曲目はなんともウマいのかヘタなのか(多分ウマくはない笑)、しかし味わいのある合唱曲
学校の先生の合唱コンクールのように温かみのあるオープナーです
ここからBluenoteのキャリアを始める、という心意気なのでしょうか
2曲目からはThe Bad Plusの時のようなアイヴァーソンらしいフレーズが並びます
もちろんThe Bad Plusは少しロック、ポップ的な要素が強いバンドでしたが、ここではこのトリオらしさなのでしょう、激しさが抑えられたジャズらしい演奏です
4曲目のEllen Raskinとはニューベリー賞を受賞した「アンクル・サムの遺産」の作者
文字好きのアイヴァーソンの、その入口にあった子供向けミステリー小説です

 
5曲目はガラッと様相が変わってリリカルで低温で薄暗い
この曲はディジョネットの作曲
7曲目のスローなソロ曲はアルバムの奥行きを広げてとても美しい
ラストはベース強めのブルース
Bluenote最盛期の50年代・60年代ジャズでアルバムを締めくくります




久しぶりにアイヴァーソン節を堪能できました、新しいアイヴァーソンも聴けました
今年一発目のオススメ作です