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うまがスラムダンクの続き

うまがスラムダンクを勝手にアレンジ。
スラムダンクの続きを書かせていただいています。

#214 【本当のエース】

2009-10-27 | #09 湘北 県予選編
海南 84
湘北 82




桜木が清田から、オフェンスファウルを奪い取った。


「いくぜ!リョーちん!!」

「花道、ちょっと、耳かせ。・・・・・・・、わかったか?」

桜木に耳打ちをする宮城。


「なぜ、この天才が!?」

「わかってねぇな。天才にしか、できねぇから、お前に頼んだんだろ?」

「ふっ。そういうことか!?期待以上のものを見せてやるぜ!!」

「おっ。さすが天才だな。」にや。

(花道のやつ、ノったな。)



海南は、なおもゾーンでインサイドを守る。

刻一刻と時間の過ぎる中、湘北は冷静にパスを回していく。




「時間がないぞーー!!」

「早く攻めろーーー!!」




「花道!」

「おうよ!!」



『キュ!』


桜木が、ゴール下の絶妙の位置で、ポジションをとった。


海南ディフェンスに緊張が走る。



『ビュン!』


そこに宮城からの針の穴を通すような鋭いパスが放たれた。




「桜木だ!!」

「囲め!!」




海南のゾーンが一気に桜木になだれ込む。


「ふん!!」



『バチィーン!!!』



桜木は、宮城のパスを、キャッチすることなく、真横に叩いた。


「なにっ!!」


「ナイスだ!花道!!」


海南ゾーンを引き寄せ、パスアウト。

宮城の指示通り、桜木は最高のパスを出した。




「巧いわ!!」

「完璧に海南の裏をかきましたね!!」




弾かれたボールの先には、潮崎がいた。

他の4人に比べ、マークの甘かった潮崎に最高のパスが通る。


「潮崎!3年間の思いを込めろ!!」

宮城が叫ぶ。


「よし!!」



『シュ!』



ノーマーク、潮崎の目の前には、障害物はなかった。

静かにボールをリリースする。



(入れーーー!!)



緩い回転のシュートは、真っ直ぐに海南ゴールに向かう。




「入れ!!」

ベンチから安田が叫ぶ。

「入って!!」

彩子が叫ぶ。

両手を握り、祈る晴子。




アーチの低いシュートは・・・。



『ガコン!!』



(外した!!!)



心の中で叫ぶ潮崎の目の前には・・・。



『ドガァァァ!!!!』



『ギシギシ・・・。』



ワンハンドでリングを掴む桜木の姿が映った。



「シオが外すのはお見通しだ!!ハッハッハ!!」




「桜木のリバウンドダンクだーーー!!!!」

「ついに同点ーーー!!!」

「桜木一人で追いついちまったーーー!!!」




「桜木さん!!アンビリーバブルやーーー!!!」

「凄い迫力だな。ははっ。」




『ピィーー!!!』



「ノーカウントーーー!!!」



審判が腕を激しく交差させる。



「白#10!!オッフェーーンス!!!」



ゴール下には、神が倒れていた。

桜木がリバウンドに跳ぶ際に、神に接触していたのであった。




「ノーカウントーーー!!!」

「神がテイクチャージだーーー!!!」

「なっなんてやつだーーー!!!!」

「すげーーぞ!!神!!」

「桜木4つめだーー!!」




「なにーーーー!!この天才のダンクをーーー!!!」


「桜木が跳んでくるのもお見通しだよ。」

「なっ!!この天才の名言を!!!」

(しかも、4つめ・・・。)



(じ・・・神さん、マジですげーよ。あの状況で、オフェンスファウルを奪っちまうとは・・・。)


「信長、借りは返した。」

「あっありがとうございます。」

「さぁ、次は、点を獲るぞ!!」

「はっはい!!」




「神君の冷静さが、桜木君のリバウンド力の上をいったわね。」

「神君はどこまで冷静なんだーー!!」

「バスケットカウントをとられるかも知れないあの状況で、
テイクチャージを奪いにいった大胆さと勇気も忘れてはならない。
仙道君や流川君とは違った深みがあるわね。」




「あぁーー。幻のダンクになってしまった。」

「くそー。神のやつめ。」

湘北のベンチが意気消沈する。


「ふむ。さすが、神君ですね。点を獲るだけがエースではないことをよく理解している。」

「今度は、ディフェンスで、うちの勢いを止めた。」

「神君に出来て、流川君にできないことですよ。」


(ぬっ!)


一瞬不機嫌になる流川。

(俺だって・・・。)


「私は、流川君がチャージングを奪ったところを見たことがありません。」

「そういえば・・・。」

「私も・・・。」

「俺もだ・・・。」

(ぬっ。記憶にねぇ・・・。)


「桜木君でさえ、数々のチャージングを奪ってきました。
しかしながら、1年生より湘北のエースと呼ばれてきた流川君には1度もありません。
どういうことかわかりますか?」

「相手が強いから?」

「苦手だから?」

「難しいから?」

(奪う気がねぇから・・・。)


「奪う気がないからでしょう。」

(ビクっ。あたり・・・。)


「オフェンスでやり返せば、いいと思っているからでしょう。」

(ビクっ。あたり・・・。)


「ずば抜けたオフェンス力に頼りすぎている。私が、流川君をエースと認めないゆえんです。
仙道君や沢北君のように、オフェンスでもディフェンスでもチームを勝利に導いてこそ、
本当のエースであり、No.1高校生ですよ。流川君。」

「先生・・・。決勝で仙道を止めたら、認めてくれるっすか?」

「攻守でチームを引率し、日本一になったら、流川君を日本一のエースであり、日本一の高校生プレイヤーだと認めます。」


「・・・うす!!」


(先生、当たり前のこといってますよ。)

彩子は少し苦笑いした。



海南 84
湘北 82







続く。


4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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えっと (通りすがり)
2009-10-28 15:08:29
24秒はボールがリングに当たらないとリセットされません!

リリースしてからもリングに当たるまでは継続です

それだとこの場面はチャージングの前に24秒オーバータイムです!

返信する
おはようございます (うまだんく)
2009-10-29 07:07:11
通りすがりさん

ご指摘ありがとうございます。
今後も、変な記述があれば、よろしくお願いいたします。
返信する
うーん (通りすがり)
2009-10-31 01:12:48
流川の発言ちょっと違和感が・・・
安西先生と一番話した回数が少ない流川が
「認めてくれるっすか?」なんて
言わないと思うんですが・・・
返信する
おはようございます (うまだんく)
2009-10-31 07:07:35
通りすがりさん

流川は、安西先生の家にも訪問してますし、たぶん「アメリカ行きを許せ、認めろ」みたいな発言していると思います。
そんな想いから、出た発言と思ってください。
ご理解下さい。
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