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うまがスラムダンクの続き

うまがスラムダンクを勝手にアレンジ。
スラムダンクの続きを書かせていただいています。

#215 【感謝】

2009-10-29 | #09 湘北 県予選編
海南 84
湘北 82




試合時間も残り1分をきり、海南ボール。

湘北絶体絶命の大ピンチを迎えていた。

しかも、頼れる流川はベンチにいる。



清田がボールを運ぶ。

宮城が、オールコートで厳しいディフェンスを見せる。

清田のドリブルが止まった。


(神さんは、赤毛猿に抑えられている。やはり、真田さんと小菅さんに頼るしか・・・。)


『キュッキュ!』


潮崎は真田に凄まじいディナイディフェンス。


(ここで、真田に決められたら、俺は何のために出場したんだ・・・。)

と潮崎。


(小菅さん、悪いけど、あんたにはもうボールを持たせないよ!)

と柳。




「湘北のディフェンスが凄い!!」

「清田からのパスコースを全て塞いでいるぞーー!!」




「清田!俺を抜くしか道はないぜ!」

「望むところだ!!」


『ダムダム・・・。』


清田の鋭いドリブル。

宮城に並びかける。




「速い!!清田が抜いたーーー!!」

「湘北、まずいぞーー!!」




だが。




「いや、まだだ!!」

「完全に抜け切れていない!!」




宮城が清田と平行。

そして、再び、清田の前に立ちはだかった。


「!!」

「お前の初速の速さは認める。だが、2歩め以降は俺のほうが速いぜ!!」

「なにを!」

(真田さんは?神さんは?赤毛猿はどこにいやがる?)

『キョロキョロ。』


(誰もあいてねぇ!俺がいくしか!!)

「くそう!」

清田が一歩踏み込んだ瞬間、ブザーがなった。



『ピィーーー!!』



「バイオレーション!!」

「8秒オーバータイムだーー!!」

「海南のターンオーバー!!」

「まだわからない!!」




「あれこれ考えすぎだ。一瞬の迷いが命取りだぜ。」

「・・・。」

(ちきしょう・・・。)




(PGの経験の差か。)

と仙道。

「宮城さーーーん!!」

興奮状態の彦一。

「キャプテンとして、いい仕事をしたな。」

と越野。




「柳!」


サイドラインの宮城から、素早く柳にボールが渡る。


「いって来い!!」

「任せてください!!」




「湘北、スタートが速い!!」

「アウトナンバーだーーー!!」




高さに勝てない柳もスピードでは、断然小菅より上であった。



『キュン!』


小菅を抜き去る柳。




「まるで、宮城君を見ているようですね。」

「湘北がどういったプレーを見せるか・・・。大事よ、この1本は!」

と記者席の2人。




アウトナンバーにより、海南のディフェンスは崩れていた。


『キュ!』


桜木のハイポ。


「サル風!」

「桜木さん!!」




「桜木だーー!!神!真田!桜木を囲め!!」

高頭の大きな声が会場に響き渡る。




柳から桜木へのパス。


「ふん!!」



『バシ!!』



「あっ!!」

「なっ!!」

「花道!!」



ボールは、桜木の手には収まらなかった。



「シオ!男なら、決めやがれ!!」




「桜木さんがまた弾いた!!」

と彦一。

「まさか、この場で、再び冷静にパスを出すとは!」

と田岡。

「絶妙。」

仙道が微笑む。




「桜木君!」

目が見開く安西。

「桜木君!!」

晴子が声をあげる。




ボールは、激しい回転をしながら、フリーの潮崎の下へ弾かれた。




「シオ!打てーー!!」

「潮崎ーーー!!」

安田と角田が叫ぶ。


「シオ!・・・先輩。」

流川もベンチを立つ。




『バン!』


潮崎にボールが渡る。


(桜木!また、俺にチャンスをくれたこと感謝する!)


ボールは、静かに潮崎の手から離れていった。

伸びきる潮崎の右手。


(そして、桜木がバスケ部に入部してくれたことを何よりも感謝してるぞ!)



『ザシュ!!』




「キターーー!!」

「ナイッシュ!!潮崎先輩!!」

観客席の1年生から大きな声援が飛ぶ。


「シオーーー!!」

「潮崎先輩・・・。」

晴子の目にはうっすら涙が溜まっていた。


『グッ。』

安西が拳を握る。


「ふーーー。」

流川がベンチに腰をかけた。




「同点だーーーー!!」

「伏兵の#6が決めたーーー!!」

「残り21秒!!」




『ピィーーー!!』


海南は最後のタイムアウトを取った。



「男を見せたな!潮崎!!」

「あぁ。」

宮城に答える。


「シオ!天才桜木に感謝しろよ!!」

「あぁ。桜木には感謝しっぱなしだよ!!」

「ん!?そうか!!ハッハッハ!!」




「あの場面で、桜木がパスを出すとは、全く予想できなかった・・・。」

と肩を落とす高頭。

「くそう!俺のせいだ!!」

清田が声を荒げる。

「清田、落ち着こう。PGには、冷静さと自信が必要だ。」

「真田さん・・・。はい!」

そして。

「監督。・・・。」

神が監督に進言した。


神の作戦が、最後の攻防戦に終わりを告げる。




海南 84
湘北 84






続く。


3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (Unknown)
2009-10-29 10:49:27
もう湘北が勝てないみたいな終り方ですね…
続き気になります
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緊張する。。 (ぷぅ子)
2009-10-29 13:24:22
手に汗握る・・楽しみです♪
返信する
おはようございます (うまだんく)
2009-10-30 07:05:21
Unknowさん
ぷぅ子さん

コメントありがとうございます。
続きを気になっていただいたり、楽しみにしていただいたり、嬉しい限りです。
今後ともよろしくお願いいたします。
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