猛暑襲来・・・・

猛暑襲来・・・・・まさにそんな感じ。
蒙古じゃないぞ、猛暑・・・・・
昼間の気温が36度まで上昇し、この夏一番の気温になった。

40年前、僕は豊島区の東長崎にあった『豊島区民プール』で、
ライフガードのアルバイトをやっていた。
これはその頃の写真。一番左端に居るのが18歳の頃の僕です。
当時は、体重も60kgそこそこで、ヒョロヒョロだったけど、
しっかりと8パックの腹筋が見えるほど、絞られた体だった。 

この写真でも、一番左。余りに痩せていて、自分とは思えないですね(笑) 


区民プールは公式競泳用の50ｍの屋外プールで、当然プールサイドには日陰など無い。
ライフガードは、1区分2時間の遊泳時間中、4回の交代で監視をしていた。
炎天下にほぼ一日中、水着一つで居るため、日焼けで真っ黒だった。

ところが、その当時『日射病』と言われた『熱中症』や『熱射病』など
一人も罹った事が無かった。
鍛えた体で、強かったのかも知れないけれど、やっぱり気温そのものが低かった気がする。
すくなくとも、プールサイドで横たわって居られたからね。

それでちょっと気になって、気象庁のHPで40年前の東京の気象データーを検索してみた。
これがそのURL
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/daily_s1.php?prec_no=44&block_no=47662&year=1974&month=08&day=&view=

1984年8月の記録を見ると、最高気温は8/7の33.5度。
平均気温の最高値は29度、最低気温は26度、いずれも8/12のもの。
対して去年2013年8月の記録は、最高気温は8/7の38.3度。
平均気温の最高値は32.9度、最低気温は30.4度、いずれも8/11のもの。
この数値を見るだけでも、東京は4度以上気温が上昇して居るのが判る。


4度の気温差は凄いですよ。室温を外気温より4度下げると凄く涼しく感じる。
ましてや、平均気温の29度と言ったら、今の時期にエアコンを効かせた部屋の温度とほぼ一緒。

風通しの良い部屋であれば、エアコンなんて要らなかったのが数値で解ります。
去年は、秘密基地で殆どエアコンを使わなかった。
この夏休みも、日中は窓を開けて扇風機だけで過ごせたから、
風通しの良い家に住めば、エアコンを使用する頻度も下がる気がする。

エアコンが外気温を押し上げ、更にエアコンが部屋を冷やす。
それが高じてどんどん外気温が上昇して行く。
これって、電気工学で言う「正帰還」状態。
マイクでスピーカの前に立つと『ピー』っていうあれですよ。

しかし『熱中症』の殆どが室内で起きている。
エアコンを使わないと簡単に『熱中症』になるそうだ。
実際、夏休みはその『熱中症』寸前で、点滴のお世話になった。

この暑さ、いつまで続くんでしょうね？