ホットおつまみ: 「全粒粉のブリオッシュのカチョカバロのせ」↑
とにもかくにも まず、全粒粉を入れた、ブリオッシュ製法のパンを作ります。
生地の中に、ふくれみかんのジャム(手作り)も練りこみました。
Tout d'abord, j'ai fait du brioche(avec la farine complète). En suite, je l'ai coupé en deux, et y posé du jambon et le fromage "Caciocavallo(scamorza). C'est bon avec le vin rosé.
「全粒粉のブリオッシュ・ふくれみかんジャム風味」
「Pain brioche complète à la confiture de petit mandarine satsuma」
材料:強力粉100g・全粒粉50g・水80cc・卵1個・蜂蜜大1・スキムミルク小3・バター15g・ふくれみかんジャム・塩小1・イースト4g・タンポポジャム
作り方は、リンクの"ブリオッシュ製法のパン"の部分をみてください。タンポポジャムは、焼く直前に、上に塗るのに使っています。パンの上が光っているのは、タンポポジャムによるものです。
で、作ったこのブリオッシュを半分に切り、ハムと、カチョカバロをのせてオーブンで焼きます。ちょっとチーズが溶けたらできあがり。仕上げに、荒塩と、パセリを散らします。
パンに練りこんだ、ふくれみかんジャムの酸味と、ハム&チーズの味が意外と合います。ロゼワインと一緒に食べるとおいし~。
こちらは、↑カチョカバロ(caciocavallo)と書かれている北海道産チーズ。 このチーズと同じような形と製法で、スカモルツア(スカモルツアビアンカ or スカモルツアフュメ)というのもあります。 カチョカバロとスカモルツアの違いを、イタリア語・フランス語で書かれたサイトで調べてみると。。
● Caciocavallo(かちょかばろ)
正式名称: Caciocavallo silano
牛の乳から作られたチーズ。重さは、1kg-2.5kgと大きい。(スカルモッツアのほうが小さいと、大きさで違いを説明しているサイトもあった。)
主に、南イタリア(camigliatello silano など)で作られているチーズ。
● Scamorza (すかもるつぁ)・Scarmorza(すかるもっつぁ)
正式名称:Scamorza
南イタリア(Apulia やCampania地方など)で作られているチーズ。
Scamorza affumicataと呼ばれる、スモークタイプも。 牛の乳で作られるが、場合によっては、牛と水牛の乳のミックスタイプもある。 できあがりの形や大きさはモッツアレラによく似ている。(つまり、モッツアレラくらいの大きさ) 2・3週間熟成。
----この説明を読み比べると、味や製法の違いはあまりなさそうですが、とりあえず、カチョカバロは大きいものだということです。 なので、モッツアレラくらいの大きさの雪だるま(?)ので売っている、日本の"カチョカバロ"は、むしろ、"スカモルツァ"なのではないかと思うわけで。 単に、カチョカバロという名前のインパクトだけで採用された感がありますね。 私は、この日本でいうところのカチョカバロを、Scamorza bianca (スカモルツァ ビアンカ)の名称で覚えていたので(6年くらい前、フランスのスーパーで見つけて買って以来。)これからも、スカモルツァの名称の方を推していくことにしましょう。