つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信755号 絵本三昧の三日間

2016年10月17日 | 抱っこ通信
久しぶりの抱っこ通信です。
北海道・福島から帰り、10日間の休みでした。
その間は、レジュメづくりや原稿書きのための資料集めや坂井市丸岡で開かれる「笑って笑って笑って」コンサートのための合わせをしただけでした。
コンサートでは今回はバイオリンのまるこさんと、新たにピアノであいあいさんが加わることになりました。合わせではシモシュのアドバイスの下に4時間近く練習しました。

あいあいさんは1か月前に送った譜面やCDを基に、新たに譜面起こしをしてくれたりしてくれていました。まるこさん(シャンソン歌手でもあります)とは数年前から一緒に活動をしているそうで、二人とみやちゃんとの本番が楽しみです。
コンサートは、11月6日(日)午後2時30分から坂井市の緑幼稚園で開かれます。


さて、秋から冬にかけてのツアーが始まりました。先日も大阪へ、そして京都からの移動と、高速道路を使って約500キロを移動する日も数日あります。会場から会場からの移動も今回は大変そうです。そこで今日は整形外科に行って、1か月分の薬を処方してもらいました。薬があるというだけでちょっぴり安心できるのです。もうそういう年齢なのです。


10月13日、木曜日の夜は大阪市内で、福祉保育労譲渡福祉会分会主催「ぴかりん・みやちゃんと絵本で遊んじゃおう!」でした。夏のつながり保育講座「絵本の中へ飛び込んじゃえ」に何度か参加してくれていた先生が、以前から大阪でも開きたいと聞いていたので、今回、「福知山・丹波に行くから寄り道してもいいよ」とお話しをして実現しました。

城東福祉会の保育園の先生を中心に、仕事終わりに集まって90分間あそびました。かがくいひろしさんの『だるまさんシリーズ』の3冊をあそびながら、各ページにいろいろな仕掛けというかあそびがあって、それを発見する子どもたちがいるという話をしましたが、あそびながらもいつもの絵本もなにか新鮮に受け止めてもらえたかなと思いました。どんな感想を持たれたか気になるところです。


10月14日、金曜日の午前中は、福知山市子育て講演会。もう10年以上続いています。私の関西方面の活動の日に合わせて開催してくれています。250人以上の親子が集まってのつながりあそび「元気・勇気・笑顔つないで」です。

音響の近くに、あそびで使う絵本などを並べおきますが、開始時間前には、数人の子どもたちがそこに寄ってきて、絵本を手にして遊んでいます。この時間がいいのですよね。

子育て講演会ではあそびの合間、合間に、あそびの創作の思いと親さん向けの子育ての話を絡めながら、ちょこっとおしゃべりを入れながら進めていますが、今回は『ダルビュッシュ』を楽しみながら、「何回も失敗していいんだよ、そこからなんどもスタートすればいいだね。子育てには失敗なんかないから、毎日が新しい経験だからね」なんていう話をしていました。また、最後の『サヨナラ明日もね』では、「お母さんやお父さん自身が自分の親さんに似ていませんか?素敵なところも嫌なところもね。親さんが人間らしく生きているだけでいいんだよ」と。
毎年、最後の主催者のあいさつの中で、担当者が一番きになった私の言葉を取り上げてまとめてくれるのです。ありがたいやら怖いやら。「また、来年」と言ってもらいましたが・・・。


10月15日、午後3時間、丹波市の保育仲間の自主サークル「いっぽ」サークル主催「ピカリンとみやちゃんとあ~そぼう!! ~えほんのなかへとびこもう~」。

実は、この「いっぽ」の自主研修会の日程が決めてから福知山の日程を決めたのです。2年前の自主研修会を開く時もドラマがありましたが、今回もいろいろドラマがあったようです。それでも、「いっぽ」の仲間たちの思いがこの日を迎えました。

前夜に懇親会を開いてくれて、ワイワイガヤガヤのノミニケーションでの保育実践や保育の地域性の話など、笑って笑ってリラックスしてのおしゃべりの中で、丹波の保育仲間たちの思いをたくさん発見することができました。子どもを、保育を、つながりあそびを、仲間を大事にしていること、そして、これからも宝にしていこうとする話は、私自身の心を熱くしました。

前半は、私の絵本あそびを楽しんで、後半は、各自が持ち寄った絵本の自慢大会とまとめという時間割でしたが、とても3時間では足りません。この続きは次回です。

夏のつながり保育講座では「絵本」をテーマに10年以上楽しんできましたが、それ以外で「絵本」をテーマにした研修会はこれで4会場目でした。ですから、つながり保育講座での「子どもも大人も知らず知らずに絵本の世界に飛び込んでいます。絵本の世界で主人公たちと泣いたり笑ったり怒ったり、ドキドキワクワク生きています。自分を見つけたり、友だちを見つけたり、自分が大きく感じたり・・・。読み聞かせだけでない絵本の楽しさをつくってみましょう。人生はドラマです。ごっこもね。」の願いにどれだけ近づけるかが不安でした。ですから、正直、「いっぽ」の仲間たちの思いとも重なって緊張しながら当日を迎えていたのです。でも、そんな不安を忘れるくらい楽しかったし、数々の可能性を見つけられました。ありがとうです。

フェースブックに「いっぽ」の仲間たちの感想などが書き込まれていますが、終了後、参加者が書いてくれた感想の一部を紹介します。順不同です。

*改めて、こどもたちの笑顔、涙など、こどもたちの成長を見守っていけるすばらしさを感じ取ることができました。・・・もっともっといろいろな絵本に触れ・絵本の世界にとびこんでいきたいと思いました。

*絵本の奥深さをすごく感じました。絵本1冊でも読み方、表現の仕方一つでいろんな楽しみ方ができることを学びました。

*私は絵本が大好きで、そのきっかけをくれたのが母親です。今回持ってきた絵本も私が絵本を好きになるきっかけになった本を持ってきました。来年、保育の現場で就職することができれば、自分の絵本が好きという気持ちが伝わるように子どもたちに絵本を読んでいきたいし、絵本を好きと感じられるような子どもたちになってもらいたいです。

*私が知らない絵本に出会えてよかったです。

*絵本をただ読むだけではなく、歌にするとまた新しいとらえ方ができたりするなど、楽しく学ばせて頂きました。

*絵本は好きな方で、いろんな絵本に出会っていますが、歌を付けることによって、より一層絵本の世界が広がり、楽しみにつながっていくことを感じました。

*絵本でこんなに楽しい遊びになるなんて思ってもいなかったので、研修に参加できてよかったです。

*明日から子どもたちと、又、楽しいことを一緒にいっぱいするぞー。生かされていることに感謝し、いのちを大事にします。

*一緒に仕事をしている人たちが仲良く楽しんで保育していると、自然に子どもたちも仲良くなり楽しんでくれると思う。

*絵本めぐりが好きで、よく本屋さんをめぐっては、絵本を買ってくるのですが、今日の参加で改めて絵本が好きになりました。

*絵本、もっともっと読みたい!そして、子どもたちにも読みたいと思いました。

*子どもと遊ぶ時、保育士が楽しみ接することが本当に大切だと思いました。

*こんな楽しい研修会はあまりなく本当に良かったです。絵本の見方、読み方が今までの自分と違っていて、大変参考になりました。

*数時間で終わるのがもったいないぐらい、もっともっと一緒に楽しみかったというのが正直な感想です。自分が子どもになった気持ちですごく楽しめました。絵本の大切さ、絵本には無限大の想像が広がることを実感でき、今後、絵本の面白さ、いろいろな絵本に出会えるようにどんどん子どもたちに伝えていきたいと思いました。

*絵本がとても好きなので、今回、他の先生方の絵本に対する思いも聞けてとても良かったです。


書いてくれた感想文をもらって、じっくり読まさせてもらいました。まだまだたくさんの人からの感想がありましたが、私自身が「そうなんだ!」と発見することも多々ありました。ありがとうです。

最後に、「いっぽ」のあやちゃんのフェースブックの書き込みを紹介します。

*楽しかった〜〜(≧∀≦)
ぴかりん、みやちゃんとあ〜そぼっ‼︎みんなの笑顔がどんどん広がっていく時間。つながりあそびうたのパワーを感じたあっという間の3時間♬
参加して下さった方、一人一人が何かを感じて帰られたのではないかと思います。
丹波につながりを…無理せず、背伸びせず、ちょっとずつ…の思いで集まった「いっぽ」。これからも、自分たちのできることを楽しみながら歩を進めて行きたいと思います。
ぴかりん、みやちゃん、みゆきちゃん。本当にありがとうございました♬
ステキなステキな時間を過ごすことができました。
そして、参加して下さったお一人お一人に感謝の思いでいっぱいです。またあの場所でお会いしましょうね(´ー`* ))))ありがとうございました。



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