「さらばだ」

2020-05-25 23:56:15 | テレビ番組
【第十九回「信長を暗殺せよ」】

昨日放送の『麒麟がくる』第十九回の視聴率は、15.7%とのこと。

BSプレミアムと合わせれば約20%。それだけのクオリティはあるだけに、中断が痛すぎます。

さて、いつも通りに。

・今回の脚本はメインの池端氏ではなく、『軍師官兵衛』で脚本を担当した前川洋一氏。サブでこういう人が書いているのは強い。

・ようやく正面から向かい合う親子。気づいた時には、もう遅い。

・越前で浪人暮らしの十兵衛さん。世が世ならこのままでもよかったのでしょうが、そこは主人公。またミッションの依頼を受けて京へ。

・9年ぶりの三淵藤英・細川藤孝兄弟に、将軍義輝。11年ぶりのボンバーマン。時だけは平等に流れています。

・高政改め斎藤義龍。同じく上洛した信長の暗殺を図るも、思わぬところから横槍。

・光秀との会話の最後に「さらばだ、もう会うこともあるまい」→2年後の永禄4年(1561)に亡くなるナレーション。おそらくこのまま退場でしょうが、美濃編の主人公が光秀と道三ならば、裏はこの人でした。

・失ったものの大きさに気づきつつ、しっかり美濃を治めていた義龍。寿命がもう少し長かったら、歴史は別のルートをたどっていたかもしれません。

・自分の知らないところで暗殺計画が阻まれた信長さん。将軍と会見するも・・・黙っているだけで空気が不穏になるのは怖い。

・次回、第三形態に進化して登場の元康さん。演ずるは風間俊介氏。信長や秀吉同様にイメージの違うキャストだけど、『遊戯王』時の演技を思い出すと、確かに有能腹黒っぽい感じがします。

・ただ、脱糞しそうにはないんだよな・・・そういう意味で『真田丸』での内野聖陽氏はぴったりでした。
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