橋を渡る④

【聖橋】



「橋を渡る」第４回は、神田川のほか外堀通りやＪR御茶ノ水駅を跨ぐ聖橋。

関東大震災後の復興事業の一環として、昭和２年（１９２６）に完成した、鉄筋コンクリートアーチ橋です。

橋の名前はよく知られている通り、両岸に位置する千代田区神田駿河台のニコライ堂と文京区湯島の湯島聖堂を結ぶことから命名されました。

写真は、文京区側から千代田区側を撮った一枚。

今でこそ高い建物が目立つものの、正面にニコライ堂のドームが見えます。

橋を渡る③

【吾妻橋】



「橋を渡る」第３回は、隅田川に架かる吾妻橋。

東京都台東区雷門２丁目及び花川戸１丁目と、墨田区吾妻橋１丁目を結んでいます。

初めは「大川橋」として安永３年（１７７４）に架けられ、明治９年（１８７６）の架け替え時に「吾妻橋」となったそうな。

現在の吾妻橋は、昭和６年（１９３１）に架け替えられたアーチ橋。

写真は先週の日曜に撮ったもの。アサヒビールタワーがオリンピック仕様になっていました。

あ～エクストラコールドが飲みたい。

橋を渡る②

【万世橋】



「橋を渡る」第２回は、東京都千代田区の神田川に架かる万世橋。

現在の万世橋は国道１７号上にある、何度か場所や名称が変わった後、昭和５年（１９３０）に架け替えられた石・コンクリート混成アーチ橋です。

子供の頃、連れて行ってくれた交通博物館が、この橋を渡って見えてきたのをおぼろげながら覚えていたり。

また、写真中央の建物は肉の万世秋葉原本店。

このご時勢ながら近所の店舗は健在。ひさびさに行ってみたい。

橋を渡る①

以前予告した穴埋め企画の一つ、「橋を渡る」を始めてみませう。

【日本橋】

第１回は、東京都中央区の日本橋。

日本の道路網の始点であり、国道１・４・６・１４・１５・１７・２０号の起点でもあります。



その歴史は古く、慶長８年３月（１６０３）年に架けられ、２０代目とされる現在の橋は、明治４４年（１９１１）に３年がかりで完成した石造二連アーチ橋。

景観の問題などから、上に乗っかっている首都高速がとやかく言われているけど、ある意味日本っぽいとわしは思う次第。

こんな感じで、不定期に進めていこうかと。それにしても・・・名前を言ってはいけないあの人は、坂をやめてしまったんだろうか？