キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

日本・香港インディペンデント映画祭2017

2017年04月22日 | ☆エンタメ-映画
日本・香港インディペンデント映画祭2017
テアトル新宿にて4月15日(土)〜21日(金)

日本と香港のインデペンデント映画を毎日2本立てで上映し、上映後にゲストによるトークショーもあるという面白い映画祭が新宿で開かれていました。友人にも行った人が多く、興味もあったのですが、平日の夜ということでなかなか時間が取れず(今週は出張もあり、それと大きなクレームへの対応もあり珍しく忙しかったのです)、やっと最終日に滑り込んでみてきました。

この日の演目は
日本「新世界の夜明け」[監]リム・カーワイ
香港「アウト・オブ・フレーム」[監]ウィリアム・クォック


日本映画の「新世界の夜明け」は北京と大阪を舞台にしたもので、監督はマレーシア人。
言葉の半分以上は北京語です。
このリム監督は、日本留学、就職も日本でしたという経歴の持ち主で、日本語も堪能です。どこを拠点にするということもなく、日本や香港、中国大陸で映画を撮っています。そしてこの映画祭の主催者でもあります。

香港映画の「アウト・オブ・フレーム」。
全く情報のないまま見たのですが、こちらも北京(の近郊)を舞台にしていて、香港人の監督ですが、全編北京語で進んでいきます。テーマは、中国の芸術家たちが国の体制によって監視、迫害される様をドキュメンタリーっぽく描いていきます。迫力がありました。芸術ってこういうものなんだなと、感じました。この作品は上映される機会がとても少ないのではないかと思います。見られてよかったです。




上演終了後のトーク。広東語で進んでいく。(ここへきてようやく「香港」映画祭だと感じた)
非常に面白かった。




館内の掲示。
テアトル新宿、名前は知ってたけど初めて来た映画館。



この映画祭、香港の作品だけ、名古屋と大阪にも回るそうです。
見に行った人からとても評判のよかった映画祭でしたので、興味のある方お出かけください。

香港インディペンデント映画祭2017
名古屋:シネマスコーレにて5月6日(土)〜12日(金)
大阪:シネヌーヴォーにて6月開催決定 !

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