天声人誤(カエルの詩): 天知る・地知る・我知る

☆永遠に生きるがごとく学び、明日死ぬがごとく生きる☆  

こんな裁判、許せない!!

2007年02月28日 | Weblog
男女5人を次々に車で撥ねて殺した事が、果たして心神喪失に当たるだろうか?!
心身喪失とは 「犯行時、自分の行ったことの是非弁別が判断出来ない事」と有り
刑法39条 では「心神喪失者の行為は、罰しない。 2心神耗弱者の行為は、その刑を軽減ずる。」とある。
だが5人を撥ねて殺したのは偶然的な出来事ではなく殺意があるからこそ
5人を次々に殺せたと思うのは私だけであろうか?
撥ねて殺すのはただ暴走しただけでは殺せない。相手に狙いを付けて運転した
筈であり、そこには殺意があったと思われる。
殺意を持った行為は心神喪失には値しない。

被告は『悪魔の声』と称する幻聴に命令されて犯行に及んでおり、統合失調症による心神喪失状態だった」と述べ、無罪(求刑無期懲役)を言い渡している。
では裁判官は悪魔の存在を信じているのだろうか?
存在しないものを口にしたからと言って心神喪失に値するとは思えない。
よしんば心神喪失症だと仮定したとしても、そういう被告を裁判で保護するのが
法の力で有るのであれば、そう言う精神障害者を野放しにせず管理保護するのも
法の力でなければならない。
無罪の判決をしたのであれば、被告に代わり、法の代理人である国が
その責任を負うのが必定だと思う。
こんな馬鹿げた、正直者が損をするような裁判を決して許す事は出来ない。
検察は躊躇わず上告の手続きを早急に進めるべきである。

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