天声人誤(カエルの詩): 天知る・地知る・我知る

☆永遠に生きるがごとく学び、明日死ぬがごとく生きる☆  

駄目だ!!こりゃ。

2007年03月05日 | Weblog
慶応大教授の浅野史郎氏(59)は果たして都知事候補として相応しいのだろうか?
非常に疑問が残る。

在職中の実績として特に評価されているのが情報公開で、全国市民オンブズマン連絡会議による全国情報公開度ランキングにおいて宮城県は2004年度は47都道府県中岩手県と同ポイントの全国1位タイ、2005年度は鳥取県に次ぐ2位の高評価を受けたりもしている。また入札改革も行い、一般競争入札を大幅に導入し、談合を激減させたとあるが、その反面、国の経済対策への呼応や地方交付税の振り替わりである臨時財政対策債の増発等により、県債残高は増加し、結果的にはそれが致命傷となり4期目にして任期満了し退任している。

確かに実績があるように見受けられるが、穿った目で見ればこれらは知事として
当然なすべきことであり賛美されるものではない。
しかも最初は出馬しないと大見得を切りながら、結局はおだてられ、ほだされて
出馬をするようなていたらくでは、己から積極的に東京都政を改革しようとする
意気込みが感じられず、他人に押されての奮起であるならば尚更期待は出来ない。
今、東京都にとって一番必要なものは財政改革であるが、その財政改革により
宮城県知事時代には失政しており期待は出来ない。
同じ轍は踏まないと思うかもしれないが、人はどういうわけか宿命の如く
同じ道を歩むものである。
コンプライアンスも急造で作成中の様であるが、コンプライアンスは
現状把握と有るべき姿のギャップをよく理解したうえでなければ、玉虫色の
見栄えだけのものになりかねない。
決して石原都知事を絶賛するわけではないが、今のところ右に出る者はいない
ような気がする。特に地方都市の県知事が東京で錦を飾るとすれば、生き馬の
目を抜くような東京では到底期待できない。
特に背中を押されて出るようでは論外である。


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