天声人誤(カエルの詩): 天知る・地知る・我知る

☆永遠に生きるがごとく学び、明日死ぬがごとく生きる☆  

日本の食糧確保は大丈夫か !? 飽食から「飢餓の時代へ・・

2008年05月08日 | Weblog
チリの火山が大爆発を起こし危機的状況になっている。
火山灰は成層圏に迄達し、尚も大爆発を続けているとか・・・

1980年に起きたアメリカのセントへレンズ火山が爆発したときには
火山灰は成層圏に達し2週間後には世界を一周し世界の気候に
変動をもたらしている。

当時は今ほどの異常気象ではなかったと記憶してるが
フイリッピンのピナツボ火山に然り、噴火で気候が変動し
農作物に多大な被害を与えているのは過去の事例が物語っている。
一方、日本の食糧の自給率は40%ときわめて低い。
世界飢饉が起こった場合、先進国の中での飢餓状態は
日本が最初に飢餓難民となるのは必定と思われる。

昨年オーストラリアが旱魃により小麦が不作となり
3月から30%も小麦粉が値上りしたのは周知の事実であるが
農林水産省の対策と言えば
輸入量が減った分、小売価格を上げると言う
単純な算数でしか手を打っていないのが現状である。
一方で、「小麦の生産を急いで奨励しているらしいが
国策農場でない民間が儲けの保障もはっきりしていない
小麦を果たして作るだろうか?
自然栽培である以上作るにしても数年は必要であろう。

今後、異常気象による食料不足は確実に予想されるが、
我々の食料を無能な官僚に任せておいて良いのだろうか?
飽食の時代から飢餓の時代へ変遷するのは
そう遠くない日のような気がする。

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