エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

ヒメシロチョウ第3化発生か?   早くもマダラナニワトンボか?

2021-07-30 | 自然観察

台風8号が去った。昨日石巻に上陸し、秋田沿岸で熱帯低気圧へ。

会津は心配した雨もわずかで過ぎ去った。

近間のミヤマアカネの赤い個体を見に行く。

長原でミヤマアカネを撮っていたら、巡回中のパトカーが止まった。

「クマが出ていますから気を付けて!」

今朝新聞に「松長でクマが出たニュース」が載っていた。 納得した。

♀ 

ハスの花が素晴らしい。

    

ヒメシロの里でヒメシロチョウを観察した。

数日前に翅の傷んだ個体を見て夏型の終わりと思っていたが、新鮮な個体も。

遅い夏型かも。翅の先端の黒色は夏型の特徴だ。

でも、早めの第3化が発生かもしれない。

まだ数は少ないが、いつもの求愛行動も観察できたし、もう産卵行動も見られた。

 夏型?      


休耕田のセリの群落には、出始めたジャノメチョウやキタテハ、ウラギンスジヒョウモンが吸蜜、憩っていた。

  ショウジョウトンボ♂ 色づいたマユタテアカネ まだ未熟のハラビロも   コノシメトンボ  ♂

 

ちょっと雰囲気が違うし、ぴんと来なかったが、アダラナニワでは? 例年は8月末の発生、少し早すぎるようだ。

この辺では、最近は見かけなくなっていたが、5~6年前までは産卵風景を何度も撮っていた。

     

    ノシメトンボ    アキキカネ 

エンマコオロギ幼体(白い筋)   コチャバネセセリ

 

メドハギに産卵    ハギに吸蜜

ヤマキマダラヒカゲ アシナガバエの仲間                   

(2021. 7/28)


チョウやトンボの絶滅を防ぎたい

2021-07-29 | エッセイ

   真ちゃんから拙文の新聞掲載の報あり。
  いつも同じだが、以下に、自分を鼓舞する内容の投稿文をあげる。

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チョウやトンボの絶滅を防ぎたい」      (福島民報 2021.7.29付け)

いつも里山を巡り、馴染みのチョウやトンボ、小さい虫たちとのふれ合いを楽しんでいる。

先日、クララの花穂に産卵を繰り返すルリシジミに出会った。

一瞬、すでに絶滅してしまったが、かつては会津盆地にも生息していたオオルリシジミを思い浮かべた。

100年近く前の会津の標本が国立科学博物館に保存されている。

実は、かつて信州での学生時代に、生物学概論の野外授業中、大学の裏の池畔で食草のクララに産卵するオオルリシジミを観察した記憶がある。

あれから半世紀、その後絶滅の危機にあり、長野県安曇野市で保護されてきたオオルリシジミに、数年前再会することができた。

そして、生息条件の難しいチョウの保護活動の実態を知り感動した。

いま会津にも細々といのちをつないでいるチョウやトンボがいる。

特に会津若松市内で唯一大川土手のみに生息するヒメシロチョウは絶滅寸前である。これらの虫たちを絶滅させてはならない。

この長野県のオオルリシジミの保護活動の取り組みに勇気づけられている.

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オオルリシジミ  2017.5.28 撮 (安曇野アルプス公園)           ヒメシロチョウ 2021.7.28 撮

  


 悲しいおおるり公園

2021-07-24 | 環境問題

昨日の里山散策の帰路、おおるり公園へ寄ってみた。もう6~7年行っていなかった。

いつも虫たちの集まるクヌギの林を覗いてみたかった。

ミズナラの大木に吸蜜に集まるオオムラサキ、クワガタが懐かしかった。

管理棟を通過すると、一瞬固まった。まったく前の面影はなく、驚き以外の何物でもなかった。

かつてはアスレチック広場や自由広場、チビッコ広場、テニスコートなどがあり、子供たちを連れて遊んだこともあった。

いろいろな遊具類も中央にあった時計台もない。

小川を渡り展望台までの木漏れ日の林道は素晴らしかった。

広い自然の中の公園は跡形もなく消え、周囲は林へは入れないようにフェンスで囲まれ、アスファルト舗装の大駐車場と化していた。

近くの会社へ売却したのだろうか。

今頃は、子供たちの歓声が聞こえた広場の奥に、ヤマユリの群落が見事に咲いていた。

どうして? 自然豊かな公園がなくなってしまった経緯、環境アセスメントの様子をきいてみたい。

この自然環境の変化について、その価値観を知りたいと思う。

     

    


ネットでは、かつての「おおるり公園」の案内が残っている。

名称は健在であるはずはない。町役場に聞いてみたい。

思い出した。6~7年前、突然ミズナラの大木が切り倒されたことがあった。

管理棟へ飛んでいき、なぜか尋ねたことがあった。

かつて樹液を求め集った、オオムラサキ、ルリタテハ、各種カナブンやハチたちの姿が浮かんできた。 

 

(追記) 2013年の頃の自然豊かな公園の写真を見つけました。
  以下は「磐梯町おおるり公園で自然満喫♪」 よりお借りした写真
  https://blog.goo.ne.jp/pochikopochikojp/e/2a8e9334cf0676ddb78e395a852e0668

すべてなくなった時計台 この山道も崩されてしまった。

奥の林も、フェンスで囲まれ行けない。

 


コバネアオイトトンボ ジャノメチョウ 初見

2021-07-22 | 自然観察

数日、夏の暑さに外出を自粛していた。助言も強かったが、自分でも体に自信がなかった。

そろそろコバネアオイトトンボの発生を見たかった。

庭に現れたオオシオカラトンボと遊びながら、いつになく早く家を出た。

 

いつもの山道を歩く。相変わらず、蛾がいっぱい舞ってる。じっと止まるのを待つ暇はない。

羽を休めることのない蛾にカメラを向けた。この蛾の名前を知りたい。

 

先ずはエノキの樹へ、オオムラサキが珍しく太い幹に止まった。メスのようだ。今日も望遠レンズを忘れた。

  ♀のようだ。発光鱗以外斑紋では区別しにくい。

林道には数の減ったサラサヤンマ、変わってオニヤンマに会う。

ノシメ  オオシオカラ♀

アマゴイルリトンボ

 キイトトンボあちこちで産卵

♂ 

ジャノメチョウ初見 セリ満開

 

 マユタテアカネ 

   

キマダラセセリ

 スジグロチャバネセセリ♂

 

 キボシカミキリ  哀れハラビロ

  夏型と思われる数頭 ヒメシロチョウ

急いでコバネの林へ。アオイトトンボはもう白い粉の個体も。

オオアオイトトンボやモノサシトンボに混ざって、いたいた、羽化直後のメスの未成熟、橙褐色個体だ。

美しい♂は未だのようだ。今年も、これから10月まで見られるだろう。一安心だ。

コバネアオイトトンボ 未成熟♀   レッドリストで絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)(福島: 準絶滅危惧種)

    

     

 オオアオイトトンボ アオイトトンボ

 ゴイシシジミ栄養補給

コバネアオイトトンボ 一安心。 美しい♂も、もうじきだろう。

 

 


夏本番の里山

2021-07-18 | 自然観察

今日の最高気温36.6℃、明日の予想37℃。

実は一昨夜、突然の不整脈で血圧低下、昨日一日は静かに過ごした。

7月は気を付けないといけない。

3年前の今頃は生死をさまよっていた。18年前も7月だった。

何度目かの奇跡、生きて生還できた。

今朝は、庭に出ると慣れななれしいお友達が待っていた。いつもこの時期オオシオカラトンボ ♀が現れる。

ハグロトンボも来てくれた。

  

ときどき体調を崩すが、静かに体を動かすことがいいと信じている。

今日も、近間の命を見つめてきた。

 妙なシオカラトンボを見つけた。

翅の一部が白い。しばらく観察すると、クモの巣? よく見ると翅の先端に綿毛が付いている。どうして? 何だろう?。

   

ミヤマアカネ、成熟して雄雌の区別がつき始めた。

未成熟 ♀? ♂ 

 オオシオカラ   オニヤンマ初見コミスジ  

                  ↓

 金堀から

 ヒヨドリバナとマイコアカネ

ノシメトンボ  マユタテアカネ  シオカラ 交尾  ハグロトンボ♀オナガシジミ♀ オオアオイトトンボ♀

モノサシトンボ♂

アジアイトンボキイトトンボ クロイトトンボ

  

   

 今日も、貴いいのちの輝きを見つめた。感謝! 感謝!

 


蓋沼自然観察教育林

2021-07-16 | 教育を考える

東北地方の梅雨明け宣言があった。

今日、美里町の蓋沼自然観察教育林で自然教室があった。

                                                                       

駐車場より、会津盆地を一望  ↓ 磐梯山

朝9時前

今回も数日前に、ピンチヒッターの依頼があった。

H小学校6年生、花炭の計画もあり、自然観察は正味1時間ほどだった。

事前打ち合わせ、「森の役割」は共通に、あとは担当者一任。

素直な男の子7人を担当、楽しく散策できた。
   見事な山百合

 思い出すままに・・・・いつものウワミズザクラのクマの傷跡  ・咲いていたササの花について ・きれいに咲いたホタルブクロ、トリアシショウマ、ヤマサンショウなど、

 また、昆虫じいちゃんとしては ・ウラギンヒョウモンの産卵が盛ん。合わせてモンキチョウの産卵の様子を皆で観察して食草のはなし。

 ・アキアカネとミヤマアカネについて色や生態の比較、ついでに昆虫について、ちょうどモノサシトンボも観察できた。

  

 

  ハグロトンボ初見 

ゴマフカミキリの仲間  

 園内は除草中で、往きにじっくり観察したネジバナの群落が帰りには除草車ですっかり刈り取られてしまった。自然観察よりも自然の中で遊ぶことも大切な施設のようだ。

 帰りにIgaさん、Takeさんが焼いた花炭の説明があり、お土産お持ち帰り。

   作品

 子どもたちとの寸時のふれあいだが、愛情が湧くものだ。彼らの前途に幸あれ!と別れた。
 

 もう夏休みになる。子どもたちとの自然教室、お呼びがあれば、秋にでも、もう1,2度は参加したいと思っている。

帰路ヒメシロの土手に寄った。ヒメシロ3化の無事蛹化を祈った。ジャコウアゲハ夏型が見られた。

♀  

 

汗びっしょり、梅雨明けと同時に、会津若松の気温が34.7℃。

 

 


梅雨明け前の庭 赤とんぼいっぱい

2021-07-15 | 日々の生活

   じいちゃん、ミンミンゼミだよ。ちょっと聞こえないので庭に出てみた。

赤とんぼがわんさと飛び上がった。

秋を思わせる涼しい風、さわやかな庭だ。

アキアカネがアジサイの花に止まっている。ウドの蕾にも赤とんぼが止まっている。

先っぽという先っぽに止まっている。

ほとんどが若いアキアカネ、少し赤みがかってきた個体も。ノシメトンボは数頭だ。

  ウド

 クロチク 

 ハゼノキ 

 ハナイカダ 

トンボを撮りながら、庭を一回りすると、ついでにいろいろ気付かされる。

サンジソウ(ハゼラン)が咲き始めていた。ハギの花も数輪咲き始めていた。周りをルリシジミが舞っている。膨らみ始めたボタンクサギにアリがわんさ。

 

コミスジかと思い近づく。いつしかいなくなったホシミスジだ。どこに行っていたんだ。

 ムクゲ

柿もブドウも豊作か。

 柿 

 墨田の花火フランネル 

 

そうそう、今日はミンミンゼミが初鳴きだったが、よく聞こえなかった。

数日前にはヒグラシを聞いた。ばーちゃんに言われてテレビの音量を消して耳を澄ますが、なかなか聞こえない。ヒグラシもなんとか確認したところだ。

2年ほどになる。会議で半分は聞こえずごまかしていたことを思い出す。

ばーちゃんの会話でも、最近は、同じことを何回も聞くようになった。

補聴器を!と言われるが、そのつもりはない。いやいやミンミンゼミから少し脱線した。

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午前中、100均ショップへ、ついでにA地区へ寄った。

何もいない。 赤とんぼ、モノサシトンボ、クロイトトンボが数えるほど。

A地区の池には鯉がいっぱい、トンボは育つ暇がない。最近クロスジギンヤンマも激減だ。

ちょっと遅いか、いつものナツツバキの枝に卵塊発見。花は大部分が落ちていた。

 モノサシ マユタテアカネ

 アキアカネ

ノシメトンボ マユミ

モリアオガエル卵塊  

 

 無言で木に止まりました。ヒグラシでしょうね。

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楽しそうに、マイペースで生きる赤とんぼに感謝!


梅雨明け間近 オオムラサキの雄姿

2021-07-13 | 自然観察

天気予報は当たったのか、外れたのか。降雨確率、午前70、午後60%とあった。

朝から時々強い日が差す。確かに夕方は雷雨となったが快適な散策だった。

昼を挟んで、コバネアオイトトンボとの再会を期待して出かけた。

 

新顔はオオムラサキ、5~6年前、行けば必ず会えたミズナラの大木が突然切り倒されてしまった。

意味の分からない伐採の理由を行政に聞くつもりでいたが、ついつい機を逸してしまった。

今も残念でならない。

最近見なかったオオムラサキ、たしかに減っている。

いつもの林道奥のエノキの大木に数頭の雄姿を見ることができた。

レンズを持たず後悔、枝が高く、遠すぎた。

♂ 

 

 ♀に見えるが ♂

コバネアオイトトンボ、数年前7月中旬に見かけたともあり今日も期待していた。 未だのようだ。

モノサシトンボやアマゴイに交じってオオアオイトトンボがちょこちょこ。

 

  

  オオアオイトトンオボ

 アマゴイルリトンボ♂

 

ヤブキリ  キボシカミキリ

クララ満開 トラマルハナバチ

オゼイトトンボ   オオtッヤバネセセリクロコガネ コウゾの実

4頭 コフキトンボ

マユタテアカネ ミズスマシ  

♀ チョウトンボ♂

ハヤシミドリシジミ 産卵中 

ウラギンヒョウモン モンシロチョウ

今日も小さないのちとの一期一会の出会いを楽しんだ。

夕方の雷鳴、降雨、いよいよ梅雨が明けるのではないだろうか。

庭の林からヒグラシの声が何とも言えない。こんな夕暮れがいつまでも続いてほしいと願いながら。


 今年初めての「森で遊ぼう」

2021-07-10 | 教育を考える

今日の今年初めての「森で遊ぼう」があった。

昨年度は1年間、コロナ禍のため実施できなかった。久しぶりに子どもたちの元気な歓声に触れた。

     
 

今日のテーマは《 滝沢街道と南新道の自然と歴史を学ぶ 》これまでとは一味違った中身だ。

 1班5名、保護者3名のリーダーを務め、子どもたちとひんやりした快適な散策をした。

カードを首に下げ「森の宝物探し」をしながら、ビンゴ完成目指して楽しく森の中を歩いた。

宝物・・・くものす  とりのこえ   あなのあいているはっぱ    あり  ちょう
     とんでいるむし   きのこ ・・・・ 
      アリの巣を見つけた  

モリアオガエル  ウツボにアキアカネ

勇さんが見つけたヤママユ終齢  美しい色合い、オオミズアオを想像した 体長約8㎝ 

  体長約8㎝  

 

見つけたらシールをhン貼ってやる 。  かつてはビンゴ完成でキャラメル景品も・・・

 子どもたちはすぐに打ち解け、スタッフへの質問も相次いだ。

 

途中、昔の茶屋のあとで休憩を兼ねて峠道の歴史をやさしく解説した。

1.会津藩主・加藤嘉明の代(1627年)に今も石だたみが残る旧滝沢峠を開いた。
    明治になり、金堀までの旧街道に荷馬車の通行ができる南新道が開通した。

2.八角神社の伊舎須弥明神が会津に鎮座されるときに乗ってきた舟が石となった舟石

3.江戸時代の俳人・松尾芭蕉の句碑が建っている。
  150年前、奥の細道行で芭蕉が会津に足を運ばなかったことを惜しみ、会津俳壇の  宗匠らが集まり芭蕉の紀行句集の中の1句を石に刻んだ。
       ” ひとつ脱でうしろにおひぬ衣かえ ”           
  【参】ネット「芭蕉と伊賀」  http://www.ict.ne.jp/~basho/  芭蕉作品集 より
     句意:旅中のこととて、衣更の日を迎えても着替えの夏衣を持たぬ身だ。
      重ね着の一枚を脱いで背中に背負い、さて、これで衣更がすんだとしよう。

   

約2時間の自然の中での散策を終え、分校跡へ到着。

各班からどんなことを見つけ、何を感じたのか、2~3分の発表会。 
 ***************  

わずかな体験だったが、今日は一人ひとりが、計り知れない宝物をもらったと思う。

 市農林課の主催するこの行事、今年は規模縮小となった。

対象はこれまでの半分、小学生20名になり、これまで午後までの計画・実践だったが、午前中で終わるようになった。

小生参加して10年近くになるが、いろいろ懐かしさがこみあげてきた。

久々に子供たちと触れあい、もう少し一緒に自然を見つめていきたいと思った。

 

帰り道、いつものお友達に会いながら、もうしばらくは健康でありたいと願った。

ミヤマアカネ  成長した♂、♀に会いたい。

 

  ♀未成熟

   

帰宅後、かなりの雨が降り始めた。

天気予報では、2~3日で梅雨明け宣言が出るかも。


ゴイシシジミ初見 ネムノキ咲く

2021-07-09 | 自然観察

そろそろコバネアオイトトンボの発生があるか期待しながら林道を歩く。

相変わらずモノサシトンボ乱舞だが、数日前に数頭だったアオイトトンボが増えてきた。

 

アマゴイルリトンボ だいぶ拡散したのか少なかった。

 

クサレダマ ゼニアオイ

   ネムノキ

 

 ♀  ♂ 

 マユタテアカネ    アキアカネ

 チョウトンボ♀  

    ツバメシジミ♀

ヒメシロチョウ クサフジ  ゴイシシジミ

  キイトトンボ もうオモダカ   産卵♀未熟  ♀

キアゲハ2令 ヒルガオ

オオアオイトトンボ  横取り  

 いつもの桑の木にキボシカミキリ  触角の長さは、雄は体長の3倍・雌は体長の2倍といわれている。

♂  

ネジバナ 左は右巻き 右側は左巻き   マメコガネ

 

昼をとっくに過ぎて帰宅は2時半、ばあちゃんの一言  「何か忘れていなかった?」

聞かれるまですっかり忘れていた。 「つくも会 食事会」だった。ど忘れ! 急いで謝りに。

 今日の日も いのち輝く 里山を       21.7.8 

 


梅雨の里山

2021-07-06 | 自然観察

午前中は曇りの予報だったが、晴れ間がのぞいた。

わが家から2キロのB地域へ、ミヤマアカネに会いに出た。

案の定、例年通りに発生していた。色付きがまだまだなので♂、♀の区別はしにくい。

いつもの水路には、まだ未熟なモートンイトトンボが多い。アオイトトンボは未だのようだ。

ハラビロトンボの成熟度いろいろ、ショウジョウトンボは鮮やかな紅色だ。キイトトンボも多い。

モートン 未熟♀

 

ついでに「森で遊ぼう」のビオトープへ。モリアオガエルの卵塊のその後が気になっていた。

 卵塊は、この前見たより乾燥が進み、すでにオタマジャクシは落ちてしまったようだ。

また、池の水面近くにみつけたシュレーゲルらしき卵塊も、少し黄色がかっていた。

池にはヨシの葉の上にきれいなカエルが2匹止まっていた。

いつも迷うが、・眼の虹彩の色が少し赤みがかっている。 どうもモリアオガエルのようだ。

  

ウツボグサ クマノミズキ

ぽつりぽつり降ってきたが、G地域へ行くことにした。目的は少し早いがコバネ♀。

池でコフキトンボを初見できた。マユタテアカネに次いで、マイコアカネも。

コフキ 

ショウジョウ コノシメ 

ヒメ? オオチャバネセセリ、珍しくスギで吸水

  こんなガの蛹もあるのだろうか。

暗い林道にはモノサシトンボが乱舞。タイプの違う色を観察した。

      

 アマゴイ  アオイト

 

遠くに雷鳴らしきもの、降り出しかなりの雨に。大木の下でしばらく雨宿り。

雨に打たれ所っとするトンボを横目に、カメラを気にしながら下る。

肌着まで浸みた。いつか土砂降りの雷雨の中の林道を歩いたことを思い出した。

 

今日の一日も、小さな自然から大きな勇気をもらった。


オオミスジ ヒメシジミ

2021-07-03 | 自然観察

ヒメシジミとオオミスジをセットで東山を訪ねている。

7月も3日、前回ヒメシジミと再会して3週間ほどになるか。

ヒメシジミは終焉らしい。少し寂しい。

アキアカネが顔を出し始めた。

相変わらず、ここではテングやコムラサキの集団吸水の光景が忘れられない。

  

         

     吸水にしているのはすべて♂で、新鮮な個体が多い。
                                                            目的は体温を下げることや、栄養補給らしい。

クズの葉にコミスジの産卵を、ネムノキにキタキチョウの産卵を観察した。コミスジの卵の美しいこと。

 

                                                                                                                                           ↑

小さな芽のネムに。

オオミスジにも1年ぶりの再会。交尾中に別のオスがちょっかい出していた。前にも同じ光景を撮影したことがあった。

   

     

こちらはイチモンジチョウ。アサマにはなかなか会えない。

今日は、普段と少し違った山行だった。

めったに行かないばーちゃんが同行したのだ。クマに会えば困ると、ホイッスルまで持参して。

事実は、数日前の吾輩の階段転落事故の後遺を心配しての同行だった。

 

以下、階段転落事故の顛末  (備忘録として)

重い書類を抱え2Fへ上がる途中、バランスを崩して転げ落ちた。

一瞬の出来事だった。階段下に置いた梅漬けの大きな甕鉢を除けようと土間まで転げ落ちた。

腰を強打。冷蔵庫の脇に頭を打ち、目から一瞬雷のような青い火が見えた。

物音に気付きばーちゃんが降りてきた。暫らくその格好、姿勢で唸っていた。

大腿骨か尾骶骨にヒビでも入ったかと思いながら動けずにいた。

隣の娘へ連絡を促されたが、待て待てと止めながらしばし苦しむ。

15~6分居たか、気を取り直して手すりを頼りに2階へ上がった。

湿布薬をべたべた貼って、やることもあきらめそのままダウン。

7/1の晩のことだった。

骨は大丈夫なようだが、尻が痛くて今日で3日目、なんとか動けるようになった。

しばらくは、ほとんどない尻の肉の痛さを我慢する生活が続きそうだ。

 

老いての日々、いろいろ起こる。

一つ一つに細心の心配りを再確認したいと思っている。

 

 


チョウトンボを初見

2021-07-01 | 自然観察

会津は梅雨の中休み、昨日と今日は時々晴れるとの予報だった。

あいにく風が強かったが、出かけることにした。

B地域の田んぼの素掘りの水路、狭い範囲だが今年もモートンイトトンボが発生していた。

数日前、ここでアマゴイルリトンボ撮影。前にも見ことがあったが、わずかだ。

モートンイトトンボは未熟な♀が多かった。

♂は胸はまだ黒いがきれいになった。羽化にちょっと失敗か、お腹が折れて個体がいた。

 未成熟♂ ♂ 

珍しい光景を見た。モートン♀お腹にヤゴの抜け殻がくっついたまま飛んでいた。

濡れていないのに、どうして付いているんだろう。

♀  

風が強く避難中のようだ。ウラギンヒョウモンの交尾態

 

ここで斑紋の変わったルリシジミと思いきや、2列の黒条からウラゴマダラシジミだった。

この辺ではあまり見かけないが分布が北上しているようだ。

  参:ルリシジミ

j地区ビオトープでモリアオガエルの卵塊を見に立ち寄った。

卵は約1週間で孵化し、降雨時に泡と共に下の止水域に流れ落ちるらしいが、まだで、

濃い黄色に変色し固まっていた。雨が降ってほしい。 新しく水面近くに卵塊が、シュレーゲルアオガエルだろうか。

 

広場のアザミにウラギンヒョウモン、キアゲハ、オオチャバネセセリが吸蜜。

   

クロヒカゲ 斑紋異常か

シュレーゲルか キジの親子に遭遇 

今日の目的のチョウトンボの池へ移動。羽化後は水を離れ林の中をひらひら日光浴。

  

コサナエが少なくなり、ショウジョウトンボ、オナガサナエ、コシアキトンボが出始めた。サラサヤンマも元気にホバリング、マユタテアカネは初見。

       

林間の道には、モノサシトンボが大量発生、アマゴイルリトンボもすっかりきれいに。

♂ ♀ ♀ アオイトトンボを初見一瞬コバネ? まだ数週早い

アマゴイルリトンボ

 ♀ 

最近、かなり体重が減ってきた。入院時を除き、最低体重だ。

これ以上痩せられないと思いながらも・・・。ここへも寄ってみようと。

6月が終わった。今年度2回中止となった「森で遊ぼう」が始まる。

健康に気を使いながら、もう少し頑張ろう。    (2021.6.30)