エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

あと3日

2018-12-29 | 日々の生活

昨日は午後から2つの会議、それに町内の訃報が入った。訃報回覧を回す。年の瀬まで忙しいことだ。

新年会の打ち合わせ中心の会議を終え、会館で夜の会議の資料づくり。

夜の役員会は、新年早々の総会に向けた内容、会議を終えてに帰宅は八時半。ご苦労様でした。

お腹が減ったが、風呂にゆっくり浸かった。  遅い晩酌でほっとする。

今朝は夜来の風で、裏山の杉の枯れ葉が庭の雪の上に散らばっていた。

終日雪が舞ったが、積雪は嬉しいことに予想を外れ10cm ほど。 書斎の西側の風防空間を補強する。

妻に促されて遅いお昼の買い物、スーパーはお正月商戦真っ直中。

何か一仕事を終えた実感か、机に向かう気分にならず。ストーブの前でぼんやり過ごした。

 ファンヒーターよりも好きだ。 銀杏、ドクダミ茶、おもち。焼きいもも。

いつしか、外は真っ暗だ。お休みに入った孫たち、隣は何をする人ぞだ。

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今年も暮れる。

雪の降る前のSDカードをチェック、つかの間の年の瀬だった。

 残りカリン

風致草   春まで元気キンギョソウも強い    先日作ったしめ縄に「賀正」を添えて玄関に飾った。

クリスマスは、孫たちの持参したケーキをご馳走になる。2日続き、幸せな子ども達を眺めた。 そして、豊かな時代をおもんばかった。

   

 

今日、Ooさんから珍しい酒の肴、秋田名物の珍味「鰰寿し」をいただいた。お寄せもせず失礼してしまった。

鰰寿しの解説には、ササの葉に鰰(はたはた)が、こうじ、ニンジン、ユズ、紫ノリでつけられたもので、お正月料理にはなくてはならないとあった。

お正月まで待てず、晩酌に花春の初しぼりで楽しんだ。 いつも有り難うございます。

 

 

こうして、今年も暮れて往く。

明日までは雪が降るよう、いろいろあったが落ち着いた新年を迎えられそうだ。

来年こそ、いい年にしたい。何より健康で過ごしたいと願っている。

  


新しい誕生日は 健康を気遣う日

2018-12-22 | 日々の生活

       (柳津虚空蔵尊からいただいたお札)  

          

私には誕生日が二つある。戸籍上は春浅い4月だが、先日、穏やかな秋の日にもう一つの誕生日を迎えた。

突然の病に倒れた16年前の夏、4ヶ月の辛い入院生活に耐え、深まる秋の日に退院した。

その日は偶然、妻の誕生日でもあり、以降、新しい人生を意識して、この日を私の二つ目の誕生日に決めた。

当時、予後不良の癌で余命宣告を受け、定年まで数年を残して退職した。

不安な新しい人生をスタートしたが、案の定、2度目の6~7歳の小学生までは入退院を繰り返した。

でも、徐々に健康を取り戻し、やがて好きな里山巡りを元気に楽しみ、ボランティア活動をできるまでに快復し、ようやく高校へ進学した。

しかし、猛暑のこの夏に突然の発病、生死をさまよった。

幸い、またもいのちを救われて、二つめの秋の誕生日間近に退院できた。

こうして迎えた誕生日、来し方を振り返り、生かされた命に涙がこぼれた。

私にとり誕生日は、改めて健康を気遣い、さらに心豊かな人生を意識し確認する大切な日となった。

 

小生の今年の漢字は 1年間を反省しとしたい。健康の健だ。

来年の漢字も健康を喜ぶ過ごしたい。

 


雪に埋もれる前に

2018-12-21 | 自然観察

このところはっきりしない天気が続いていた。

久々に晴れマークだが、午前中は陽が射さなかった。

2時過ぎ、弱い陽差しに風もなし、雪の降る前にと里山へ出かけた。

もう虫はどこにも見られなかったが、雪に埋もれる前の季節を撮ってみた。

   アオツヅラフジ 緑の実は?

ムクロジ マムシグサ

サルトリイバラ ヒヨドリジョウゴ

  クズ

 エゾタンポポ

 ロゼッタ

同じ休耕田に生えているのは、ススキとヨシだろうか。

ススキはお馴染みだが、ヨシ、アシ、オギ、・・・。分かりずらい。

  

 

ヨシ 

ススキ セイタカアワダチソウ

クヌギ ミズナラ

いずれも葉が落ちていないのは、クヌギとミズナラだろうか。

岐路、観音様にお願い事をしてきた。

 

  

会津慈母観音遥かに霞む飯豊連峰

春の日までお別れだろう。今年も癒された里山に別れを告げた。

雪の中のショウジョウバカマを思った。 春一番が待ち遠しい。

 


今年も暮れる

2018-12-20 | 日々の生活

今年1年はあちこちにご心配をかけた。

今年も残すところ10日となった。

気になっていた暮れの挨拶回りを数日かけて終えた。

昨日は雪の中を本郷廻りで柳津へ。Mieさんからはいつものように棒鱈や漬け物を頂いてきた。

帰りは、みぞれがすっかり白くなったので、西山はあきらめて、月見が丘で貸し切り同然の温泉に浸かった。

今日は市内の数軒を回った。蚕養の入り口の桜が満開だった。ジュウガツザクラだろうか。

  

喜多方のWakaさんへも。途中平出竹屋さんへ寄った。

相変わらず店の雰囲気は素晴らしい。味のある空間にくつろいだ。

今、門松づくりに忙しそうだった。昨夜も寝たのは午前2時という。

暮れまでに大きな門松を4~50も作るという。お身体大切に。

  柿に群がるのはツグミだろうか。

 河東,Yamaさん宅から霞む若松市街地を望む。

庭の桐の木にうっすら 残りカリン

数日前の雪ドウダン  

宅急便で贈ったお歳暮へのお礼の電話が次々とかかった。

「1年間お世話になりました。良いお年を!」

 


しめ縄飾りを作る

2018-12-13 | 日々の生活

昨日は第2水曜日、サークル活動「むすばるくらぶ」に参加して正月飾りを作った。

お正月を前に、本格的しめ縄飾りが出来た。

乾燥した一束のカヤを3等分にして、撚りながら編んだ。

参加者10名、お隣と協力してそれぞれ立派なお正月飾りが出来た。

 僕の作品

 

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協力して作った 本格的〆縄飾り

 我が町内会ではサークル活動が盛んで、各種の年間行事の他、同じ地域に住む仲間同士の活動が活発だ。子ども育成会や老人会の他、百人一首かるた会や健康ヨガ教室、ふれあいサロン等々、町内サークルは、町内会の親睦をはかりこころ豊かな交流の場となっている。今日は、サークル「むすばるくらぶ」に参加して正月飾りを作った。材料は夏場に刈り取って乾燥したスゲで、先ず、縛ったスゲの束を3等分し、それぞれを時計回りによった。次に撚った2本を左回りに撚るが、束の根元を脚で押さえながらも手は2本、撚りがほぐれないように3本目を編むのは難しい。孤軍奮闘を諦め、お隣と協力して何とかしめ縄が出来た。出来たしめ縄を輪にして初春らしい造花をアレンジした。テレビ番組のプレバト風に、「才能あり」を目指して夢中でがんばった。金水引を添えて正月飾りらしく完成した作品を前に、講師の先生から差し入れされた漬けものでお茶会、賑やかに楽しいひとときを過ごした。

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初雪

2018-12-09 | 日々の生活

昨日は、ママもパパも仕事の上忘年会があり孫を預かった。

夕方降り始めた雪がうれしそうで、しょっちゅう庭を眺めていた。

遅い初雪、夜の間に数センチの積雪だ。

すずちゃん、ゆう君、早速防寒着を羽織り、手袋をはめて庭へ飛び出した。

ママに聞くと、雪が来るとサンタさんがプレゼントを持ってきてくれるからと。

納得できた。

それほど寒くはない。ちらちら降る雪の中、雑用で町内数軒を訪ねる。

1年ぶりの雪景色、清々しい。

  


火鉢

2018-12-06 | 日々の生活

今朝は寒い。ときどき陽も差すが、風が強い。

明日は夕方会議があるが、寒気到来で雪の予報で心配だ。

乾燥した枝を火種に炭を熾す。家人は臭いが嫌だと言うが、寒い季節はときどき火鉢が恋しくなる。

おあつらえの風に、すぐ火が火が熾きる。煙が落ち着くと部屋へ入れた。

火鉢と言って手炙りの小さいもの、網渡しにガラスポットのコーヒーを湧かす。

茶碗も置いて、いつでも温かいコーヒーが飲める。

石油ストーブが断然温かいが、なんと言っても火鉢の風情がいい。

 

すずちゃん、ちょっと咳がひどくて保育園を休んで我が家でお預かり。

冬の庭に出でる。ばあちゃんとシャボン玉に興ずる。

   メロンちゃんと

 

みーちゃんとこで捨て猫を拾って飼い始めた。我が輩の入院中のことだった。

ばーちゃんがときどきメロンの様子を見に行くが、かわいそうに一人で留守番、いつも窓から外を眺めている。

 

サツキの黄葉、ナンテンの実、冬薔薇、盃のような白サザンカ。

ムクゲ アオツヅラフジ

  ナンテン

 

  

  

静かに羽を休めるアキアカネ                                 オオハナアブ

平ちゃんから頂いたノラボウ、葉は青々してみずみずしい。これから雪で潰され大丈夫だろうか・・・。

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夜半に識したメモを手に床を離れる。

お湯を沸かしお茶を入れ、届いたばかりの新聞に目を通す。

お茶の共は梅干し、白菜漬け、4時を少し回った朝の日課が定着している。

思えば退院して3ヶ月になる。つかの間だった。

体重も4~5キロ増え、何とか自由に歩けるようになり、つくづく幸せを感じている。

脚のしびれや臀部の傷みは、たぶん落ちた筋肉のせいだろう。

一昨日の会議では、心配をかけた山の仲間にお詫びと報告。皆喜んでくれた。

あらためて健康でありたいと思った。


お城の雪吊り

2018-12-04 | 日々の生活

今年は雪が遅い。

雪の季節を前に、お城の風物詩「雪吊り」を見てきた。

今年の雪はどうだろうか。

毎年この時期にお城を訪問、博物館駐車場に車を置いて、お城を一周してきた。

全国的に気温が高く、中通りでは12月には珍しく20℃を超えたそうだ。

博物館前 

 お堀のコガモ  カルガモアオサギ  架け替えなった廊下橋

大雪でも、松の枝は大丈夫のような気がしているが、例年通りの雪吊り作業が終盤を迎えていた。

やはりいいものだ。

      

   

  麟閣    

    遠く磐梯

 

 (参考) いつかの雪景色  

 

 

さて、この冬の雪は?????

 

3時から市役所で「森で遊ぼう」の役員会、何とか間に合った。

プロデュースは、引き続き「昆虫ウオッチング」、さらに毎回の昆虫観察を担当することになった。

これは、現地で6回シリーズで20分程度の小学生向けのお話し。

もう一つ、Hayaさんから、「虫の講演」を依頼された。未だ間があるが、30年ぶりにパワーポイントで作ってみようと思っている。

 

 


町内美化活動

2018-12-02 | 日々の生活

今朝、アメダスの気温は-0.8℃だった。霜が降りていた。

最後の町内会行事「花いっぱい・美化運動」があった。

昨日までは寒い雨降りだったが、朝から温かい陽が射す絶好の日曜となった。

9時の集合。  挨拶では、「美化も目的だが、協力、親睦も大切なこと。楽しく、怪我のないように!」。

町内会役員や組長さん、子供会、つくも会からも総勢約60名ほどで汗を流した。

約1時間、手分けして、血液センター通り、26号緑地の除草、

毎年水路凍結で浸水騒ぎのある危険個所の点検と除伐、町内会館の大掃除を終えた。

  

その後は、一年の締めくくりの合同役員会、反省アンケート、来年の組長人選をお願いした。

11時過ぎから、組長さんの一年間の慰労を兼ねての昼食の小宴、和やかなひとときを過ごした。

 

一つ一つの行事を終えながらの、つかの間の1年が過ぎた気がする。

賑わいの中に、健康を徐々に取り戻した幸せを思った。練習を始めているお酒を少~し、静かに味わった。

 

午後4時50分撮る

高台の我が家、数年前までは市内全域を眺望できた。

40年も原っぱだった隣の空き地が数年前に開発され、住宅が建った。

2階からでも、わずかに山の端が見えるくらいになってしまった。

久々に、わずかな視野で美しい黄昏を楽しんだ。

明日は天気がいいだろう。