エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

庭にゴイシシジミ

2019-07-31 | 日々の生活

庭にシジミが舞っていた。ツバメシジミかと思いきや、驚きのゴイシシジミではないか。

終の棲家になる我が家、神社の裏に新築し40年になる。  市街地にこれほど恵まれた自然はなかった。

かつては、オオミスジが庭のウメの木を旋回していた。オオムラサキ、コムラサキも裏の神社まわりに生き延びていた。

キジもときどき訪問していた。いまも自然の中の我が家、空気も美味しい。

しかし、裏の広い畑もいつしか住宅地に変わり、自然がどんどん破壊されてきた。しかたのないことかも知れないが、寂しい限りだ。

このゴイシシジミ、まさか鳥が連れてきたわけでは無かろう。

確かに、神社の裏山一帯にササが生えてはいる。でも、これまでただの一度も見たことはなかった。

どこかでひっそりいのちを長らえてきたのだろう。   嬉しかった。

(幼虫は日本の全種の蝶の中で唯一の完全な肉食性で、メダケ・クマザサなどのタケ科植物につくタケノアブラムシ・ササコナフキツノアブラムシなどを捕食する。)

ときどきは、キアゲハ、アゲハ、、スジグロシロチョウなどが産卵していくが、我が家で生き延びているのは、ホシミスジ、ルリシジミ、ヤマトシジミくらいだろうか。

 

我が家が大好き オオシオカラトンボ

 ♂  ♀

 

(追) 待てよ! 「ゴイシシジミ」でブログ内検索したら、あった。
   庭で初めて見たと、一昨年のもの。        

  「台風過ぎる」 2017-09-18     https://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/25762c0098da3fdf4edbd18a548caf78

     数年前の感動も忘れていたとは・・・。老化による忘却か!


コバネアオイトトンボを初見

2019-07-30 | 自然観察

                                                        コバネアオイトトンボ 未成熟♀ 

 今日、東北南部の梅雨明けが発表された。とたんに36度の猛暑の予報だ。

 しばらく体調がイマイチで、ばーちゃんに強く止められたたが、「コバネの確認だけ」「すぐ戻るから心配しないで!」と説得し出かけた。

  昨年は7/8に羽化直後のコバネアオイトトンボを見た。

 今年はこれまで何度も生息地域を訪ねたが、なかなか会えなかった。絶滅危惧第1類のトンボ、いついなくなっても不思議ではない。

ほんの限られた生息地だ。

腰まで伸びた草むらに入ると、胸がダイダイ色のイトトンボに出会う。 未成熟♀のコバネアオイトトンボだ。 再会が嬉しかった。

 アマゴイルリトンボやコバネアオイトトンボはジッと撮影させてくれるとタカをくくっていたら、

数枚撮ったところで、薮に隠れて見失ってしまった。

今年も、発生は遅かったがオオアオイトトンボに次いでアオイトトンボ、そしてようやくコバネが発生した。ともかく良かった。

オオアオイトトンボ♂ アオイト♂

アオイトトンボ♂  

 アマゴイルリ ♂ 

♂  モノサシトンボ♀ 

マユタテアカネ♂ ♀翅班型

 未成熟♂個体数多し 年2回の発生

  ヘリグロチャバネセセリ か。

 久々にカブトに出会う  コクワガタ

  

 

  

目的達成で、先日失われてしまった田のオアシスの下のレンコン池をのぞいて帰った。

昼下がりのひととき、ギンヤンマが休んでいた。

レンコンの茎や葉にかなりの数のイトトンボやアカネのヤゴの抜け殻が付いていた。

  哀れ

  シオカラトンボ

   ヤゴ 

シオヤアブ ギボウシ

 

このレンコン池は沢山のトンボの発生するビオトープであり、簡単に無くしてはならないと思っている。

今年はこの池の存続を心配した。そのうち、池の持ち主Wataさんにも直接訴えたいと思っている。

ビオトープの意義を常々お話しさせてもらっていたお母さんが数年前お亡くなりになり、この先のことを心配していた。

この地区には休耕田もいくつもある。何とかビオトープとして活用できないものか。


コバネアオイトトンボはこれから成長し、美しい姿は10月まで見られる。

今年もじっくり観察し、その保護に思いを巡らせたい。

ともあれ、今年も発生を確認出来て嬉しい。

汗びっしょりで帰宅した。すぐにシャワー、そして、ビール。至福のひとときだ。

身体を愛おしみつつ、大自然に癒されたい。


赤いバッタ その後

2019-07-28 | 自然観察

  

 先日ブログで報告した(7/9 『赤いバッタ 「森で遊ぼう」の事前調査 』) の赤いバッタについて、

 https://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/ebb8332d36e4098838039d7559954594

 初めて眼にした珍しいバッタなので、簡単にコメントを添えて新聞社へ情報提供した。

 何日かして、総合の欄に小さな記事が載った。

 虫に関心を持ってもらえればと思ったが、記事は期待はずれの小さな写真だった。

 調べてみて、いろいろ勉強になった。
 

 翅が小さく幼虫と考えていたが、どうもフキバッタの成虫らしい。

 フキバッタは翅が退化して飛翔できないようだ。

 ネット情報には( http://enigme.black/2015070202)
《2015年6月に野生動物の専門家によりイギリスで発見された例があるが、遺伝子変異に起因する色素異常によるものらしい。》とあった。

確かに珍しいが、ときどき発見されていることも分かった。

バッタ類は一般に、緑色型、褐色型、黒色型があり、稀に赤いのがいると言う。

 

 

 


町内の「夏の行事 お日市」終わる

2019-07-28 | 日々の生活

 今年の梅雨らしい梅雨もいよいよ明けそうだ。

 今朝は6時、、台風接近でひどい雨降りの中、後片付けに役員が集まった。

 昨日のお日市、1日違いで暑い夏の日だった。

 昨年の今頃は病院に居て、皆さんにすっかりお任せだった。

 今年は退任し、穏やかにお祭りを見つめた。

 体調も思わしくなく、端から静観しながらのお手伝いだったが、町内の役員が一致団結して「夏の行事 お日市」が成功裏に終わった。

 あらためて住民パワーを認識できた。

 つくも会の宮守、抽選くじ引きを手伝い。

 鈴を鳴らし拝殿に手を合わせて祈るそれぞれの思いを見つめていた。幸あれと祈らざるを得なかった。

  


夏本番 庭で

2019-07-26 | 日々の生活

 

  

ハゼラン 3時に咲く 隅田の花火

いつも庭にいる オオシオカラ 

 

 

 ハグロトンボ 

  

 ウド ウマノスズクサ咲く

田中神社お日市の夜  花火楽しむ  夏休み、お泊まりが多くなった。

気温34度まで上昇、夏本番を迎えた。。   明日は、八幡神社お日市


ジャコウアゲハへの思い

2019-07-25 | 日々の生活

 

小さい時からジャコウアゲハは魅力的なチョウだった。

きれいなオレンジの卵、黒い裏側に並ぶ後翅の紅色、何となく怪しい、魅力的な姿だった。

怪しいとは、いろいろな表現を見聞きしてきたが、ウマノスズクサには毒性(アリストロキア酸)があり、

その葉を食べるジャコウアゲハも体内に毒が蓄積し、捕食者は中毒をおこすと言う。


昨日、曇り空に小さな黒いチョウが舞っていた。

近づくと、ウマノスズクサのツルの先端に、小さめの真っ黒いジャコウアゲハが止まっていた。

かつては毎年この庭で巣立っていたが、しばらくぶりの懐かしい友だった。

表は黒く雄。ジャコウアゲハは、思いのほか俊敏にその場を離れて行ってしまった。

しばらくすると舞い戻り、同じツルに止まった。

カメラを手に近づくと、今度は空高く舞って行ってしまった。

また来いよと見送ったが、しばらくしてその場に戻ると、彼はまた、また、同じ空間に戻っていた。

待てよ、彼はもしかして、ここで生まれたのでは。そして故郷を懐かしむように離れがたかったのではないだろうか。

不思議なひとときだった。

  

我が家ではあちこちにウマノスズクサガ増えているが、ウマノスズクサ自体が絶滅危惧種とのこと。ジャコウの減る理由だろう。

この夏は、是非、庭に産卵に訪れて欲しいと願っている。

 

オオシオカラトンボがアジサイの花に止まった。彼女もこの空間が好きなようだ。

毎年訪れる彼女らが愛おしくてならない。


オアシスが消えた

2019-07-24 | 自然観察

最近、がっかりすることがいくつもある。

数日前のこと、ため池の入り口に他県ナンバーの車。

ショウジョウトンボ、チョウトンボの飛ぶ池の端でネットを振る人に出会った。

「トンボですか?」「標本にデモするのですか。?」「学術的な調査か何か?」

そんな問いかけをして、別れ間際に 「蜻蛉も減っています。あまり採らないでください。」

それが精一杯だった。

ときどき、こうした人種に出会うとき、いつも嫌な気持ちになる。

もう一つ残念なことがあった。いつも楽しみに観察している田のオアシスが消えてしまったのだ。

モートンイトトンボ、オゼイトトンボ、アマゴイルリトンボがスイスイ飛び交う田の脇の水辺。

繁茂するセリに大小のキアゲハの幼虫が成長していた。ときどきツチガエルが首を出し、無数のオオアオイトトンボの羽化が盛んだった。

今日だろうか、一斉の草刈りでこの小さなオアシスが消えてしまっていた。

   

我が家から3キロ弱、楽しみな、癒しの場所だった。

そのオアシスの近くの蓮池も、遅いレンコンのつぼみが立ち上がってきた。

春から心配し通しだったこのレンコン池、水が入らずすっかち乾燥してしまった。

でも、何時しか水が入り何とか生き返った。

 

以下はレンコン池の近くでのいのち。

 赤くなったミヤマアカネ♂キイトトンボ

  オゼイトトンボ   モートン♀ 

セマダラコガネ  キタキチョウ

マユタテアカネ♂ 

チョウトンボ コフキトンボ

コシアキトンボ オゼイトトンボ 

オオアオイトトンボ ???

 

胸部の地色水色だが 少し模様が コバネでは???                                            参考まで 下は 2018/10.8のコバネアオイトトンボ 眼は成熟すれば濃い青  

   

 

 

オオアオイト オツネン

    

 

 夕方雷雨となる。梅雨開け間近の一日が終わる。

 

 

 

 


梅雨に生きる

2019-07-22 | 自然観察

庭を一巡り  ムクゲが初咲き シモツケも満開

  

ツルフジバカマ咲く                              シシトウみのる

  

フランネルにホソヒラタアブ                           ブドウもいっぱい

 

七変化                                           プラム

 

ウマノスズクサの花 ジャコウアゲハは数年来ていない                ハギもほころぶ

  

毎年しっかり咲いてくれる                             白いホタルブクロ  正式には何という花か?

 

ムラサキシキブ 最近コムラサキシキブと知った                         しばらくぶりに庭に飛来、8月末もう一化が生まれるか

  

病み上がりだが、コバネの様子を見に行く。未だ、発生していないようだ。

以下梅雨開け前のいのちを写す。

 オオアオイトトンボ アオイトトンボ

 クララにトラマルハナバチ

ヨツボシカメムシ?   

ハグロトンボシロジュウシホシテントウ

 

 コオニヤンマ?

オナガサナエオナガシジミ

  長い産卵管を持つ寄生蜂  オオコンボウヤセバチ                       ヨツスジハナカミキリ          

 

ヒメギス                                    コカマキリ

 

 キイトトンボ

モノサシトンボ 雄の斑紋は成熟すると水色だが黒化個体も見かける  雌は黄色が濃い個体と水色の個体もいる。

♀  

アマゴイルリトンボ♂   チョウトンボ♂

ショウジョウトンボ♀  ヒメコガネ

マユタテアカネ翅班型  ルリシジミ産卵

トリアシショウマ ウコギ

オビガの幼虫 

R公園へ  池は死の池に化している。かつてはトンボの楽園だったところ。

池は、ビオトープとして考えるべきだ。

ヒマラヤシーダの球果を見る度に、雄花、雌花を同じ株で見たことがない。雌雄異株思っている。未だに疑問は解けない。

(参) 拙ブログ  ヒマラヤシーダは雌雄異株では?  2014-11-21

 blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/d8c5435adeb049b4864cdc7a04373140
                                             左の木には、いつも雄花だけ、球果は右の木だけに見る。

  

 

病み上がりを意識しながらゆっくり歩いた。疲れがどっと出た。  (2019.7.21)

 

 

 

 


ルリタテハ  ミヤマアカネ

2019-07-19 | 日々の生活

風邪を引いた。孫からもらった妻、そしてわたくしへ。

鼻水から始まり、くしゃみ、微熱、少し前からの喉の痛みも同じ同じ症状だ。

人一倍気を使っていたが、まずい。

一昨日、雨模様の間の日の光に誘われ、ミヤマアカネをのぞきに。

そこからダウン!、手持ちの薬で昨日丸々1日、安静を保つ。

熱は下がったようだが、今日は約束の野暮用有り。  

・農林課と次回の「森で遊ぼう」の内容検討 ・賛助参加した「会工セラミック・化学 美術展」鑑賞 ついでに ・図書を返却  

  いつもの作品を依頼される

帰宅後はだるくて横になる。 孫お泊まりと聞き、ガックシ。 

明日は、Teiki さんの納骨   用心! 用心!

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以下、一昨日のいのちを記録

  ルリタテハ 新生にしては傷み・・・

 6/24本郷で撮った 幼虫

 シオカラ未成熟♂

アキアカネ 

♀  

オオアオイトトンボ 羽化続く  クロイトトンボ

 オオシオカラ♂

以下、美しいミヤマアカネ 風に漂う車トンボ

 

 ♂らしくなった

 

   未成熟個体は♀と♂はわかりにくい


八幡神社 例大祭

2019-07-15 | 日々の生活

7月15日 忘れられない日となった。

昨年15日の朝、お日市1週間前の準備中に、突然の発熱に震えが止まらず救急車で運ばれた。

救急車の到着、病院までの記憶はない。ICUで2週間過ごし、消化器科病棟へ。

あの猛暑の夏を知らないで過ごした。

ICUのK医師、消化器科のI医師は命の恩人だ。

丁度1年になる。 あらためて、7月15日は僕の「健康を考える1日」に加えられた。

町内の役目は終えたが、例大祭の神事に加わった。この日、本殿から境内を何年も眺めながら 過ぎし日を振り返りたかった。

お清めのお祓いを受け、あらためて健康を祈った。

 

  

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以下は、梅雨空の里山で出会ったいのちだ。 つかれもあるが、癒しと感動をもらっている。

 ノコギリカミキリ

 オオチャバネ  ウラナミアカシジミ

   チョウトンボ♂ 

オオアオイトトンボ♀  

アオイトトンボ ♂ 

アマゴイルリ 美しい

  

  ミヤマアカネ ♂

 シオカラトンボ♀モノサシ ♂ 黒

クロイトトンボ♂ オゼイオトンボ♂

オオカマキリ?幼虫 エゾウユムシ?幼虫

トリアシショウマ  トックリバチの仲間クサレダマクマノミズキ

♂    モートンイトトンボ♂

 未成熟♀   

2令 セリにキアゲハ終令幼虫

コフキトンボ 

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愛おしい虫たち、お前たちが愛おしい。

 

 

 


森の黒板 生きもの観察その3 

2019-07-14 | 教育を考える

昨日、第3回 「森で遊ぼう」があった。雨降りを心配したが、この行事のための晴天だった。

朝方まで雨もあがり、クマ除けの花火を上げるころは夏の日差しが戻ってきた。

無事に「遊んだ」午後2時には曇リ始め、夕方には雨となった。

今回のメインテーマは「森の宝探し」「森のアート作り」、僕の担当する「生きもの観察 3」

 南新道で宝探し。ゲームカードでビンゴを目指す。

生きもの観察は「トンボのからだ」 昆虫の特徴を確認した。

いつも、テーマ、まとめに黒板を使っている。林の中の緑の板が、とても良いふんいきを醸し出してくれる。 

オニヤンマのヤゴの抜け殻や、アカトンボのなかまを写真で紹介した。

「アキアカネの一生」として、産卵方法、ヤゴの成長、脱皮、羽化の様子など。

こどもたちは発生し始めたアキアカネ採りに興じた。

 

反省点も沢山有った。いつもながら、1,2年生が多く、話しはなるべく平易に、興味を持たせる工夫を心がけたが、内容も広がってしまった。

次回、8月の「昆虫ウオッチング」は、採集を中心に林道を歩き、「バッタ類について」「虫たちの生きる環境について」などを取り上げ、考えさせたい。

 お昼を食べて、台紙に思い思いに葉っぱのデザイン、今年は作品をラミネートすることになった。

個性豊かなこどもたちと、自然の中でいっぱい遊んだ。 

 


チョウトンボ乱舞

2019-07-10 | 自然観察

市内唯一の生息地、ヒメシロチョウが危ない。

心配していたが、このところ梅雨の雨に出かけなかった。

風が強いが、久々の晴天に様子を見に出かけた。

土手は寂しかった。もちろんヒメシロの姿はない。先月末、数頭を目撃した。

しかし、個体数は例年に比べとても少ない。第3化の様子を見てみるしかない。

昨年の第3化個体はほとんど見なかった。異常気象も影響があったかも知れない。

案の定、今年春は少なく、当然ながら夏も極端に少ない状態だった。

何が原因だろうか。  この土手の一斉の草刈りが問題と思っている。

6月始めの草刈りも、ツルフジバカマの群落を2個所残してもらった。

でも、ときどき観察する残された草むらは、間違いなく他の虫たちにもオアシスとなっていると思う。

6月末見たヒメシロの数頭の産卵もここだった。功罪両面あると思うが、一つの生物種が絶えるかも知れないのだ。

 

チガヤ  ベニシジミ

きれいなオトギリソウの仲間 ♀♂モンキチョウ

ツルフジバカマの間に シオカラトンボ ♂

がっかりしながらも気を取り直し、隣町のヒメシロチョウの様子を見に行く。

夏型の残り数頭が産卵していた。この里はしばらく安泰と思っている。

秋には、例年通りに地元小学生に訴える授業を計画している。

  

  

 ソバ畑の脇にクサフジ、

 ネムノキ 

咲き始め  オナガシジミ

一度、ハラビロトンボの成長を鳥瞰してみたいと思っている。

成長の期間におおきな幅があり、いろいろな成熟の度合いを見るのは楽しい。

羽化したばかり 

    交尾時間は短いようだ。 

  

F地点へ  そろそろチョウトンボ、コバネアオイトトンボの様子を見に。

チョウトンボは水面を離れて、池の周囲の林に乱舞していた。

♀  

 ♂ 

 ギンヤンマ産卵 ショウジョウトンボ♀

ミドリヒョウモン  

マユタテアカネ キタキチョウ

コバネを探すも、全てオオアオイトトンボだ。アオイトトンボも発生は遅いようだ。

     美しすぎるアマゴイルリトンボ

羽化直後のオニヤンマの羽化に遭遇

    ヤゴ抜け殻4つ発見

 

里山にも夏の装い漂う。      (2019.7.10)

 

 

 

 


赤いバッタ  「森で遊ぼう」の事前調査

2019-07-09 | 日々の生活

今朝も4時前の起床。カーテンを引くと、しばらくぶりに美しく聳える、黎明磐梯が美しかった。

 

 

普段は朝刊に目を通してからもう一寝するがそのままパソコンに向かう。

昨夜のメモ「豊かな田んぼのオアシス」を打ち込んだ。

午前中は、週末の「森で遊ぼう」の事前調査があった。多少睡眠不足だったが、森の中は涼しい風が心地よく

胸一杯森林の空気を吸い込んできた。

森の中を歩くとき、いつも、いくつもの発見がある。

安全点検 スギの甘皮にクマの歯形

   メスアカミドリシジミ ♀

土手の掘り跡 イノシシの目的はクズの根

 

分校跡地はアキアカネ大発生だった。

今度の「生きもの観察」は、正に『昆虫その2 トンボ』 トンボを採って、昆虫の体の確認観察だ。おあつらえ向きだ。

畑の作物は順調に育っている。 カボチャ、ジャガイモ、サツマイモ、それに今年初めての落花生も元気だ。

   

 楽しみな落花生。

森林散策路の安全点検を終え、畑の草の間引き、シイタケの原木点検順調に作業を終えた。

 

******************* 

帰路、B地点へ立ち寄る。未成熟なミヤマアカネの♂、♀との区別をしたかった。

相変わらず、僅かな空間だが素晴らしいオアシスだった。

  

  帯状班が薄い

 ハラビロトンボ交尾

 アキアカネ 増える

未だい、2令の幼虫もいた。ここで育った新生キアゲハ。

  

ツチガエル 

  羽化盛ん オオアオイト

 

アマゴイルリ 単独産卵は珍しい。 クロイトトンボ

モートン♀  ♂ 未成熟♀    L字型の眼後紋 

 ショウジョウトンボ♂  単独で産卵中

色褪せベニシジミクロスジギンヤンマ産卵

 

  珍しい赤いバッタに遭遇 

 

この水辺を守らなければと再認識させられた。(2019.7.8)

 


ミヤマアカネお目見え

2019-07-06 | 自然観察

ミヤマアカネの発生のころと、我が家から3キロ弱のB地域に。

未成熟で赤い♂の縁紋は見られない。翅が波打つ新生個体は帯状班も見えないほど色が薄い。

オオアオイトトンボの発生がピークを迎えている。水草にヤゴの抜け殻が沢山見られる。

ここではモートンイトトンボが多いが、未だ雌は未成熟個体が多い。

オゼは少ないが、連結していた。アマゴイルリトンボも生息し、近いのですぐ行ける大好きなトンボの楽園だ。

         オオアオイトトンボ羽化

アマゴイルリ♂ オゼイトトンボ

   

ハラビロ アキアカネ

ショウジョウトンボ ♂ 

F地域に移動。林道は、ゴイシシジミが忙しく飛び交っていた。アマゴイルリトンボは水辺へ移ったようだ。

  ミズイロオナガシジミ

マメコガネ  クララ咲く

 ♀ 黒化 ♂

イタドリのつぼみに産卵するルリシジミ                         マユタテアカネも初見

  

ヤブキリ オオチャバネセセリ

ここではオオアオイトトンボが色いていた。より寒いが少し早い発生だ。

コバネアオイトトンボも、チョウトンボも未だのようだ。

   オオアオイトトンボ 道路沿いに、八重のドクダミを見つけた。

 

孫のスイミングの引率に間に合うように帰宅。遅いお昼を食べる。

プールの参観は、いつもばーちゃんが。その間は恒例のお城散策となる。

今日はお堀をのぞき、久しぶりに豊岡の墓参りをした。 母に「もっと体を大事にしろ!」と言われてきた。

  

  タチアオイ(市の花)

南のお堀にはコフキトンボが多かった。 コシアキトンボ♂は旋回、止まってくれない。

いろいろ浮遊物に止まるのはクロイトトンボ。他にキイトトンボ。

市営プール脇のお堀、昔はチョウトンボの天下だったが、ずいぶん長い間見かけない。

ハグロトンボと思いきやアオハダトンボ♀のようだ。

 

以下 お堀のトンボたち

 クロイトトンボ

アオハダトンボ♀ 

 石垣の上には、一見オオシオカラ♀と思いきや、どうもコシアキトンボ♀のようだ。

 (12019.7.5)

 

 


梅雨の庭で

2019-07-04 | 日々の生活

このところ、九州の豪雨情報を心配して過ごしている。

数日、大所帯の各種団体への協力金に関連した会計業務に専念、疲れた。

ときどき、傘をさして庭に出て、心癒されている。

 

ノリウツギ サンジソウ

ホシミスジ 年1回の発生。

ときどき訪れるオオシオカラトンボ♀   我が家が大好き! 

  シャチホコガの仲間

 庭でシュレーゲルアオガエル発見。 近くに水環境はない。どこで成長したのか不思議だ。

一段落し、昼に、癒しの田んぼへ。 豊かなひとときを過ごす。

  

 オゼイトトンボ

モートンイトトンボ♀ 

♂ 羽化 ♂

交尾 ♀は未だ赤い  オオアオイトトンボ 羽化直後  大発生 アマガエルも うじゃうじゃアキアカネ発生 ノシメトンボ

オオチャバネセセリ  ヒメ

 

 ハラビロトンボ   成熟♂  クロイトトンボ

モノサシトンボ 助けました

あらためて美しい ヤマトシジミ  

 

オアシスが復活した。 一時、水が入らず心配していた。 

 アカネのヤゴや小さいタニシいっぱい

 ショウジョウトンボ ♂