昨日は終日雪。夜中も降り続き積雪50cmを越えた。久しぶりの雪降りだ。
車にキリの木の太い枝が落ちていた。約1時間の雪かきを終え、萌えちゃんの登校を見送った。
久々に激しく降る雪の中を、歩いて月に一度の検診に向かった。
病院の待ち時間はいつも長いが、落ち着いて読書ができていい。
今日、行き先立って選んだ本は中野孝次の人生論、久々に良寛に会いたくなったから。
血液検査の結果は案の上思わしくなかった。
ほとんど無い膵臓であれば仕方ないことだが、忘年会や新年会、おまけに寒さからの運動不足が原因、つまりは節制が足りなかったからと猛省している。
たしかに暮れから少し体調が悪く身体のだるい日が続き、さらに野暮用に追われて自分を見失う日々でもあった。
待合室で再読した良寛のこころや生き様を、久々に豊かに受け止めることが出来た。
本格的に降り始めた雪をぼんやり眺めながら、あらためて自分の生き方を見つめている。
若い私を惹きつけた良寛を思い浮かべている。
近いうちに越後の国上山へ雪の五合庵を訪ねたいと思っている。
五合庵、雪深い地なのでしょうね。
焚くほどは風が持てくる落ち葉かな、ですね。
『清貧の思想』など目を通したことがありましたが、あくまで上っ面…でした。
ときどき中野幸次の名にこちらで触れさせていただきますね。もう一度読んでみたいと思います。
現存する芭蕉の句は生涯で１０００句とか。蕪村で４０００句。
なんと一茶は３５０００句ほどある、と教えていただきました。
東北の地はこちらからですと遠くて、訪ねてみたいと思いつつなかなかです。叔父宅でさえも…。
羽黒山の五重塔も見てみたいのです(笑)
お身体大事になさってくださいね。
本年もよろしくお願いいたします。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
是非東北へもおいで下さい。
福島は会津、山形は米沢、庄内の鶴岡、岩手は花巻、盛岡･･･、数え切れない素晴らしい地があります。青春の日に追いかけた啄木、賢治、茂吉、光太郎、・・・そうそう芭蕉、藤沢周平も、すっかりご無沙汰の日々です。
一端を覗いてください。
「そこは新しい風の通り道 」
http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/0ee25fa0252cc1aeca79763aaaa5f478
「良寛を歩く （その６）」
http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/a82d8cf637b5ea2cfabdf9cefab04f55
忘れていた「豊かさ」を心の隅に置いて過ごしたいと思います。