政府、社会の問題、提言など

社会、経済、政治などの問題点について投稿して行きます。 又、テレビ報道しない重要な出来事や、注目すべき出来事も対象です。

菅首相と海江田大臣へ~危険な原子力、旧技術を捨て「新たな分野、可能性」を追求すべき。

2011年06月15日 04時44分44秒 | 政治・自衛隊
東京新聞より 7日、新成長戦略実現会議に出席した海江田経産相(右端)、菅首相(中央)、与謝野経財相(左端)ら=首相官邸



海江田大臣には「有能な大臣」として仕事をしてもらいたい。


何故なら、原子力発電推進だと、万が一の時にも「誰も対応出来ない」からである。

この状態で、秘密裏に「原発の再起動に全力を挙げる」とは、民意に反した国会議員と言う事になる。

80%の日本人は原発は無くしてもらいたいと考えているのである。

これでは、「国民(経済界は除く)の意向に添えない」と言う事を宣言したのと同じ事になる。


又、同じ会議に出席していた菅首相は「自然エネルギーに注力する」と言いつつも、「原子力も同時に推進する」と言う事を以前から述べているが、それこそ「ムリ・ムダ・ムラ」があるといえる。

「原子力は莫大なお金がかかる」事ぐらい、本人も理解しているのにも関わらず、「原子力も同時に推進?」。


菅首相は、混乱、困惑させ、非常に分かりにくい首相だ。

二枚舌のような状態なので、国際社会からも「この人は、「???」」となり、信用されないのである。


国として投資、資金を投入するのであれば、一つに絞るべきだ。

「海江田氏の考え、菅氏の考え」、「全く「ワクワク感・可能性」が感じられない」のだ。

これでは投資家のマインドも「盛り上がってこない」と言う事が言える。


現在、多くの世界各国は自然エネルギーに注目し、設備投資も活発に行われている。

世界がその方向に動いているのに、海江田氏のような大臣が居ると、「新規の雇用も創造出来ない」と言う事に繋がる。

海江田氏の考えが反映された場合、経済にも将来的には不幸にも「悪影響」と言う事になる。

これでは株価低迷も「長期化」と言う事にもなりかねない。



記事参照

【社会】経産相、原発政策堅持を明言 「再起動に全力」

2011年6月15日 02時17分

 エネルギーと環境政策に関する「革新的エネルギー・環境戦略」の議論を始めた7日の新成長戦略実現会議で、海江田万里経済産業相が原発の「再起動に全力を挙げる」と発言し、将来も原発を主要なエネルギー源とする姿勢を明確にしていたことが14日、未公開の議事録で明らかになった。

 政府は実現会議の下に新たに「エネルギー・環境会議」を設けてエネルギーと環境政策の検討を始めたばかり。

菅直人首相は、原子力政策の白紙からの見直しと同時に、省エネと再生可能エネルギーを「大きな柱として育て上げる」と表明。

自然エネルギー推進庁の創設にも言及したが、経産省側からの強い巻き返しが明らかになった形だ。

 経産相は「エネルギー政策見直しの基本的視点」に関する説明の中で、中長期のエネルギー供給面について「原子力、化石燃料、再生可能エネルギーを最適な形で供給し得るベストミックスを構築する」と明言。

総合資源エネルギー調査会で需給見通しを含めて施策を審議した上で「来年半ばをめどに、エネルギー基本計画の改定を行う」と述べ、経産省が今後の政策決定を主導する姿勢を示した。

 議事録によると、経産相の説明に対し、財界の委員からは原発の早期稼働を求める意見が相次いだ。

(共同)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011061401001284.html



関連記事

石原幹事長、反原発「集団ヒステリー状態」

 自民党の石原幹事長は、福島第一原発の事故の後の反原発の動きについて、「集団ヒステリー状態になるのは心情的に分かる」と述べました。



 「当然、あれだけ大きなアクシデントがあったわけですから、集団ヒステリー状態になる・・・分かります、それは。心情としては」(自民党・石原伸晃幹事長)



 さらに石原幹事長は、イタリアの国民投票で反原発派が勝利したことについて、「『国民投票やりました。9割が止めましょう』。そんな簡単な問題ではない」と述べました。



 一方で、今後のエネルギー政策については「どういう選択肢があるのか、政府の責任としてこれから示していかなければいけないし、自民党としても取りうるべき選択肢はこういうものがあるというのは示していかなければいけない」としています。(14日18:55)

この記事を印刷
この記事の関連ニュース

• 汚染水の処理施設、試運転始まる(14日)
• 住民票なく仮払金受取れない住民が訴え(14日)
• 内部被ばく100ミリ超で作業離脱を(14日)
• 茨城・千葉の一部で管理区域並みの汚染(14日)
• 賠償支援機構法案 閣議決定(14日)
• 電事連会長、賠償法案に一定の評価(14日)
• 農相 第二原発汚染水放出「容認できない」(14日)
• 東電 電力館運営会社清算へ(14日)
• 伊・国民投票、原発再開反対が9割超す(14日)
• 細野氏、「安全管理に関心集まっている」(14日)
• 韓国の原発前の海上で反原発集会(14日)

http://news.tbs.co.jp/20110614/newseye/tbs_newseye4751167.html


自民党・石原氏も親同様、「海江田氏」と同類と言う事か?。

石原家の人々は、「都合の悪い事は考えない「集団的思考停止」状態」にあると思う。

真実・事実を追求、自身で発見すべきだ。

経済産業省官僚による「各種の大嘘」に引っ掛かったままで、洗脳・マインドコントロール状態にあるのであろう。

自らの頭で「本当に原発が無いとやって行けないのか?」、「24時間以上飛び続けた、スイスのソーラープレインの成功」について、深く考えるべき。


関連記事

原子力政策:「集団的思考停止」原子力安全専門家認める

 内閣府原子力委員会は14日の定例会議で、東京電力福島第1原発事故後の原子力政策について専門家の意見を聞いた。

「脱原発継続」を決めたイタリアの国民投票結果を踏まえ、「原発推進という結論ありきの議論ではなく、市民や反対派の意見を取り上げる新しい政策決定手段を」との意見が相次いだ。

 小林傳司・大阪大教授(科学哲学)は「原子力利用を継続するという結論ありきの議論では、国民の信頼を回復できない」と指摘。

「原案を修正する覚悟で、脱原発シナリオも含めた政策選択の幅を国民にきちんと示すべきだ」と訴えた。

 原子力安全の専門家でもある北村正晴東北大名誉教授も「巨大地震を、実際には起こりえないと決めつけた『集団的思考停止』があった」と認めた上で、「脱原子力を含めた今後の政策判断は、市民や意見の異なる専門家と真摯(しんし)な対話なしには展望は開けない」と述べた。

 同委員会は、原子力政策を推進の立場から検討する審議会。【足立旬子】

毎日新聞 2011年6月14日 21時42分(最終更新 6月14日 21時45分)

• 【クローズアップ】イタリア脱原発(その1)脅威避け故郷守る
• 【クローズアップ】イタリア脱原発(その2)日本へ波及も
• 【石原幹事長】「集団ヒステリー状態」と発言 原発見直しで
• <エネルギー政策>同友会代表幹事「原発依存の変更困難」

http://mainichi.jp/select/science/news/20110615k0000m040076000c.html



河野氏ら自民中堅・若手が「脱原発」議連

 自民党の中堅・若手議員が14日、「エネルギー政策議員連盟」を結成し、東京電力福島第一原子力発電所事故を受け、「脱原発」を党の政策とするための活動を始める方針を確認した。

 議連の中心メンバーは、河野太郎前幹事長代理、西村康稔経済産業部会長、世耕弘成参院幹事長代理ら。河野氏は以前から「脱原発」を持論としていたが、西村氏らも議論に加わったことが注目される。

 初会合には約20人が参加し、河野氏は「明日、原発を止めるわけにもいかないし、原発を新設するわけにもいかない」とし、太陽光など再生可能エネルギーの促進を訴えた。

 同党の中長期的なエネルギー政策の検討は、「電源立地・原子力等調査会」(会長・細田博之元官房長官)が担当している。調査会のベテラン議員は「原子力をゼロにするのは現実的ではない」と強調した。党内では「脱原発」の是非が、世代間対立の芽になるとの受け止めも出ている。

(2011年6月14日21時01分  読売新聞)

最新主要ニュース8本 : YOMIURI ONLINE トップ
 福島原発 特集


• 東電、「オール電化」PR子会社清算へ (6月15日 00:08)
• 自民・石原幹事長、脱原発を「集団ヒステリー」 (6月15日 00:01)
• 河野氏ら自民中堅・若手が「脱原発」議連 (6月14日 21:01)
• 原子炉建屋のカバー、27日に設置工事開始 (6月14日 20:32)
• 静岡・本山茶、他の5工場でもセシウム基準超 (6月14日 19:51)
• 警戒区域の乳用牛補償、東電に7億円請求へ (6月14日 18:54)
• 原発作業員10人と連絡取れず…東電発表 (6月14日 18:33)
• 警戒区域の家、屋根瓦壊れたまま「雨漏り心配」 (6月14日 17:57)
• 内部被ばく100ミリ超は作業不可…東電に指導 (6月14日 15:25)
• 飯舘の畜産農家、7割廃業へ…牛と避難する人も (6月14日 14:40)
• 福島原発

関連記事・情報
Powered by popIn

• 【政治】連合、原発推進の方針凍結…今後は白紙で議論 (5月26日 20:35)
• 【福島原発】菅首相、エネルギー基本計画の白紙見直し表明 (5月10日 21:15)
• 【政治】民主・岡田幹事長、超党派議連容認へ (2010年10月14日 21:30)
• 【政治】河野太郎氏「青木さんわざと倒れた」…すぐ撤回 (2010年5月18日 21:59)
• 【政治】舛添氏、役職にそっぽ…自民中堅・若手登用人事 (2010年4月7日 9:16)

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110614-OYT1T00920.htm


今、正に、新たな産業が芽生えようとしている。


オリオン座の「オリオン大星雲」の中の暗黒物質・ダークマターの中から、「「ピカッ」と光り出した一つの星」のようなものだ。


脱原発を追求する者に「投資・支援」すべきだ。

「原子力を推進」や「どちらも推進」と言う議員には「投資・支援すべきではない」。


古い技術を捨て、「新たな分野、可能性」を追求すべきだ。

電力業界の大編成を行う時に来ている!。

世界の投資家はそれを待っているのだ!。




放射線分布図

NEVER 全国放射線量情報
http://www.naver.jp/radiation

福島原発周辺放射線量マップ
http://www.naver.jp/radiation?type=fukushima


放射性物質拡散予測

保安院ホームページ
http://www.nisa.meti.go.jp/earthquake/speedi/speedi_index.html


Twitter 福島原発
http://www.google.co.jp/search?client=safari&rls=en&q=福島原発&oe=UTF-8&redir_esc=&um=1&ie=UTF-8&tbo=u&tbm=mbl&source=og&sa=N&hl=ja&tab=wY


東京電力 福島第一原発 「ふくいちライブカメラ」
http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/index-j.html




関連する投稿

日本各地で大規模・脱原発デモ!~政府、東電、原子力推進派、メーカーはこの現実を理解すべきだ(1)
2011年06月12日 03時41分15秒 | 社会
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/1d2fc8dc8145c1482a3e82408f4699f9

福島原発の作業でまた犠牲!~男性作業員、呼吸するが、意識不明!、その他(1)
2011年06月11日 05時05分24秒 | 社会
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/82c16bb56927e9fd2a41c39c86585bd1

菅首相、国内では自然エネルギー推進、海外でのG8演説は「原発継続」?。
2011年05月21日 11時11分11秒 | 政治・自衛隊
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/dc47f28be6ed99576deb6ff8b9208949

福島第1原発、1号機の燃料棒は溶けていたようだ!~今後の作業が非常に困難だ!。
2011年05月13日 06時40分28秒 | 社会
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/d506b2a13b4bc075965e613c1d51aa0f

東電は、問題解決出来ないのか!~3号機の圧力容器温度が大幅上昇 底に燃料落下?。
2011年05月09日 05時01分14秒 | 社会
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/8f4c8ee662beff1803816547cf71c322

原子力発電は「安全」と述べてきた東電~しかし現実はそうではなかった。
2011年05月05日 13時55分39秒 | 社会
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/bf73dc29154adc32934b371647d69ddf

官邸は開かれているべき~こう言う状態が「首相というより日本の信用低下」に結びつく。
2011年05月03日 01時48分43秒 | 政治・自衛隊
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/6133c7d6adeb9031fc10ad3694a398e2

秋葉原ラジオセンター「放射能汚染」怪文書。
2011年04月30日 10時20分20秒 | 社会
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/751287005ae54ad33edd4d30ec752c4e

東電に抗議!、危険な原子力はいらない!~04/24 東京で大規模・反原発デモ。
2011年04月25日 06時51分55秒 | 社会
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/d9a0be81e5e7a86c4b9b59c07424a874

海江田氏は原子力推進派なのか?~原発が存在すれば、今後、再び事件が起こるのでは(1)
2011年04月23日 13時31分18秒 | 政治・自衛隊
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/f9724cd4ec4f1731b5ff39f205550570

海江田万里・大臣へ~原発補償は国民負担?、面倒な費用は国民に擦り付けか。
2011年04月21日 05時28分27秒 | 政治・自衛隊
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/bc9404615313bee61224c8615336ba86

インドで反原発デモ/ロシアでは被曝保証でデモ(1)。
2011年04月20日 06時50分24秒 | インド・東南アジア諸国
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/831ba6799ba352fb2884e6b3990e1dba

福島第一原発、超高濃度放射能が拡散!~首都や近辺でも高い放射線量!(1)
2011年03月16日 21時22分02秒 | 社会
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/2e06a2cbc103be022f35eeb5e65ff77f

福島第一原発・1号機で大爆発!~燃料棒が溶けているようだ!。
2011年03月12日 21時03分43秒 | 社会
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/baba0e820dbe72648e601611652c18f8











コメント (11)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本各地で大規模・脱原発デ... | トップ | 日本・インドネシア首脳会談... »
最新の画像もっと見る

11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
torl_001 (海江田大臣・経産省の安全宣言~「言えば言うだけ逆効果」。)
2011-06-18 15:04:47

財界の言いなりである、海江田大臣の非常にいい加減な「安全宣言」。

このような事を述べるだけ「逆効果」になる。

福島原発問題も未だに修復出来ないのに、このような状態での「安全宣言」、IAEAにも指摘されると思う。


汚染水の濾過も「米国のキュリオン社のセンサーがフィルター交換を要求したようだ」。

東電は一日でのフィルター交換を考えていたようだが、「僅か5時間ほどで交換指示」。

それだけ、放射線汚染物質が溶け込んでいると言う証明だ。

東電予想の5倍弱の高濃度汚染水と言う事になる。



記事参照

橋下知事「大臣らは原発周辺に住めばいい」 経産省の安全宣言批判 

2011.6.18 12:03 (1/2ページ)

 大阪府の橋下徹知事は18日、経産省の“安全宣言”について「時期尚早極まりない」と強烈に批判。

「福島の収拾も付けられていないこの時期に政治家がいうことなど、自治体は誰も聞きませんよ。安全だっていうなら、大臣、経産省幹部、みんな強制的に原発周辺に住ませればいい。霞が関を原発周辺に移せばいい」とトーンを上げた。

 訪問先のインドネシアから帰国したこの日朝、関西国際空港で報道陣に述べた。

橋下知事は「絶対安全という基準を設ける従来のやり方はもうやめるべきだ。リスクを念頭にした上で、さらにどう対処するかを考えなければいけない」と持論を展開。

ただし「僕は反原発ではない」とも話し、「本当に電力が足りないというなら、原発のリスクを明示したうえで国民のみなさんに納得してもらえるアプローチの仕方を考えるべきだ」と述べた。

 また、関西電力からの15%の節電要請について「拒否する」と明言した直後、関電側から事務方を通じ、「福井県に原発の再稼働を要請してほしい」と要請があったことを明らかにした。

 橋下知事は「もちろん断った」とする一方で、「原発依存度を下げるというニュアンス(の方針)を出してもらえないか」と関電側に投げかけたところ、「申し出は取り下げる」と連絡があったという。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110618/lcl11061812050000-n1.htm



橋下知事「大臣らは原発周辺に住めばいい」 経産省の安全宣言批判 

2011.6.18 12:03 (2/2ページ)

 橋下知事は21日に関電側と面談する予定になっているが、一連の対応に対し「本当にふざけた態度。自治体の長を子供の遣いぐらいにしか思っていない」と怒りをあらわにした。

 また、「僕は原発全否定ではないが、日本全体の流れを考えた」と、自身の“脱原発”発言の背景を説明。

さらに、「関電がこの夏はどうしても電力が不足するというならば、大阪府知事として(原発再稼働について)福井県に頭を下げるなり、府民に説明しようかと思っていた」と、関電が将来的に原発依存度を下げる方針を示せば、原発再稼働を支持する可能性もあったことを明かした。

関連ニュース
• 経産相「原発の安全対策は適切」再稼働安全宣言 
• 【放射能漏れ】橋下知事が敦賀市長に原発建設中止回答 ツイッターでは「必要なら…
• 橋下知事「関電1社独占の弊害が出ている」 節電要請で再批判 
• 「局長、部長、課長みんなクビ」橋下知事 「ダブル選」後に大阪市議会リコールも 
• 橋下知事「15%節電協力しない」 関電発表は「根拠ない」 

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110618/lcl11061812050000-n2.htm


同義記事

「原発周囲に住めばいい」と批判 橋下知事、再開容認に
2011/06/18 11:43   【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011061801000298.html



■橋下知事 「原発再稼働容認」の国の姿勢を批判
(06/18 12:24)
http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE110618115100466280.shtml

原発再稼働要請、橋下知事「時期尚早」と批判
(2011年6月18日12時36分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110618-OYT1T00356.htm



関連する記事

「原発再開働きかけ、関電に頼まれた」橋下知事が明かす

2011年6月18日

 大阪府の橋下徹知事は18日午前、関西電力から15%節電への協力を求められた際に「(電力消費地の大阪が)福井県に原発の再開をお願いしてほしいとの要請を受けていた」と明かした。

府の担当部局を通じて打診があったが、橋下知事が「原発必要論に持っていくための脅しだ」などと反発を強めたため、関電側が要請を取り下げたという。関西空港で報道陣に語った。

 橋下知事によると、関電に対し原発依存度を下げることや自然エネルギーへの転換についての連携を打診したが、関電側は応じなかったという。

知事は21日に関電の八木誠社長と会談する予定で、「府民を代表して関電の姿勢を厳しく追及していく」と述べた。

 また、海江田万里経済産業相が18日、運転停止中の原発について安全性を地元自治体に説明し、再開への協力を依頼する考えを示したことに「時期尚早だ。たぶんどの自治体もついていかない。

海江田大臣、経産省のみなさん、原発の周辺に住めばいいじゃないですか」などと批判した。


http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201106180043.html



橋下知事の「大阪湾に原発建設」 例え話みたいな発言の真意

2011/6/17 12:40

   東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、「脱原発」を主張している大阪府の橋下徹知事が、「原発が本当に必要なら、一大消費地である大阪に造るという話を府民の皆さんにしなければならない」と発言し、物議をかもしている。

   2011年6月12日には、自身のツイッターで「大阪湾のどこかに原発を立地する。大阪府民の皆さん、リスクを採るか、利便性・経済性を採るか、どちらにするか」と書き込んでいた。

「府民は原発を自分のこととして考えていない」

「大阪湾に原発」府民に問う(写真は、橋下知事のツイッター)

   福島原発の事故後、橋下知事は「原発依存度を下げていかなければいけないという政治家としての思いがある」と語り、「脱原発」の旗印を鮮明にした。大阪府の電力は原発が集中する福井県に依存していることから、「府民は原発を自分のこととして考えていない」と指摘。

「電力のあり方」を府民にたびたび問いかける一方で、原発推進派を強くけん制してきた。

   半面、「何でもかんでも原発はダメというつもりはない」(橋下知事)とも話し、大阪府民が「原発が必要」というのであれば、その方向に舵を切ると柔軟さもにじませる。

   ただ、「方向転換」には前提がある。原発問題は、生活の快適性とリスクを比較して住民が判断すべきこととし、「原発が必要だと府民が決めて、大阪湾に造るなら、それなりのリスクを覚悟しないといけない」と、原発に「賛成」する府民にリスクを負う「覚悟」を突きつけている。

   大阪府の広報担当者によると、「大阪湾に立地する、とは例え話でしかない」そうで、具体的な原発構想はない。知事お得意のアドバルーンだったようだが、「橋下知事は、脱原発の姿勢を崩してはいませんよ」とも強調する。

背景に関電への「怒り」

   ところで、今回の橋下知事の発言は、どうも関西電力への「怒り」が背景にあるようだ。関電は6月13日、この夏の15%節電を大阪府や地元企業などに要請した。

定期検査中の原発4基の再稼働のめどが立たず、さらに舞鶴火力発電所(90万キロワット分)が5月末の大雨で停止したままで、「再開時期はわからない」(関電)状況だ。

   八木誠・関電社長は、「(節電が)確実に実施されないと大規模停電も起こり得る」と、危機感をあらわにした。

   これに対して、橋下知事は関電に「15%の根拠」を示すよう強く求めている。そもそも橋下知事は関西エリアでも節電の必要性はあると認め、「5~10%」の節電方針を打ち出し、府民にお願いしていた。

関電にもどう対応するのかを問い合わせし、八木社長への面会を求めてもいた。

   それを関電は放置。

橋下知事は「かなり怒っていた」ようで、周囲に「こちらからの問いには一切答えず、また根拠も示さずに突然15%節電しろとは、そう(電力を「人質」に恫喝している)としか思えない」と漏らしたという。

   「関電はとにかく何が何でも原子力発電をやりたくてしかたないという態度ですから、一切僕には協力したくないようです」とも明かしていた。

橋下「大阪改革」の正体
Amazonで詳しく見る

コメント(7)


• 関電の15%節電「納得できない」  関西の主要知事一斉反発
• 電気料金「月1000円」上がるのか 相次ぐ試算の根拠と現実味
• 株主相次ぎ「原発撤退」提案 厳しい総会対応迫られる電力各社
• メチャ売れ! 米からパンつくるホームベーカリー
• 節電対策に新アイデア 「ノー残業月間」「シエスタ休暇」


http://www.j-cast.com/2011/06/17098647.html?p=all




返信する
torl_001 (最近の、福島原発汚染処理関連、その他の記事(1))
2011-06-18 23:57:58

記事参照

茨城・千葉の一部で管理区域並みの汚染

tbsnewsi さんが 2011/06/14 に公開

放射性物質による土壌汚染地図を筑波大学が作成しました。

茨城県や千葉県の一部の土壌から、病院のCT検査室などの放射線管理区域並みの比較的高い放射性物質が検出されて­いたことがわかりました。

JNN Newsi TBS TBSテレビ ニュース 福島原発
ライセンス:
標準の YouTube ライセンス

http://www.youtube.com/watch?v=lVkg511-ogg



仏アレバ社の女性CEO更迭…大統領と対立?

 福島原発
 【パリ=三井美奈】フランス首相府は16日、福島第一原発事故で発生した汚染水の処理を支援している原子力大手アレバ社のアンヌ・ロベルジョン社長兼最高経営責任者(CEO)を6月末で退任させる人事を決定した。

 アレバ社は仏政府が株式の約90%を保有しており、事実上の更迭となる。

 サルコジ仏大統領や電力会社幹部との対立が取り沙汰されていた。

3月末にはサルコジ大統領と共に来日し、原発事故対応で東京電力への支援を約束した。

(2011年6月17日14時16分  読売新聞)

 CEO 最高経営責任者 仏大統領 アレバ 

 福島原発 特集

• 福島第一原発、汚染水浄化の再開時期は未定 (6月18日 22:22)
• 第二原発の再稼働、福島県知事「ありえない」 (6月18日 20:34)
• 再稼働要請、新潟県知事「福島の検証なく論外」 (6月18日 20:22)
• よろいが避難区域に…相馬野馬追の呼び物中止 (6月18日 20:18)
• 柏崎刈羽1・7号機の再稼働、東電が要請の方針 (6月18日 17:57)
• ホットスポットなぜ出現…気象と地形の複合要因 (6月18日 16:03)
• 原発に安全評価制度導入…IAEA閣僚宣言案 (6月18日 14:34)
• 自己防衛…放射線量、独自計測広がる首都圏 (6月18日 14:34)
• 汚染水の浄化処理システム、未明に一時停止 (6月18日 13:58)
• 原発再稼働、経産相が要請…「安全対策は適正」 (6月18日 13:57)
• 福島原発

関連記事・情報
Powered by popIn
• 【福島原発】汚染水浄化装置、5月稼働目指す…仏アレバ (4月20日 0:43)
• 【経済ニュース】東電社長、原発事故処理後辞任へ (4月14日 3:13)
• 【経済ニュース】米GEイメルト会長、東電の勝俣会長と会談 (4月3日 23:15)
• 【福島原発】仏原子力大手に汚染水除去技術の支援要請へ (3月31日 13:25)
• 【福島原発】汚染水除去など支援、仏アレバ社CEOが来日へ (3月30日 11:13)

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110617-OYT1T00297.htm



福島第1、汚染水浄化を停止 「再開 見通し立たず」

2011/6/18 10:41 (2011/6/18 12:03更新)
日本経済新聞 電子版

 東京電力は18日、福島第1原子力発電所の汚染水浄化装置を未明に停止したと発表した。

放射性物質のセシウムを除去する装置の放射線量が高まり、想定の1カ月後を待たずに交換基準に達したため。

水漏れなどの警報は出ていないが、東電は「再開の見通しは立っていない。1週間以内に対応する」と説明。

原子炉の冷却に処理水を再利用する「循環注水冷却」を18日にも予定していたが、先送りは避けられない。


(動画)福島第1原発の汚染水浄化装置の停止について記者会見する東京電力(18日)
http://www.nikkei.com/video/?bclid=67421386001&bctid=1002249362001


 最優先に取り組む汚染水対策が17日午後8時の処理開始から早くも滞った。米キュリオン社製のセシウム吸着装置で、1時間当たり4.7ミリシーベルトの放射線量を計測。18日午前0時54分に運転を停止した。午前3時すぎから低い濃度の汚染水を流して、点検している。

 吸着材は当初、1カ月に1度の交換を考えていた。東電は18日「放射性物質を含む汚泥が流れ込んだか、近くの配管の(放射線の)影響も考えられる」としている。ただ事故収束時期を記した工程表の遅れにはつながらないとの認識を示した。

 また海江田万里経済産業相は18日の記者会見で「しっかり安全性を確保し、安定的に回っていくようにやってほしいと東電の幹部に話した」と述べた。「試運転の時間が若干短かった」とも指摘した。

 汚染水を一時的にためる移送先は満杯になりつつある。処理が停滞すれば、6月末にも原子炉から漏れる汚染水が再び敷地や海洋へあふれ出す懸念が出ている。

 浄化装置は米社や仏アレバ社製の装置で放射性物質を取り除く。油分や塩分を除く機器もつなげ、真水に近づけてタンクにためる。1日に1200トンの汚染水を処理できる能力がある。

関連キーワード
東京電力、放射線量、アレバ
• 原発冷却、廃棄物処分には難題 (2011/6/18 0:15)
• 福島第1原発、浄化装置が本格稼働 (2011/6/17 20:15)
• 細野補佐官、東電の工程表「今の時点で納得している」 (2011/6/17 18:01)
• 東電、事故処理の中期的課題に「廃棄物処理」を追加 (2011/6/17 17:42)
• 東電の新工程表「冷温停止の時期は変更なし」 (2011/6/17 16:28)


http://www.nikkei.com/access/article/g=96958A9C93819595E3E5E2E0838DE3EAE2E4E0E2E3E39F9FE2E2E2E2;bu=BFBD9496EABAB5E6B39EBBE1A7B191B798A2E7B99091B4E0FDA6B38A82B3A0E1908BBAE690BC9699E3AB959B859F99BCA0E4F9A89C999091EAA1B6A29A968AA190A1A4A29D9FE59DE0AA9FB581EBEAE6BD8291E3E3EBA180B6858384E0A2B894838295E5AB84A0E284828493EAB0A49885A48087EB8796AAA7EABEB3EB9486E3838295E5AB84A0E284828493EAB0A49885A48087EB8796AAA7EABEB3EB9486E3838295E5AB84A0E284828493EAB0A49885A48087EB8796AAA7EABEB3EB9486E3838295E5AB84A0E284828493EAB0A49885A48087EB8796AAA7EABEB3EB9486E3838295E5AB84A0E284828493EAB0A49885A48087EB8796AAA7EABEB3EB9486E3838295E5AB84A0E284828493EAB0A49885A48087EB8796AAA7EABEB3EB9486E3838295E5AB84A0E284828493EAB0A49885A48087EB8796AAA7EABEB3EB9486E3838295E5AB84A0E284828493EAB0A49885A48087EB8796AAA7EABEB3EB9486E3919A9886FDB7A4ABB59697EF



【原発】経産相の再稼働要請に大阪府知事が猛反発(06/18 17:33)

 原発は全国に54基あり、現在、そのうちの35基が停止中です。

そのなかで、定期検査中の18基の原発の安全対策が終了したとして、海江田経済産業大臣は全国の自治体に対して再稼働に理解を求めました。

これに対して、大阪府の橋下知事は「海江田大臣は原発の周辺に住めば良い」と真っ向から反発しています。



 海江田経済産業大臣:「安全性について厳しいチェックをすでにしたところでございます。立地地域の住民の皆さん、国民の皆様方のご理解を頂きたいと」


 海江田大臣はこのように述べ、原子力発電所を持つ電力各社に指示していた緊急安全対策が終了し、定期点検中の原発の再稼働は可能だと宣言しました。

そして、原発を抱える自治体に対して再稼働への理解を求めました。

原発の再稼働のめどが立たないことから、関西電力が15%の節電を求める方針を固めるなど電力需給に影響が出始めています。


 大阪府・橋下知事:「海江田大臣はじめ、経産省の皆さんが原発の周囲に住めば良いじゃないですか、それだけ安全だ、安全だというなら。無責任ですよ」


 一方、大阪府の橋下知事は、「基準を作って安全だとごまかすのではなく、電力が足りないからリスクを負ってほしいと正面から説明すべきだ」と国の姿勢を批判しました。

また、志賀原発を抱える石川県の谷本知事も再稼働は難しいとの見解を示すなど、どこまで運転再開につながるかは流動的です。

• 【原発】経産相の再稼働要請に大阪府知事が猛反発 (06/18 17:33)
• 【原発】浄化装置が本格稼働から5時間で運転停止 (06/18 11:45)
• 【原発】静岡から仏に輸出された緑茶からセシウム (06/18 07:30)
• 【原発】汚染水浄化装置がようやく本格稼働 (06/18 07:30)
• 【原発】「東電資産聖域なく見直しを」海江田大臣 (06/17 12:50)
• 【原発】米NRC委員長 80km圏外への退避勧告継続 (06/17 11:50)
• 【原発】福島市内1000カ所の放射線量を一斉調査 (06/17 11:50)
• 【原発】本格稼働また延期 汚染水処理は綱渡り… (06/17 11:49)
• 【原発】また水漏れ試運転停止 本格稼働に遅れも (06/17 05:46)

http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210618025.html



(2)に続く。




返信する
torl_001 (最近の、福島原発汚染処理関連、その他の記事(2))
2011-06-19 00:03:16


(1)からの続き。


「対応の遅れ、日本の体制に問題」 福島原発事故でIAEA 津波への備えも不十分

2011/6/18 18:57

 【ウィーン=藤田剛】福島第1原子力発電所の事故原因を解明するために5月24日から6月2日まで訪日した国際原子力機関(IAEA)の調査団は最終報告書をまとめ、加盟各国に配布した。

報告書は「日本の複雑な体制や組織が緊急時の意思決定の遅れを招く可能性がある」と指摘し、改善を要請した。

さらに「津波に関する徹底的な防御がなされていなかった」と分析し、多重災害への備えを求めた。

 ウェイトマン調査団長が20日にウィーンで開幕するIAEAの「原子力安全に関する閣僚会議」で最終報告書の内容を説明。

報告書に記載された事故原因や教訓を基に、原発の安全強化策について協議する。

 報告書は日本政府や東電の複雑な意思決定プロセスを問題視するとともに、改めて原子力規制当局の独立性確保を求めた。

一方、現場の作業員や職員は「献身的で想定外の状況において効果的に対応した」と評価した。

 報告書によると、福島第1原発では2002年以降、津波への防御策が追加的に実施されたものの、津波の危険を過小評価。

さらに「日本の規制当局は追加的な防御策(の有効性)を検証しなかった」という。

 事故の教訓として「原発はめったにない複合的な事件に耐えられるように設計したり、立地を選ぶべき」と強調。

福島第1原発の場合、津波による電源喪失に備え、移動式電源などを用意しておくべきだったと指摘した。

 報告書の要旨は6月1日にウェイトマン調査団長が日本政府に提出し、公表済み。最終報告書は資料などが添付され、160ページに達した。

関連キーワード

IAEA、ウィーン、最終報告書、東電

• 原発の安全へ「地域連合」 IAEAが枠組み案 (2011/6/18 12:20)
• IAEA、事故後の活動説明 一部加盟国から不満 (2011/6/8 19:55)
• 保安院独立を明記 政府、IAEAに報告 (2011/6/8 4:00)
• 福島原発事故でIAEA報告、津波被害を過小評価-「規制当局、独立を」 (2011/6/1 15:30)
• 政府とIAEA、事故対応で会合 6月1日に結果公表 (2011/5/25 10:55)
• IAEA調査団、「原発情報収集し教訓を引き出す」 (2011/5/24 19:30)

http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819481E3EAE2E3EB8DE3EAE2E4E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2



健康調査は浪江など3町村を先行 原発事故、内部被ばくも

 福島県が全県民を対象に行う健康調査について話し合う検討委員会=18日午後、福島市

 福島第1原発事故を受けて福島県が全県民を対象に行う健康調査で、専門家による検討委員会は18日、浪江町、川俣町、飯舘村の住民計約2万8千人を対象に、事故以降の行動記録や食事内容などを基に被ばく線量を推計する先行調査を6月末から始めることを決めた。

うち100人程度を抽出し、内部被ばくの調査も実施する。

 先行調査で3町村を対象とした理由について、検討委は「被ばくのリスクがほかの地域に比べて高いため」としている。

内部被ばく調査では子どもや母親のほか、農業や建設業など屋外作業が多い人も選ぶ。

2011/06/18 20:18   【共同通信】

http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011061801000691.html



仏で静岡産茶葉からセシウム 県は確認急ぐ

< 2011年6月18日 21:23 >

 フランス政府は、空輸された静岡県産の茶葉から、規制値を超える一キログラム当たり1038ベクレルの放射性セシウムを検出したと公表した。

これを受け、静岡県は、経済産業部の職員が事実確認のため、国や関係機関と連絡を取るなどして対応に追われている。

 川勝平太県知事「シンガポールの例がある。静岡県産(小松菜)と言われたが違った。

いずれにしても、飲用茶になれば(準用値)200ベクレルは超えないだろう」

 県は、事実確認と流通ルートの特定などを急いでいる。

【関連記事】
2011.06.14 21:59
静岡市5工場の製茶 規制値超す放射性物質
2011.06.10 17:20
約100工場の製茶で、検査を開始 静岡市
2011.06.10 02:27
静岡市の一部の製茶から規制値超のセシウム
2011.06.02 21:14
政府、関東地方4県に茶葉の出荷制限指示
2011.06.01 20:39
「荒茶」でも放射性物質検査を実施へ

http://www.news24.jp/articles/2011/06/18/07184775.html



【放射能漏れ】 課題山積 危うい「生命線」 福島第1原発、高まる外部流出の懸念

2011.6.18 21:27 (1/2ページ)

クリックして拡大する
福島第1原発=18日午前11時25分(東京電力のライブカメラから)

 東京電力福島第1原発の事故収束に向けた「生命線」としての意味を持ち、本格稼働を始めたばかりの汚染水浄化システムの停止。

浄化した水を原子炉へ戻して冷やす「循環注水冷却」を目前にしてのつまずきにも、東電は「数日中には再開できる」と自信をみせる。

しかし、装置はトラブル続きで、増え続ける汚染水が海など外部へ流出する危険が刻々と迫る。(原子力取材班)

 ■想定外

 「大きな一歩。本当に良かった」

 17日夜に行われた新工程表の公表会見。

システム本格稼働を東電から伝えられ、政府・東電統合対策室事務局長、細野豪志首相補佐官は安堵(あんど)の表情だった。

 だが、そのわずか数時間後にシステムは停止。

東電は「トラブルではない」とはいうが、「想定外の事態」だったことは認める。

 原子炉建屋やタービン建屋の地下などにたまった汚染水の総量はすでに約11万トン。

原子炉冷却のための注水はそのほとんどが漏れ出し、毎日約500トンずつ増え続ける汚染水の移送先は満杯寸前だ。

梅雨で汚染水の増加ペースが加速する可能性もある。

 ■トラブル

 「循環注水冷却」の中核を構成する汚染水浄化システムは、米キュリオン社、仏アレバ社の装置などからなる。

 建屋にたまる汚染水をポンプで吸い出し、油分などの不純物を取り除いたうえで、ゼオライトという鉱物で放射性セシウムを除去。

特殊な薬品で放射性物質を沈殿させた後、塩分を取り除いて淡水化する。

 試運転では、放射性物質の濃度を10万分の1まで下げることができたが、トラブルが相次いだ。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110618/dst11061821280025-n1.htm



【放射能漏れ】 課題山積 危うい「生命線」 福島第1原発、高まる外部流出の懸念

2011.6.18 21:27 (2/2ページ)

クリックして拡大する
福島第1原発=18日午前11時25分(東京電力のライブカメラから)

 10日には配管の接続部から漏水し、ポンプ制御のプログラムに設定ミスまで見つかった。

本格運転を控えた16日夜にも再び装置内部の漏水が判明した。

 九州大の工藤和彦特任教授(原子力工学)は「汚染水処理は最優先だが、工程表に合わせて運転しようという意識があったのではないか。本格運転に入って思いがけないことが起こるのは困る」と指摘。

技術評論家の桜井淳(きよし)氏も「2社の装置を組み合わせた実績はなく、今後もトラブルは頻繁にあるだろう」と厳しい見方を示す。

 ■課題

 システムには約440基のタンクなどが配置され、原子炉など全体を含めると約4キロに及ぶ配管が入り組むことになる。そのため制御は困難を極めることになりそうだ。

 すでに高濃度汚染水を流していることから、不具合が見つかっても復旧に時間がかかることが予想される。

東電も「状況によっては、システムに淡水を入れて放射能を洗い流さないと修理できない」と認める。

 また、汚染水には、津波による海水や原子炉へ注入した海水も混じり、一部高濃度となった塩分が配管などを腐食させたり、正常な動作を妨げる懸念もある。

汚染水浄化に伴って発生すると見込まれる約2千立方メートルの高濃度放射能を含む汚泥の処理方法も決まっておらず、課題は山積だ。

 桜井氏は「大きな余震に耐えられるか心配。配管破断などが起きれば、施設内に大量の汚染水が出る」と指摘。「工程表を実現する生命線」(東電)は、つねに“切断”の危機を内包している状況だ。

関連ニュース
• 【放射能漏れ】福島の全県民健康調査 放射線量高い浪江、飯舘などで先行
• 【放射能漏れ】福島第1、汚染水浄化システム停止 運転再開見通し立たず 
• 【放射能漏れ】「相馬野馬追」主要行事の中止決定 
• 【放射能漏れ】事故調の畑村委員長らが福島第1原発を視察 「非常にショッキング… 
• 【放射能漏れ】放射線管理・医療体制を強化 きょうにも循環注水冷却開始 浄化シ…

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110618/dst11061821280025-n2.htm



(3)に続く。




返信する
torl_001 (最近の、福島原発汚染処理関連、その他の記事(3))
2011-06-19 00:04:44


(2)からの続き。


原発:海江田経産相「再稼働を」 立地道県知事、批判噴出

記者会見で質問に答える佐藤雄平知事=福島県庁で2011年6月18日午後1時半、種市房子撮影

 海江田万里経済産業相が18日、原発再稼働の要請方針を示したことに対し、毎日新聞が原発立地道県の知事に姿勢を尋ねたところ、「適切」とした安全対策への疑問の声が噴出、現時点での受け入れを表明する知事はいなかった。

原発の運転に関して知事に法的権限は無いが、電力会社と道県などの協定も有り、知事の同意無しの再稼働は困難とみられる。

経産相は近く関西と九州を訪問する方針だが、慎重姿勢を見せる知事の説得など、各地で紛糾するのは必至の情勢だ。

 取材に応じなかった福井県知事と連絡が付かなかった茨城、鹿児島両県知事を除く10道県知事が取材に応じた。

現在、国内の商業用原発54基のうち37基が停止中。

運転中のうち5基前後が8月末までに定期検査に入る予定で電力需給の逼迫(ひっぱく)が懸念されている。

海江田経産相は同日の会見で、シビアアクシデント(過酷事故)対策に関し、適切との評価結果を公表した。

 適切と判断した根拠の説明を求める知事は多く、溝口善兵衛島根県知事は「国が指示し、電力会社が実施する安全対策で十分かチェックする必要がある」と国の方針をうのみにできないとの姿勢を堅持。

新潟県の泉田裕彦知事は「安全性について論評に値する内容が無い」とコメント。

「本県の技術委員会の質問に国は回答していない」と不快感も示した。

 原発事故の現場となった福島県の佐藤雄平知事は「再稼働はあり得ない」と従来通り断言。菅直人首相判断で運転停止となった静岡県の浜岡原発は、今回の経産相方針でも対象外とみられ、川勝平太知事は「再開のさの字も出る状況ではない」と現状を語った。

 浜岡原発と他の原発との違いについて説明を求める知事も複数いた。

福井県は、県幹部が「原発の高経年化対策や、浜岡原発のみに停止を命じた判断根拠などが示されなければ、定期検査中の原発の再稼働は了解できない」と慎重な姿勢を示した。

 原発の建設や運転の許認可権は国にあるが、道県と市町村、電力会社は安全協定を結び、施設増設などは地元の了解を取る▽自治体の安全措置要求の受け入れ--などを約束している。

経産相の発言を巡っては橋下徹大阪府知事も「時期尚早。経産相や経産省のみなさんが原発周辺に住めばよい」と話している。【まとめ・石川淳一、柳澤一男、関東晋慈】


 ■道県知事のコメント

◇北海道 高橋はるみ知事
過酷事故対策が適切と評価した根拠も含め、国は責任ある説明が必要。説明を踏まえ対応を検討したい

◇青森県 三村申吾知事
県原子力安全対策検証委員会での検証結果、県議会での議論などを踏まえ、慎重に、かつ厳しく対処していく

◇宮城県 村井嘉浩知事
一定の理解は示すが、不安の声があるのも事実で安全対策を万全にしてほしい。女川原発にはコメントできない

◇福島県 佐藤雄平知事
原発が立地している県の知事は安全確認の証左がなければと言っている。(福島第2原発の)再稼働はあり得ない

◇新潟県 泉田裕彦知事
本県の技術委員会の質問に国は回答していない。原発の安全性について論評に値する内容を何も含んでいない

◇石川県 谷本正憲知事
経産相の判断は一つの考え方だが、浜岡原発と他の原発の違いを十分説明していただかないと判断は難しい

◇静岡県 川勝平太知事
(浜岡原発が含まれないのは)当然だ。完全な対策だと確認できない限り、再開のさの字も出る状況ではない

◇島根県 溝口善兵衛知事
国の指示内容が、福島原発事故の原因を踏まえた安全対策として十分かチェックしていく必要がある

◇愛媛県 中村時広知事
再稼働の必要性に理解を求めたのだろうが詳細は分からない。伊方原発の稼働は白紙であることに変わりはない

◇佐賀県 古川康知事
再起動への国の意思が明確に示されたと受け止める。玄海原発の再起動は、県議会での議論も踏まえ判断したい

毎日新聞 2011年6月18日 21時28分(最終更新 6月18日 23時03分)

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110619k0000m010074000c.html



処分方法に苦慮 放射性物質含む焼却灰や汚泥

保管していた車庫がいっぱいになり、施設の地下通路に移される焼却灰(15日、長野市の千曲川流域下水道上流処理区終末処理場で)

 東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で、県内の下水処理施設などで焼却灰や汚泥から放射性セシウムが相次いで検出され、各施設では処分方法に苦慮している。

国は16日、汚泥に含まれるセシウムが一定の基準以下であれば埋め立ててもよいと各都県に通知したが、受け入れ可能な埋め立て処分場の確保や処理費用の負担の問題は残ったままだ。

 5月2日に焼却灰から1キロ当たり1740ベクレルの放射性セシウムが検出された「千曲川流域下水道上流処理区終末処理場」(長野市真島町川合)。

焼却灰は新潟県のセメント業者に料金を払って引き取ってもらっていたが、検出されて以降、灰は施設内で保管している。

 焼却灰は、下水を浄化槽にためて、沈殿した汚泥を焼却した後に残る。下水1立方メートルから25グラムの灰が出るが、処理の過程で放射性物質も濃縮される。

 これまでは週1回、業者が回収していたため、同処理場に保管用の施設はない。当面330キロ入りの袋に詰め、野ざらしにならないよう車庫や配管のある地下に置いている。

1日に5袋のペースで増え続け、すでに134袋がたまっている。

 県の4か所の下水処理施設のうち、「千曲川流域下水道上流処理区終末処理場」と「同下流処理区終末処理場」(長野市赤沼)、「諏訪湖流域下水道豊田終末処理場」(諏訪市豊田)から放射性セシウムを検出。このほか、市町村の下水処理場は101か所あり、放射性物質検出が相次いでいる。

 国は、汚泥1キロ当たり8000ベクレル以下であれば、防水対策をした管理型処分場に埋め立てできると基準を示した。県が把握している県内の同処分場は、民間業者が運営する5か所。

 県生活排水課は「処分場が受け入れてくれるかどうかもまだ分からない」と頭を抱え、早急に受け入れ可能な施設を調べる。ただ、「当面は下水処理場で保管せざるを得ない」(横浜寿一・生活排水課長)とし、埋め立て処分地の確保が遅れれば、新たな保管用倉庫の建設なども必要になる。

 国の基準では、汚泥を埋め立てた場所は住宅地に利用できない。

県内の管理型処分場の男性経営者は「跡地利用が出来ないなら受け入れることはできない。数値基準もあいまいすぎる」と話す。

 県は5月24日、国に対し処理方法の明示や処分費用の負担を求める要望をしたが、費用負担については明確にされていない。

県千曲川流域下水道建設事務所の小池則之建設課長は「処理費用が国や東京電力から出なければ、水道使用料にはね返ってくる」と心配する。

 阿部知事は17日の記者会見で「放射性物質の問題はすべて国が対応するべき。国は問題が起こってから動くので遅い」と批判した。

(2011年6月18日  読売新聞)

関連記事・情報
Powered by popIn
• 【埼玉】下水処理汚泥  県営5か所 再利用不可 (6月18日)
• 【福島原発】汚泥の扱いに基準…10万ベクレル超は遮蔽保管 (6月16日 23:49)
• 【サプライズ47】【茨城】下水処理場の汚泥・焼却灰、再利用断念 (6月10日)
• 【サプライズ47】【群馬】汚泥から相次ぎ検出、再利用困難に (6月4日)
• 【金融ニュース】長野県、国に処理費用求める…汚泥焼却灰でセシウム検出 (5月25日)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20110617-OYT8T01267.htm





返信する
torl_001 (菅首相は「原子力も推進派?」~意思決定プロセスの、初期段階での状態の透明化は重要。)
2011-06-19 23:51:26

菅首相は少し前に「自然エネに注力する」と述べたばかりだが、それならば、その分野だけに資金集中投入すべきだ。

原子力は「万が一の場合、コントロールが不可能」なので、今後は、徐々に減らして行く事。

送電分野の分離に付いては、「場合によっては「関電工」等の会社にすべてを任せる事も考慮すべき。


将来的には電力会社(電気を売る商売)は、必要ない方向に向かうと言う事になる。

全ての企業、全ての自宅が、自前で発電するようになれば、「電力会社は必要は無い」と言う事だ。

但し、送電ネットワークを維持管理する企業は必要だ。

将来的には東京電力ではなく、電力会社を統合し、「日本送電」と言う企業にすべきであろう。



記事参照

首相、安全確認し原発再稼働 「停止は影響大」

 「オープン対話」で、映像でつながれた各地の人々に手を振る菅首相=19日午後、首相官邸

 菅直人首相は19日、自然エネルギーに関する国民との「オープン対話」を官邸で開き、電力不足を回避するため、定期検査などで停止中の原発について再稼働を急ぐ考えを示した。

「全ての原子炉を止めれば経済に対する影響があまりにも大きい。安全性が確認されたものは稼働していく」と強調した。

 福島第1原発事故を機に、既存の電力会社が発電から送電、小売りまで独占的に担う電力事業の在り方を見直す考えも表明。

「巨大な発電をしている自分の会社に有利になるような送電の使い方は改めなければならない」と述べた。

ただ退陣とも絡み、発送電分離については実現の見通しがあるわけではない。

2011/06/19 19:41   【共同通信】

http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011061901000562.html



*「オープン対話」であるのならば、「地上波のNHK」で放送すべきではなかろうか?。

ほとんどの日本人は、この「オープン対話」の中身、何が話し合われたのか?周知していない。


又、疑問に思ったが、「ソフィアバンクの原子力推進派の女性」が進行役兼・「原子力推進の為の解説者」のような事になっていたのではなかろうか?。

原子力推進一辺倒で「反論は全く出無かったのでは?」。

「反論が無い状態での、国家としてのプロセス推進・意思決定」は、「誤った結果」になる事が多い。

都合の悪い事が、その場での話し合いに「出てこないからだ」。

正しい決定のしかたは、それぞれの立場の人間を配置し、討論させ、その状態で決定して行くべきである。

最初の意思決定段階で「楽をすれば」、その後、「何十倍もの困難な問題が発生する覚悟が必要だ」と言う事は言える。



同義記事

原発の早期再稼働要請、首相が経産相判断を支持

2011年6月19日21時16分

 菅直人首相は19日、海江田万里経済産業相が定期点検で停止中の原発の早期再開を求めたことについて「私も(考え方は)まったく同じ。

きちんと安全性が確認されたものは、稼働していく」と述べ、海江田氏の判断を支持した。自然エネルギーに関するインターネット番組で視聴者の質問に答えた。

 首相は、東海地震の想定震源域にある中部電力浜岡原発について「例外的な事情がある」と指摘。

そのうえで他の原発について「従来よりもより厳しい観点で安全性を確認し、再稼働を認めていく。

全ての原子炉を止めることは、あまりにも経済への影響が大きい」と強調した。

関連トピックス
• 菅直人
• 原子力発電所

http://www.asahi.com/politics/update/0619/TKY201106190258.html



関連記事

福島第1原発:浪江の老夫婦「誇った原発 怒りどこに」

愛犬を連れて漁港を歩く長瀬さん夫妻。「浪江では元気よくやっていたんだけどね」と昭昌さん(手前右)がつぶやいた=静岡県西伊豆町で、尾籠章裕撮影 

 白い犬を連れた老夫婦は海を見つめていた。「もう帰れないんだろうな」。伊豆半島の漁港で遠い故郷を思った。

長瀬昭昌さん(72)、妙子さん(68)夫妻は東京電力福島第1原発の事故で、福島県浪江町の自宅を追われた。

 娘婿の実家がある静岡県西伊豆町の空き家で避難生活を始めたのは4月。かつてカツオの遠洋漁業で栄えた古い漁師町で、道ですれ違う人はみな声をかけてくれる。仮住まいの食卓にも、しばしばおすそ分けが並ぶ。高齢化が進む町は時がゆっくり流れていた。

 昼間は2人でテレビの前に座り、原発や福島の様子を伝えるニュースを見つめるのが日課になった。妙子さんは「結婚以来、こんなに長く一緒に居るのは初めてね」と笑う。各地に離散した近所の人たちとは携帯電話で連絡を取り合っているが、最近は、電話の本数も減ってきた。

 かたくなに信じてきた原発との「共存共栄」とは何だったのか。昭昌さんは考える。

 3月11日。自宅は第1原発からわずか10キロ弱にあった。避難所で夜を明かし、翌朝、愛犬を乗せ、内陸に向け車で出発。大渋滞に巻き込まれる中で「ドーン」というごう音を聞いた。第1原発の爆発音だった。

 親類宅に身を寄せようと、一般道で東京を目指す。13日夜、首都高速に入ると、電灯やネオンで輝く高層ビル街が目に入ってきた。昭昌さんは「これが同じニッポンなのか」と思った。

 昭昌さんは翌朝、避難時に痛めた肩や高血圧を診てもらいに都内の病院に行った。だが保険証を持ち出せなかったため、窓口で全額を請求された。「被災者は保険証がなくてもいいはずだ」「そんなことは聞いていない。身元を証明できる人を呼んでください」

 汚れたジャンパーにサンダル履きの姿で、事務職員と口論する昭昌さんを患者は遠巻きに見守った。「ホームレスと間違われたのかな」。病院を出たのは夜7時だった。

 親類宅にいつまでも世話にはなれず、3月末に東京を離れ、西伊豆へ向かった。

 ◇遠い故郷「もう帰れない」

 66年、第1原発の建設のため、ゼネコンの社員として浪江町に来た。当時は名もなき町。夜、木造駅舎だったJR浪江駅に初めて降り立った妙子さんは泣いた。駅周辺は商店もまばらで、街灯もない。幼い2人の子どもを抱え、不安になった。

 だが、浪江は急速に発展。原発や関連企業に勤める人たちが居を構え、総合病院やスポーツ施設、大型ショッピングセンターもできた。「東電さんと結婚できれば玉のこし。パートに出なくてすむ」。地元では、そんなささやきさえも聞かれた。

 昭昌さんは第1原発に続き、第2原発の建設にも携わり、定年まで勤務する。赴任時は「主任」だった肩書は、いつしか「電力部長」となり、現地の統括責任者になっていた。夫婦共に島根県出身だが、家も墓も浪江に買った。町外出身では、異例の区長になった。定年後は第1原発の関係者でつくる「後夢(あとむ)会」のOB会などの活動で多忙な日々を送っていた。

 被災前、第1原発では7、8号機の増設計画が進んでいた。推進派議員が集会を開くときには、地元住民を動員し、昭昌さんも「町のために増設を実現させよう」と訴えた。「東電の信奉者」は原発の安全性を信じて疑わず、日本のエネルギーを支える原発を造った経験は誇りだった。

 原発周辺に身を寄せ合うように住んでいた2男1女の家族は事故後、神奈川、埼玉など5県に散った。次男と長女の夫は原発関連企業に勤め、長男の子は今春、あこがれだった東電に入社した。

 「東電さんとは親戚のようなもの。怒りのぶつけどころがなくてね」。薄曇りの港で、昭昌さんは後夢会の白い記念帽を目深にかぶっていた。【竹内良和】

毎日新聞 2011年6月15日 20時49分(最終更新 6月16日 15時00分)

• 福島第1原発:事故調査委が17日に現地視察
• 福島第1原発:飯舘村唯一の書店が涙の閉店…「必ず戻る」
• 福島第1原発:汚染水の除染装置試運転開始
• 原発作業員が喫煙:50代男性が作業中マスク外し
• 福島第1原発:安全弁検査ミスで保安院が「遺憾」


http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110616k0000m040093000c.html



結局の所、原子力発電での核分裂で生じる放射線の悪影響は、広範囲で深刻な状態に変化させる。

土壌は放射能まみれになり、表面土壌の入れ替え等で見かけ的に低線量化させている。

汚染している土はやはり汚染土であり、放射線の年平均値にならなければ、放射能汚染地帯と言う事だ。

電力が少ないからと言って、菅首相も、海江田大臣と同感?と言う事で「安全宣言」。


日本各地の原子力発電所を稼働させるのであれば「福島原発のような爆発・放射能拡散する危険が伴うが、発電量が少ないので稼働させます」と述べるべきだ。


原子力は「安全」ではないのである。






返信する
torl_001 (各電力会社の株主総会~今月29日(1))
2011-06-20 06:58:23

記事参照

脱原発:一部株主、電力6社総会で提案

 東京電力など電力6社の株主総会で、一部の株主から原発事業からの撤退などの提案が上がっている。

提案は否決される公算が大きいものの、東京電力福島第1原発の事故のほか、イタリアの国民投票で反原発に9割以上の支持が集まるなど、原発への関心は高まっている。

「脱原発」の提案にどこまで株主の賛同が集まるかが注目される。

 電力10社の株主総会は28、29日のいずれかに開催。原発を持たない沖縄電力を除く9社のうち、東北、東京、中部、関西、中国、九州の電力6社で、一部の株主が「地元に負担を押しつける原発からは即時撤退すべきだ」(東電株主)などと訴え、原発撤退や新増設の見直しを定款に盛り込むように提案している。

 各社はすでに取締役会で「電力の安定供給と地球温暖化対策のために必要不可欠」(中部電)、「安全確保に万全を期していく」(中国電)との意見をまとめ、株主に公表している。

過去にも、電力会社の株主が原発への反対を表明することはあったが、賛同は広がらなかった。今年は事故の影響で関心は高く、「脱原発」の議案についても、「例年以上の賛同を得るのではないか」とみる関係者も少なくない。【立山清也】

毎日新聞 2011年6月18日 東京朝刊

• 原発:停止拡大 電力9社、負担2兆円増 7社、供給余力不足
• 電力6社:「脱原発」提案続々…株主総会

http://mainichi.jp/select/biz/news/20110618ddm008040068000c.html


北海道電力株主総会
http://www.hepco.co.jp/corporate/ir/ir.html



【放射能漏れ】 原発廃止を総会で提案 東北電の株主232人

2011.6.13 22:24

 東北電力は13日、今月29日開催の株主総会の招集通知を開示し、株主232人が原子力発電事業からの撤退などを求める株主提案をしたことを明らかにした。

 株主提案は、原発事業撤退のほか、日本原燃の核燃料再処理事業への投資の中止、取締役の賞与廃止の計3議案。

株主総会の招集通知によると、同社取締役会は3つの議案に反対意見を表明している。

関連ニュース
• 【放射能漏れ】「原発廃止を」87% スイス紙世論調査 09年「必要」73%か…

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110613/biz11061322260031-n1.htm



東北電力株主総会
http://www.tohoku-epco.co.jp/ir/stock/g_metting.html



東電、株主402人が原子力発電事業の撤退提案 28日に株主総会

2011/6/10 10:40

 東京電力(9501)は10日、28日に都内で開催する定時株主総会の招集通知を株主に発送し、ホームページ上でも公開した。

株主402人による提案として、原子力発電事業からの撤退を定款に盛り込むよう求める議案が含まれている。

取締役会の意見は「本議案に反対」で、理由には「業務執行に関する事項については取締役会の決定に委ねることを基本としている」点をあげた。

 そのうえで東電は「持てる力のすべてを注ぎ込み、早期にみなさまのご不安を取り除けるよう努力してまいる所存」との認識を強調。原発事業は「事故の調査結果や国のエネルギー政策全体の議論、さらには地域のみなさまのご意見も踏まえ検討してまいりたい」との見解を明らかにした。〔日経QUICKニュース〕

http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381949EE3E2E2E4808DE3E2E2E4E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2



東京電力株主総会
http://www.tepco.co.jp/ir/soukai/soukai-j.html




同義記事

株主400人が原発撤退を提案=28日に株主総会-東電(2011/06/10-12:24)
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2011061000376&j4

東電に原発撤退を要求 株主402人が総会に提案
2011.6.10 13:18
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110610/biz11061013210016-n1.htm

東電株主402人、原発撤退を提案 取締役会は反対表明
2011年6月10日13時35分
http://www.asahi.com/business/update/0610/TKY201106100302.html


関連記事

東電:大口需要家情報1000件報告ミス…エネ庁修正要求

 経済産業省資源エネルギー庁は3日、東京電力からの大口需要家(契約電力500キロワット以上)に関する報告に約1000件の誤りがあったとして、正確な報告を6日午後5時までに提出するよう東電に求めた。

政府は東電の顧客情報を基に、7月以降の電力使用制限令など節電計画を立ててきた。

今回の誤りは計画に大きな影響を及ぼすほどではないというが、一部企業などが混乱を招く結果になったという。

 東電管内の大口需要家は大企業など約1万5000件。

最大電力使用を昨年夏比で15%削減する電力使用制限令の対象になるため、政府は6月1日から、個別に説明を始めていた。

使用制限の緩和や適用除外になることもあるが、政府から説明を受けた需要家側から、電力の使用上限などが誤っているなどの指摘が寄せられた。【野原大輔、和田憲二】

毎日新聞 2011年6月3日 23時50分

• 株主総会:6月29日に4割集中、東電は28日…東証調べ
• 福島第1原発:損害の中小企業は250万円 東電仮払金
• 東電:「投資不適格」…S&Pが格付け5段階引き下げ
• 福島第1原発:東電社員2人、250ミリシーベルト超えか
• 福島第1原発:東電社長、地震当日は夫人同伴で奈良観光

http://mainichi.jp/select/biz/news/20110604k0000m020118000c.html



東電の役員再任に反対、脱原発賛成 株主助言機関が決定

2011年6月18日4時32分

 株主総会での議案の賛否を投資家にアドバイスする国内の大手助言機関が17日、東京電力の28日の株主総会で、脱原発を訴える株主提案に賛成し、東電提案の役員選任議案には反対する助言案をまとめた。

東電福島第一原発事故を受け、原発を持つことのリスクを重くみた。

 助言案をまとめたのは、民間の日本プロクシーガバナンス研究所(JPG)。機関投資家や個人投資家に助言する。

株主提案は、古い原発から順に停止・廃炉、原発の新・増設は行わない、の2点を定款に入れるよう求めた。

JPGの吉岡洋二所長は賛成を助言する理由を「原発事業は一民間会社が続けるにはリスクが大きすぎる」と話す。
 今回の株主提案の可決には、出席株主の議決権の3分の2の賛成が必要。

ハードルは高いが、そもそも電力会社の総会で会社の方針に反する助言が出ること自体、異例だ。

• 東電株主402人、原発撤退を提案 取締役会は反対表明(6/10)
• 東電の資産査定、専門家ら30人規模 仙谷氏とりまとめ(6/8)
• 「東電経営・財務調査委」委員長に弁護士の下河辺氏(5/24)
• 東電社長に西沢常務昇格 勝俣会長は留任(5/20)

http://www.asahi.com/business/update/0617/TKY201106170651.html




放射線分布図

NEVER 全国放射線量情報
http://www.naver.jp/radiation

福島原発周辺放射線量マップ
http://www.naver.jp/radiation?type=fukushima


放射性物質拡散予測

保安院ホームページ
http://www.nisa.meti.go.jp/earthquake/speedi/speedi_index.html


Twitter 福島原発
http://www.google.co.jp/search?client=safari&rls=en&q=福島原発&oe=UTF-8&redir_esc=&um=1&ie=UTF-8&tbo=u&tbm=mbl&source=og&sa=N&hl=ja&tab=wY


東京電力 福島第一原発 「ふくいちライブカメラ」
http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/index-j.html




(2)に続く。





返信する
torl_001 (各電力会社の株主総会~今月29日(2))
2011-06-20 07:00:05

(1)の続き。


【浜岡原発停止】 中電、株主の理解焦点 全面停止から1カ月

2011年6月14日

 中部電力浜岡原発の全面運転停止から14日で1カ月。停止の判断、安定供給に向けた休止火力の立ち上げ、資金面での手当てと、中電には重い経営課題が次々と突きつけられている。

28日に迫った株主総会でも、浜岡原発の再開をめぐる議論が大きな焦点となるのは確実だ。

 「公的事業を営む私どもにとって、今回の要請は事実上、命令と同義。株主の皆さんには(浜岡原発が停止する)2~3年は無理をお願いするが、再開の確約を得ており、長期的には安心を得て利益につながるとご理解いただきたい」。

中電の水野明久社長は先月23日の記者会見で、株主に向けたメッセージを披露した。

 電力株は安定性や配当を重視する投資家から、長期保有の対象として人気を集めてきた。しかし3月の東日本大震災と福島第1原発事故で状況は一変。原発を保有する潜在的リスクが表面化した。

 浜岡原発停止の判断について、企業のリスク管理に詳しい名城大コンプライアンス研究センター長の郷原信郎弁護士は「短期間で重大な決定を求められる厳しい状況だったが、安定供給や将来の企業価値をトータルで考えると中電の判断は適切だった」と評価する。

 ただ原発への信頼が大きく揺らいだ状況下で、水野社長が「政府の確約を得た」という2~3年後の浜岡再開が可能なのか、投資家が厳しい目を向けているのは事実。その懸念は中電自体の経営にも直結する。

 浜岡原発の停止で火力発電を増やすため、発電コストは年間2500億円程度増える見込み。しかし中電は1株当たりの年間配当60円は継続するとともに、原発停止を理由にした電気料金の値上げはしない方針。

内部留保を吐き出して、この2~3年を乗り切る考えを示している。

 東海東京調査センターの加藤守シニアアナリストは「投資家にとって、もし浜岡再開ができなかった場合、配当にどう影響するのかが最大の関心事だろう。国のエネルギー戦略が見通せない中、一転して“読めない株”になってしまった」と話す。

 総会では93人の株主が、原発からの撤退を求める定款変更を議案として提出。これに対し、中電は取締役会の意見として「原発は安全の確保と地域の信頼を最優先に推進する」と反対を表明している。

 “脱原発”の社会的なうねりも大きい中で、今後の経営戦略をどう描いていくのか。株主との質疑では、浜岡原発再開の可否を含め、厳しいやりとりが繰り広げられることになりそうだ。

 (斉場保伸、大森準)

 【メモ】 株主総会の招集通知によると、中部電力の株主は3月末時点で34万3452人。大株主には日本マスタートラスト信託銀行や明治安田生命保険、日本生命保険などの機関投資家や自社株投資会などが名前を連ねる。

市場関係者によると「年金基金の運用を目的とした投資先にもなっている。ここ数年は個人株主が増える傾向にあった」という。

http://www.chunichi.co.jp/article/feature/denryoku/list/201106/CK2011061402000173.html


中部電力株主総会
http://www.chuden.co.jp/corporate/ir/ir_sokai/index.html



関西電力:原発撤退などを株主が提案へ 29日の総会で

 関西電力が29日に大阪市内で開催予定の定時株主総会に、株主124人が原子力発電からの撤退を求める議案を提出した。

別の株主36人も建設から30年以上たつ高経年化炉の廃炉を念頭に自然エネルギーへの転換を求める議案を提出した。関電が株主招集通知で明らかにした。関電の取締役会は反対を表明している。

 原発撤退の株主提案は、東京電力福島第1原発事故で放射性物質が放出されたことを受け、「放射能の処理ができない原発はやめる」よう、定款の変更を求めた。

撤退まで役員報酬を支給しないことやプルサーマル計画の凍結など計7議案を提案している。

取締役会は「今後も、原子力を中心とした最適な電源構成を構築し、持続可能な低炭素社会の実現を目指す」として、反対している。

 一方、自然エネルギーへの転換を求める株主提案は、「原子力発電から自然エネルギー発電への転換を宣言する」よう定款変更を求含む10議案を提案。これについても、取締役会は反対している。【横山三加子】

毎日新聞 2011年6月12日 2時30分

• <関西電力>核燃料税を福井県が15%に引き上げへ 国内最高税率に
• <関西電力>「家庭も15%節電を」他社への電力融通中止
• <関西電力>企業や家庭も「15%節電」正式要請
• <関西電力>大企業などに15%節電要請へ…猛暑対策
• <関西電力>社債発行を延期 原発再稼働など不透明要因で

http://mainichi.jp/select/biz/news/20110612k0000m020123000c.html



関西電力株主総会
http://www.kepco.co.jp/ir/inform/index.html



同義記事

関電株主、原発からの撤退を 総会に提案
2011/06/12 11:14   【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011061201000236.html

関電株主124人、原発廃止提案 29日に株主総会
2011年6月12日22時28分
http://www.asahi.com/special/10005/OSK201106120016.html

【放射能漏れ】 原発からの撤退を 関電株主、総会に提案
2011.6.12 23:10
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110612/biz11061223140005-n1.htm



中国電力株主総会
http://www.energia.co.jp/ir/ir19.html

九州電力株主総会
http://www.kyuden.co.jp/ir_stock_meeting.html

沖縄電力株主総会
http://www.okiden.co.jp/ir/share/shr_meeting.html



関連記事

閑想閑話:株式会社の最高意志決定機関は株主総会… /島根
毎日新聞 2011年6月14日 地方版
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20110614ddlk32070727000c.html

株主総会が今月末にピーク 注目は東電、ソニー、みずほ
2011.6.14 22:50 (1/3ページ)
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110614/biz11061422520047-n1.htm

東電社長またトンズラか!株主総会で集中砲火“大荒れ”必至
2011.06.15
http://www.zakzak.co.jp/economy/investment/news/20110615/inv1106151536002-n1.htm

電力各社の株主総会、株主の脱原発議案に取締役会の対応は?
 2011年6月15日 09:00
http://www.japan-market.jp/news_SdjRFu0F8.html?right

株主総会本格化 問われる原発対応
2011年6月16日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2011061602000038.html

2011・株主総会/29日にピーク-原発と国内生産に焦点
掲載日 2011年06月17日
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1520110617agbi.html?news-t0617





返信する
torl_001 (電力会社の株主総会、6社の株主が総会に「脱原発」を求める議案を提出/その他の記事。)
2011-06-27 05:03:51


記事参照

株主総会は「脱原発」提案が焦点 電力各社、事故で状況一変

 東京電力など原発を持つ電力9社が28、29日に定時株主総会を開く。

このうち、6社の株主が総会に「脱原発」を求める議案を提出した。

同種の提案は毎回否決されてきた。

しかし、東京電力福島第1原発の事故で、安全性の問題に加え、事故が発生した場合の損失の大きさから収益面でも原発事業に対する不信が高まり、状況は一変。

6電力の総会でどこまで賛成票が集まるかが焦点だ。

 脱原発関連の株主提案が出されたのは東北、東京、中部、関西、中国、九州の6電力。

 株主提案では定款の一部変更を求める形で「原発の廃止」(東北)、「原発から撤退」(東京)などを要求している。

2011/06/25 17:58   【共同通信】

1. 【各地の放射線量】(6月26日)宮城と福島は横ばい 埼玉は上昇
2. 【原発問題/福島第1原発の現状】(6月26日)東電、27日にも循環注水開始 原子炉に冷却用浄化水
3. 【地震・原発/各地の放射線量】(6月26日)宮城と福島は横ばい 埼玉は上昇
4. 【平泉】長い戦いを経て、敵味方の区別なく戦乱で倒れた犠牲者の霊をいたむ「中尊寺建立供養願文」に込められた非戦と平和への願いが評価された
5. 【ニュース速報…福島第1原発事故】原発対策は国を挙げて 知事、自民党幹事長に要望


http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011062501000751.html



自民福島県連「原発を一切推進しない」 活動方針決定

2011年6月26日21時30分

 自民党福島県連は26日、同県郡山市で定期大会を開き「今後原発を一切推進しない」とする活動方針を決めた。

斎藤健治・県連幹事長は「避難された方々がふるさとに戻れるよう、原発に代わる新たな産業を育成し、本県の復興を進める」と説明。

県議らが中心となって作成した「脱原発」の執行部案が了承された。

 一部の党員は「説明不足だ」と批判。原発のある双葉郡の党員は「県も自民党も原発の恩恵を受けてきた。

我々も原発は本当に危険だと分かったが、事故が収束せず住民が避難中の段階で、大きな声でノーと言うこと自体、納得できない」と発言した。

 大会後、斎藤氏は「これまで原子力を推進してきたことは深く反省している」と話し、福島第二原発について「再稼働は今の時点ではあり得ない」との認識を示した。

関連リンク

• 脱原発方針、福島知事「尊重する」 県検討委の素案に(6/18)
• 福島県復興案「脱原発」明記 第二原発の廃炉求める(6/15)
• 福島の復興ビジョンに「脱原発」 県検討委、基本方針に(6/15)
• 特集:東日本大震災

http://www.asahi.com/national/update/0626/TKY201106260227.html


*自民福島県連「原発を一切推進しない」と、今後の方針を「決定した」ようだが、政党中央の谷垣氏などは「当面は原発動かさなければ」と述べているが、これは、「脱原発」を意味するものなのか?、そうなのか?、否か?。

「脱原発」であるのならば、国民に対してシッカリと宣言すれば、有権者の支持は今までよりも、多くなるであろう。

基本的に、「原発と関連施設は今後からは作らず」、古い原発から徐々に、自然エネルギー発電に切り替えて行く事が重要且つ必要な事だ。

「原発」を「一気に、止める、廃棄」すると、日本国内の発電が減ると言う事は誰でも分かるが、今、日本政府が行うべき事は、止めた原発分、減った電力数を補うだけの「自然エネルギー発電所の増築」を行う事が、最も必要である。

この事は、本来は国が主導的になり、進める重要プロジェクトだが、「ソフトバンクの孫氏」が、それを計画・推進しようとしている。

少し前には会社の定款にも「発電の件」を加えたようだ。

生物に害のある放射線。

「予期せぬ出来事、想定外の出来事」が発生し、放射能が漏れ出した場合、「関係者・専門家」であっても、直ちに遮断する事は無理なのである。

その間、近隣の住民は、見えない放射線の被曝に曝されてしまうと言う事だ。

この事は、「国や電力会社、場合によっては製造メーカー」が、「近隣の住民を傷つける」と言う事になり、それを「しかたがない」と言う事で、原発を設置・運用している事自体が「犯罪」と言う事にもなる。

この部分を「直ちに原発を停止出来ない」のならば、関係者と政治家は、「十分に、練りに練り上げた、対策法」を早急に仕上げなければならない。



福島2町村の15人が内部被ばく 福島の2町村

 広島、福島の放射線研究者らが福島県飯舘村と川俣町の住民計15人の尿を検査したところ、全員から放射性セシウムが検出され、内部被ばくをしたとみられることが26日、分かった。

 両町村は福島第1原発から30~40キロの距離。

調査した広島大の鎌田七男(かまだ・ななお)名誉教授(放射線生物学)は「今後、汚染された野菜などを食べなければ心配はないが、原発事故が収束しなければこの地区に住み続けるのは難しい」として、これらの地域を計画的避難区域とした政府の方針に理解を示した。

2011/06/26 22:46   【共同通信】

関連記事

• 「福島を嫌わないで」 被災高校生から手紙 甲府一高に届く 学園祭で生の声紹介へ 【山梨日日新聞】
• 経産省が佐賀で原発説明番組 出演者「納得できない」【西日本新聞】
• 那須を希望の砦に・・・住民自ら放射線量測定へ【下野新聞】
• IAEA閉幕 「核の番人」の存在感示せ【琉球新報】
• 【東日本大震災…共同通信のニュース】千年に一度の津波にも対処を 中央防災会議の中間報告【03)47トピックス - 47NEWS(よんななニュース)】
• 経産省が佐賀で原発説明番組 安全対策十分「ご理解を」【共同通信】
• 「鳴潮」【徳島新聞】【徳島新聞】
• 福島の天然水苦境 理由言わず注文途絶え…売り上げ激減【47NEWSヘッドラインニュース 全国52新聞社】
• 義援金、市町村が支給額設定 震災遺児に独自支給  【47NEWSヘッドラインニュース 全国52新聞社】
• 西田敏行さんが双葉町民慰問 福島出身「がんばっぺよ」【共同通信】
• 粘土で放射線半減 金大・田崎名誉教授が確認 【47NEWSヘッドラインニュース 全国52新聞社】
• 外国人、アユや地酒など楽しむ 大田原「風評」払拭にツアー【下野新聞】
• 9月から菜の花栽培 福島で汚染土再生へ【京都新聞】


http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011062601000778.html


*内部被曝の問題も、今後、「長期間、監視」しなければならなくなった。

原発の爆発、放射能汚染がなかったのならば、このような「面倒な事にはならなかった」のである。

本来、「危険な原発」は作るべきではなかったと言う事だ。

危険だが、小さな燃料で、核分裂の崩壊熱により超高温になるウラン。

それを燃料釜に入れ圧力蒸気を発生させ、発電機のタービンを回す。

これにより発電すると言う事だ。

一般的に考えた場合、普通の物質では、熱を加えても暫くすれば、「当然、冷えてくる」が、ウランの核分裂は全く冷えないのである。

冷えないどころか、冷却をし続けないと、ウラン燃料の「ペレット」自体も融解温度以上になれば、トロリと溶け出し、燃料釜の底に溶け落ちるのである。

それがメルト・ダウン。

その後、原子炉燃料釜に溶け落ちた燃料が「超高温状態になり、冷却水が蒸発し、無くなった場合」、燃料釜の底をも溶け出し、穴があいてしまう。

これがメルト・スルー。

その後も、高温で溶けた状態の燃料は、更に原子炉燃料釜を格納している、格納容器をも溶かし、地中の奥深くにドンドンと深く進んで行くと言う事になる。

これが一般的には「チャイナ・シンドローム」と言う事だが、重力の原則を考えた場合、仮に「地球の中心部」に溶けた重い物質が進んで行くとなったとしても、地球の中心は「重力の中心」なので、溶けた燃料はそれ以上、突き抜ける事は無い。


話は、多少、それたが、重要なのは「ウラン」はそのくらい危険な物質であり、人間が扱うべき物質ではないと言う事だ。

今後も、ウランや、ウランの核分裂により生じた、プルトニウム等の物質を人間が扱い続けると言う事になれば、いつかは、「予期せぬ出来事」、「想定外な出来事」、「フューマン・エラー」などにより、人間は地球に居る事(生存し続ける事)が不可能になる事も考慮すべきだ。

戦争になった場合での核爆弾、核ミサイルでの環境汚染は深刻なものになる。

しかし、現実的に考えた場合、原子力発電所を稼働させ続けた場合での「予期せぬ出来事」、「想定外な出来事」、「フューマン・エラー」による「地域の深刻な放射能汚染による環境破壊、産業の崩壊・その場所の空洞化」の方が、発生しやすいのではなかろうか?。


一度、「放射能汚染まみれ」になれば、復旧困難な「大変な作業」、「長時間の対応」「膨大な復旧費用・損害賠償費用」が発生してしまう。

更には、これらを対応しても、「その土地は、汚染され続け、元には戻らない」と言う事だ。


原子力関連、日本を始め、「もう、やめ時に来ている」。


新たな発電方式に切り替える「絶好の時」である。






返信する
torl_001 (東電株主総会、原発の停止・廃炉は否決~関係者らは毒饅頭を味わっているのか?。)
2011-06-29 05:43:39

原発継続、異様に高い数値だ。

完全に、「東電の工作」である。

しかし、これで終わった訳ではない。


記事参照

【経済】 原発撤退の提案否決 東電株主総会、過去最長6時間

2011年6月29日 02時04分

 東京電力の株主総会は28日午後、原発事業からの撤退を定款に盛り込むよう株主402人が提案した議案を反対多数で否決した一方、会社側が提案した取締役17人と監査役2人の選任議案は可決した。過去最多だった昨年の3倍近い9309人が参加し、原発事故への株主の関心の高さを裏付けた。所要時間は6時間9分で、1999年の3時間42分を上回り過去最長だった。

 株主提案は、定款を変更して古い原発から停止・廃炉とし、新増設をしないよう求めていた。賛成比率は全体の約8%で、昨年の総会で出された脱原発の株主提案への賛成(約5%)を上回り、個人株主を中心に脱原発に理解を示す動きが広がっていることをうかがわせた。株主提案への反対は約89%、棄権や無効が約3%で、企業などの大株主の大半は反対に回ったとみられる。

 経営責任をめぐっては、清水正孝社長と原発担当の武藤栄副社長が引責辞任。総会後の取締役会で、西沢俊夫常務の社長昇格を正式決定した。

 大半の取締役が留任したことについて、株主から「今の役員には経営を任せられない」と批判が出たのに対し、勝俣恒久会長は「しっかり(会社を)更生することで責任を取る」と強調。損害賠償に絡み「役員の報酬を全額返還すべきだ」との声も上がったが、勝俣会長は「返還はプライベートな話で審議事項ではない」と却下した。

 株主からは、今回の震災が原子力損害賠償法の定める「異常に巨大な天災」に当たり、東電は賠償を免責されるという指摘も出た。

 勝俣会長は免責の可能性があることに言及する一方、長期化する裁判を避け、被害者救済と事業継続を優先して国に支援を要請したことを説明。政府の「原子力損害賠償支援機構法案」の早期成立に期待を込めた。

(中日新聞)

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011062990020320.html



同義記事

東電株主総会 厳しい声を経営改革に生かせ(6月29日付・読売社説)
(2011年6月29日01時21分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20110628-OYT1T01270.htm

東京電力株主総会 会社側の提案は全て可決
< 2011年6月29日 2:11 >
http://www.news24.jp/articles/2011/06/29/06185395.html



九電株主総会、原発質疑かみ合わず 過去最長の3時間38分

2011/6/29 2:32

 九州電力が28日、福岡市で開いた株主総会では、経営陣が停止中の玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)などの運転再開に向けて理解を求めたが、出席した株主からは原発の安全対策への不安の声が相次いだ。出席した株主は過去最多の1287人で、所要時間も3時間38分と過去最長に。原発再開問題への関心の高さをうかがわせた。

 総会は午前10時に始まった後、粛々と進んだが、質疑応答になると一転。株主から原発の安全性などについて厳しい質問が噴出した。経営側は安全対策などを挙げて原発の重要性を繰り返し強調したが、質疑がかみ合わない場面も多かった。最後は真部利応社長が質問を打ち切る形で議案を採決した。

 総会終了後、株主からは様々な意見が聞かれた。福岡県大野城市の無職男性(62)は「会社の方向性が見えない総会。原発の必要性は実際のところ分からなかった」と困惑気味。「甚大な被害を及ぼす可能性がある原発の安全性確保を、誰にでも分かるように説明してほしい」と要望した。

 同県みやま市に実家がある名古屋市の男性(68)は「原発の推進には賛否両論ある。経営陣には地熱発電など自然エネルギーに対する考え方を踏み込んで説明してほしかった」と残念そうに話した。

 「株主の発言を途中で遮るなど、経営陣の対応に不誠実な印象を受けた」と評するのは福岡県春日市の主婦(70)。「電力不足が懸念される中、原発の廃止は現実的ではないが、再稼働にあたっては住民の不安を取り除くような丁寧な安全対策の説明が必要だ」と注文を付けた。

 初めて総会に出席した同県筑前町の女性(74)は「ヤジが飛び交い議論にならない雰囲気。経営陣の意見にもっと耳を傾けて冷静に話し合うべきだった」と振り返った。

関連キーワード
九州電力、株主総会、真部利応

http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819891E0EAE2E0E78DE0EAE2E4E0E2E3E393918BE2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E5E2




返信する
torl_001 (東電の株主総会~来場している半数以上の株主の本音。)
2011-06-30 06:21:38
来場している、半数以上の株主は、原発を自然エネルギーに代えてもらいたいと考えていたようだ。


しかし、、、。


来場していない企業の筆頭株主様の意向により、「原子力からの撤退」については「否決されました」と東電側が述べた。


良識ある多くの個人株主の意見は「無視された」と言う事になる。

この時、多くの株主からの怒号が響いた。


「(来場している)半数以上が反対じゃないか!」、、、と。

「そうだ、そうだ!」。


「それならば、最初から言えよ(もう既に答えは決まっているのだ)」と、怒号が響く。



原子力発電が無ければ、「やって行けない」と言うのは嘘だ。

安全な「自然エネルギー発電」に、徐々に切り替えて行く必要がある。


企業や、自治体としての株主は大きな損害が発生するが、投資にはリスクが付きもの。

分散投資、可能性のある分野、企業へ投資すべき。

「安全パイ」と言う事で、「固定している投資」は、企業や団体の不正・腐敗化に向かわせる、と言う事になる。


この為に「本来、現時点で行われているべき「発電方式の自由競争」が失われ、結局は政府推奨・推進の「原子力」は福島の大惨事を引き起こしたと言う事だ。

政府の保護が付加していると、企業内部でも「安心感」が広がり、深刻な問題が発生しても、「機敏な対応も出来なくなる」と言う事だ。


国としての東電の支援は行うべきではない。

それが本来の投資国家の姿であり、より改善が進む自然淘汰した状態と言う事が言える。

厳しい言い方だが、「感情的な、しがらみ」があると、進化する事の阻害となる。



東電は、今後、中長期的に考えれば、原子力分野の比率を徐々に減らし、自然エネルギー分野に事業をシフト、その後は、電力インフラの管理会社になるべきだ。


安全な自然エネルギー発電と、スマートグリッドが世界の流れなのである。


原子力を運用すればするほど「放射能の危険」が付きまとい、今後も大量に増えて行く「高レベル放射性廃棄物」は何処に捨てるのか?。

その場所の確保、管理費用は膨大化の一途を辿っている。

事務方は「コストをカットして行くのが仕事なのでは?。


「ムリ」「ムダ」「ムラ」の排除をもう一度考え直すべきだ。

原子力はこれに「ピタリ」とマッチする。









返信する

コメントを投稿

政治・自衛隊」カテゴリの最新記事