お誕生日について

たびたびでもないとは思うのだけど、てんさんはこの世のカーテンのすべてをぱらぱらとめくりながら人間とは、幸福とは、人生とはについて考えいるわけだけど、いつも思うのはなんでカーテンなのかっていうのが一番謎かもしれないよね。

という事で１０月は誕生日でした。
９月のはじめに、なにかのサイトかSNSで外国の人が「僕の誕生日をやるから遊びに来てよ！」というみたいなものを読んで外国は自分の誕生日のイベントを自分が主催という事を知って、今まで誕生日を誰かに祝って欲しいと思っていた自分がかっこ悪い事を知り、自分の誕生日を自分プロデュースで祝うことにした。
その時ちょうど深夜の馬鹿力で「パンダちゃんかるた」や伊集院光のパンダの話を聞いて、パンダを見に行こうと思い、調べてみると和歌山県のアドベンチャーワールドにいることが判明。しかも最近生まれたばかりである。
第一候補をパンダにして友達を誘ってみると一発OK。一泊二日和歌山県の旅にGO～
旅館や料金や道のりや誰の車で行くのかを打ち合わせして予約等もすべて自分で行いました。
実際行ってみました。
当日は朝９時に集合なのに９時に起きて３０分遅れで出発。最初は友達に運転してもらい、熊野まで１００㎞を高速で乗り、そこからの２００㎞はてんさんがドライバーである。
昼食の時間となり、飯屋を探したが、結局スーパーでパンを買い、海辺で３人並んでパンを食べた。
和歌山県は太平洋なので、砂は茶色というかグレーというか、チャコールグレーで天気も良く海は深く、広かった。こういう場所では何を食べてもまずうまい。
そこのスーパーは小さな書店があり、小さな書店で本を買った。急いで買ったので良くわからない「暴力の教義」という本。旅に出て買うのは本であるべきだ。前の日本半周では銀魂全巻を買った。
後は内陸の道を通って白浜温泉に到着。翌日の朝一番でパンダをみようと思っていたら予定より早く着いたので夕方３時からパンダを見に行くこととする。
友達が７０代と６０代だったので、園内を走る無料カーを掴まえて道案内ついでにのせてもらう。
その中で一人３０代だったので、さぞかし良くわからないパーティだったろうな。
パンダかわいかった。イルカショーよかったけど、イルカ事件の島の自分としては何とも微妙な気分でもなり、サファリバスに乗り、ペンギン、白熊を見て適当にブラついて終わった。時間にして２時間だったがこのくらいが疲れなくてちょうどいい。

温泉につく。アドベンチャーワールドから１０分くらいの近場で和室で到着して夕飯、風呂、と過ごすが友達は９時には寝てしまったので私も１０時には寝た。それから友達は起きて、夜中風呂と朝ぶろに行ったが、てんさんは寝る。
前日にアドベンチャーワールドに行ったので、予定がまったく白紙になったのでそこらへんの観光地を回ることになった。三段崖から洞窟に入り、ゴールの無い遊歩道を歩いた。それから海沿いの道を走り、何もないなか海沿いのバブルの匂いのするレストランに入る。かつ丼美味しかったです。
そこは恋人岬と言われている眺めのいい所で絶景のせいか何も食べずに海だけ見るカップルがいるのだけれど、一組、パワースポットからパワーをもらうような動作をするカップルがいた。
それから走り続け、走っていたら突如橋杭岩を見つけた。道の駅で止まってしばらく海を堪能する。
そしてSAで飯をくって終わりの誕生日旅行。
皆で割り勘と決めていたら(当初はてんさんのおごりと言う予定だったがさすがに譲歩していただいた)
最後「誕生日プレゼントでおごりだよ！」と言っていただいた。

誰かと旅行は初めて行ったけど、すごく楽しかったなあ。
遠慮なく付き合える友達とはとても貴重なものだ。
子供のころ、生まれた地元の友達はたまたま同じ場所に生まれた人であって純粋に選んだ友達ではない、とかひねた中二病患っているような考えを持っていたせいか学生やめたら当時の友達は一切合わなくなったけども、ここに来てできた友達は自分が発掘した！って気持ちのせいかすごく心安らぐ友達なのである。
ただ問題は同じように年は取れないほど年上という事なんだ。
もっと遊ぼう。


それから、年齢の近い友達と会って、５０００円もする高い夕飯食べに行ってとてもおしかったり、
また違う友達が、友達の仕事の新規の契約に協力したので誕生日プレゼントが届き、すごく素敵な物をもらった事を記しておきたい。

今まで生きててこんなに楽しい誕生日はなかったぜ。
来年も旅行に行くことになっているため計画を練っている所だ